写真で稼げるようになりたい…!
カメラを使った副業って何かないかな?
一眼レフなどのカメラを趣味にしている人は、写真で稼ぐことも不可能ではありません。
僕も「雑誌の写真コンテスト」でたまに入賞するくらいにはカメラが好きで、素材サイトで写真を販売した経験もあります。
この記事では
- 写真で稼ぐための副業の種類
- カメラで稼ぐなら知っておきたいこと
- 副業を始めるときの注意点
をまとめてみました!
ちなみに僕もちょこちょこは画像素材が売れるのですが、ブログアフィリエイトほどは大きく稼げていませんね...。
中には生活できるほどに稼いでいる人もいるので、「写真副業」で食べていける可能性も全然あると思います!!
今回紹介する副業「カメラ副業」
稼ぎやすさ | (月5,000円以下が多い) |
始めやすさ | (一眼レフカメラは必要だが、誰でも始めやすい) |
すべての副業は以下の記事で紹介しています。
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この記事を書いた人
- 『ブログで5億円稼いだ方法』をダイヤモンド社より出版
- A8.net「アフィリエイターランキング」で第1位獲得
- X(@kasegu_master)60,000フォロワー
写真で稼ぐための"6つの方法"
今まで「写真で稼ぐ」ということは非常に難しく、プロでなければカメラで食べていくことはできませんでした。
というのも、以下のような方法で稼ぐしかなかったからです。
- 写真を撮り貯めて企画にし、出版社にアプローチをかける
- 特定のジャンルで有名になって広告用のオファーをもらう
- コネを作ってフリーペーパーや雑誌の写真撮影でお金を稼ぐ
どの方法も素人カメラマンには敷居の高い方法でしたが、今ではインターネットを使えば写真で稼ぐことも可能になりました。
現在、写真で稼ぐには次の6つの方法があります。
- ストックフォトサービスを使う
- 撮影依頼を引き受ける
- セミナーや写真教室で指導
- カメラ選び・使い方の相談
- 物販アフィリエイト
- 写真スタジオでアルバイト
それでは、ひとつずつ見てみましょう!
ストックフォトサービスで稼ぐ
ストックフォトサービスとは、撮影した写真を販売できるサービスのことです。
専用サイトに撮影した写真をアップロードし、誰かにダウンロードされれば、あなたに報酬が振り込まれるという仕組みになります。
代表的なストックフォトサービスには以下の2つがあります。
例えばピクスタで説明すると、サイズによって1枚500円〜5,000円ほどで販売し、販売金額の40%〜60%ほどの報酬をもらって稼いでいきます。
資産性があるけど、購入してもらうのは大変
ストックフォトサービスを使うメリットは、資産性があることです。
一度アップロードした写真は、あなたが働かなくても報酬を生み出してくれます。
ただし、デメリットとしては、既に写真素材が飽和しているため、ほとんどの写真は買ってもらえません。
また、ストックフォトサービスにアップロードした写真は、サイトの審査に通らないと掲載されません。
審査に通すには「需要のある素材」を狙い続けるしかないですね。
撮影依頼を引き受ける
撮影依頼を引き受けるのが、写真副業のなかで最も一般的な方法です。
知り合いのつてを使って依頼を受けたり、SNSで集客するのが多いですね。
実際に撮影依頼をメインに写真副業をしていた友人は、次のような依頼を受けていました。
- プロフィール写真・宣材写真の撮影
- 地元企業の商品の物撮り
- 成人式・卒業式・結婚式などのカメラマン
- イベントのカメラマン
綺麗な写真を撮ってほしいけど、プロに頼むほどお金をかけたくないなという方を探すのがコツですね。
コネがないと始められないのがデメリット
撮影依頼のメリットは、報酬が確定していることです。
1枚いくら、1回のイベントでいくらと報酬が事前に確定しているので、仕事への対価を予想しやすいです。
一方デメリットとしては、コネがないと始められないことですね。
また、知り合いからのツテの場合は、報酬が低くなりがちなので、ちょうど良い価格を提示することが重要になります。
