Location via proxy:   
[Report a bug]   [Manage cookies]                

リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

にほんブログ村 シニア日記ブログ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリック(タップ)をお願いします

相続した農地をどうしよう?

実家の処分が終わり次は・・・

亡父から相続したのは実家の土地建物だけではありません。下記の農地が残っています。

田(3,217㎡)

畑(291㎡)

みかん畑(4