セミナーや写真教室で指導
セミナーや写真教室で指導というと、専業のカメラマンの仕事のように思われるかもしれません。
しかし、地域の市民センターやSNSのイベントであれば、副業カメラマンでも十分仕事になります。
カメラマンとしての要素に加えて、イベンターとしての要素も加わるため、難易度は上がりますが、慣れてくれば稼ぎやすい仕事になるでしょう。
メリット・デメリット
セミナーや写真教室で指導するメリットは、知名度UPと顧客獲得につながることです。
たとえば地域の写真教室では、あなたのことを知らずに、写真の勉強をしたいという方が来ることもあるでしょう。
そうした方が、今後カメラマンに写真撮影を依頼したいと考えたときに、あなたに依頼してくれるかもしれません。
また、誰かに教えるという楽しさもありますね。
しかし、セミナーや写真教室は労働時間と報酬が割に合わない仕事でもあります。
開催時間は限られていても、会場のレンタル・事前の企画・当日準備・片付けなど、意外と労働時間が多い仕事です。
さらに地域レベルの写真教室では、参加者から高い参加料金をもらうことも難しいです。
これだけで稼ぐというよりは、知名度UPと顧客獲得のための仕事だと割り切ると良いですね。
カメラ選び・使い方の相談
カメラ選び・使い方の相談は、困っている方のお悩み相談をする仕事です。
相談者の目的・スキル・使用頻度に合わせた適切なカメラの選び方や、カメラの故障などの相談に乗ることが多いでしょう。
お悩み相談は、主にココナラというサービスを使います。
ココナラとは、自分のスキルを売り買いできるインターネットサービスです。
チャットでのやりとりだけでなく、ボイスや動画でのやりとりもできるので、まずは挑戦してみましょう!
メリット・デメリット
ココナラでお悩み相談をするメリットは、時間に縛られないことです。
相談者からの相談には、リアルタイムで答える必要はなく、スキマ時間に返答することになります。
本業の通勤時間や昼休みに副業することもできるので、時間を有効活用できます。
一方デメリットは、依頼が来るかどうか不確定なことです。
ココナラでは、登録したサービスを誰かが購入しないと報酬が発生しません。
依頼を増やすには、ココナラだけでなく、SNSを併用することも必要ですね。
物販アフィリエイト
物販アフィリエイトでは、カメラの物販ブログを運営します。
自分の使っているカメラや、付随する機材のレビュー・使い方の解説記事を書き、そこにアフィリエイトリンクを貼り、そこから誰かがカメラを購入すると報酬がもらえます。
写真撮影で稼ぐこととは違いますが、カメラを用いて稼げる仕事です。
メリット・デメリット
カメラの物販アフィリエイトのメリットは、資産性があることです。
ブログは一度記事を書くと、それがずっと稼ぎ続けてくれるので、あなたが働いていない時間でも報酬が発生する可能性があります。
しかし必ずしも報酬が発生するかはわからないことはデメリットです。
ブログは稼げるようになるまで半年〜1年ほどかかるので、長期的なスパンで取り組む必要があります。
写真スタジオでアルバイト
写真スタジオでアルバイトをすることも写真副業のひとつです。
実は写真スタジオは街のなかにたくさんあり、多くの場所でアルバイトを募集しています。
- チェーンの写真スタジオ
- 結婚式場に併設されたスタジオ
- 個人経営の写真スタジオ
- 芸能・メディア関係の写真スタジオ
- フリーランス写真家のアシスタント
一般のお客さんが利用するスタジオもあれば、芸能・メディア関係の方が使うスタジオもあり、幅広いジャンルから選べます。
メリット・デメリット
写真スタジオでアルバイトするメリットは、プロの技術を間近で学べることです。
写真のスキルはもちろん、機材の選び方や使い方、お客さんとの関わり方など、かなり多くの学びがあります。
またプロの写真家を目指す方がアルバイトをすることも多く、写真を仕事にしたい仲間ができることもメリットですね。
一方デメリットは、報酬が固定されているということです。
ほかの写真副業とは違い、写真スタジオでのアルバイトは時給制になります。
もちろん相場もふつうのアルバイトと同じくらいなので、副業でたくさん稼ぐのは難しいでしょう。
写真を売ってどれくらいの収入になるのか、プロに聞いてみた。
ストックフォトサービスは写真枚数が多ければ多いほど売れやすくなるので、100枚ほど審査に通れば稼ぎやすくはなります。
しかし、実際は審査に通ることがなかなか難しいです。
そこで、実際にストックフォトサービスで稼いでいる方々に話を聞いてみました。
私も写真コンクールで入選したことがあり、周りのカメラ好きにもPIXTAを利用している人が結構います。
そこで聞いたのは
30枚審査に受かったが、1年に数枚しか売れていない
50枚以上審査に受かったが、月の収入は5000円程度
という話でした。
ただ、中に一人だけ、月20〜30万円の収入がある人もいて、どうやって稼いでいるのかを聞いてみたところ、以下のような写真販売のノウハウが必要だそうです。
ストックフォトサービスでがっつり稼ぐためのノウハウ
ストックフォトで稼げない人の共通点は「誰でも撮れる写真」を売っているからだそうです。
実際、ほぼすべてのジャンルが既に飽和状態で、今は子どもの写真も赤ちゃんの写真もなかなか売れません。
今から稼ぐならニッチなジャンルの写真を狙うしかないそうです。
稼ぐには以下の2点を狙って撮影するのが大事とのこと。
- 季節が限られていて、さらに地域限定の写真を撮ること
- ある職業に特定した写真を撮ること
その人に詳しく聞いてみると、
知り合いをモデルとして使って
- リクルートスーツを着せて、新入社員用の素材写真を撮る
- ナース服を着て看護学校や病院の広告用の素材写真を撮る
など、「売れやすい写真」を撮って稼いでいます。
つまり、「趣味で撮った写真」ではなく、「売るために撮った写真」で稼いでいるんですね。
今は写真で稼ぐこと自体は不可能ではありませんが、「売れそうな特定のジャンル写真を撮る」方が何倍も稼ぎやすいそうです。
ただ、カメラ・写真好きの人からすると「売るために撮るのならいいや」と思う人も多いでしょう。
もし、写真で稼ぎたい!と強く考えている方は、この辺をしっかり区別して挑戦してみることが大事でしょう。
その他の副業なら以下でまとめているので、こちらもぜひ併せてお読みいただけると嬉しいです。
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おすすめの副業51選を図解してみた【副業ランキング2025】
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きぐちのプロフィール【ブログ経歴】
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カメラ副業で稼ぐためにやった方が良いこと
それでは、写真副業で稼ぐためにどんなことをすれば良いのでしょうか?
ここでは6つのやった方が良いことを紹介します!
- カメラマンとしてのSNSアカウントを作る
- 実績を作る
- ポートフォリオサイトを作る
- フォトコンテストや展示会に参加する
- 専門ジャンルを持つ
- ひたすら営業する
カメラマンとしてのSNSアカウントを作る
まずはカメラマンとしてのSNSアカウントを作りましょう!
お客さんとのコミュニケーションツールとしても、自分が撮った写真のポートフォリオとしても必須です。
おすすめはInstagram・X(旧Twitter)・Facebookですね。
できればすべて同時に始めましょう。
それはSNSによって利用者層が異なるからです。
若い男女にアクセスするならInstagram、中高齢にアクセスするならXが良いですね。
またInstagramは写真を綺麗に投稿できて、後からでも見返しやすいので、メインツールとして使ってみてください。
実績を作る
写真副業をするなら、実績が必須です。
なぜなら、お客さんはあなたが過去に撮った写真を見て「こんな写真を撮ってもらいたいな」と思って依頼してくれるからです。
実績といっても、コンテストで入賞したり、個展を開いたりする必要はありません。
SNSやポートフォリオサイトに、過去の写真を載せるだけで十分です!
ポートフォリオサイトを作る
ポートフォリオサイトとは、自分の写真をWebで展示するためのサイトです。
SNSとの使い分けとしては、厳選した写真を載せると効果的ですね。
たとえば、即時性のあるSNSでは日々撮影した写真をUPし、ストック性のあるポートフォリオサイトでは、かなり上手く撮れた写真や評判の良かった写真を載せると良いでしょう。
またポートフォリオサイトでは、ジャンル別に写真を掲載することもできるので、ポートレート・物撮り・イベント撮影など、さまざまなジャンルで分けてみましょう。
するとサイトを訪れたお客さんが、求めている写真を探しやすくなります。
フォトコンテストや展示会に参加する
フォトコンテストや展示会に参加することは、直接的に収入に結びつきませんが、長い目で見ると必要な仕事です。
同業のカメラマンやイベントスタッフとのつながりができますし、観に来たお客さんにカメラマンとして認知してもらえます。
またコンテストで入賞できれば、それが実績や知名度UPにもつながります!
専門ジャンルを持つ
カメラマンとしての専門ジャンルを持つことも重要です。
なんでも撮るカメラマンよりも、「ポートレートならすごく得意だよ!」というカメラマンの方に依頼したいですね。
専門ジャンルがあると、「〇〇の写真なら〜〜さんにお願いしよう」というイメージを作ることもできるので、安定的な顧客獲得につながります。
ただしひとつの専門ジャンルにこだわりすぎると、逆に仕事の幅を狭めてしまうので、依頼された仕事はなるべく受けておきましょう。
ひたすら営業する
副業カメラマンを始めたてのときは、ひたすら営業することが最も重要です。
まずはあなた自身の評判や実績を積み上げなくてはなりません。
知り合いのつてはもちろん、地元企業や地域のイベントなど、さまざまなところにアポイントメントを取ってみましょう!
営業はダメもとで飛び込むと、案外受注できることも多いです。
失敗することを恐れずに、数をこなしましょう!
写真副業の注意点
ここでは写真副業をするときのよくある注意点をまとめました!
初期費用はどのくらい必要?
写真副業を始めるための初期費用は、3万円くらいあれば大丈夫です。
カメラひとつあれば最低限仕事できるので、それ以外は必要に応じて増やしていきましょう。
中古の機材を購入したり、知り合いから譲ってもらったりすれば、ほかの機材も安く調達できます。
機材が足りないときは?
しかし、写真のジャンルによっては機材が足りないこともよくあります。
たとえば物撮りの場合は、ライト・レフ板・三脚・テーブル・背景などかなり多くの機材が必要です。
自分で調達するのが難しい場合は、機材レンタルを活用しましょう!
ネットでレンタルできるものもあれば、近くの写真スタジオで借りることもできます。
副業カメラマンと名乗ってはいけない?
たとえ副業でカメラマンをやっていても、お客さんの前では副業カメラマンと名乗らない方が良いです。
お客さんからしたら、「副業カメラマンに依頼して大丈夫なのかな?」と思ってしまいますよね。
副業でも専業でも、写真撮影のスキルがあって、お客さんを満足させることができるから依頼してもらえています。
余計な心配を与えないためにも、副業カメラマンと名乗らずに、カメラマンと名乗りましょう!
カメラ1本で稼ぐ方法まとめ
写真とカメラで稼ぐ副業には、さまざまな仕事があります。
ストックフォトサービスやココナラを使った仕事もあれば、地道な人脈を使って撮影依頼を受けたり、セミナーや写真教室で指導をしたりする仕事もあります。
場合によっては、写真スタジオでアルバイトをして、プロの技術を学びながら働くのも良いでしょう。
いずれにせよ、SNSやポートフォリオサイトを活用して、カメラマンとしての実績をアピールすることが重要です。
実績ができたらひたすら営業をしたり、専門ジャンルを確立させたりすることで、あなたの写真副業は安定的なものになっていきます!
まずはカメラを用意して、撮影した写真をSNSにUPすることから始めてみましょう!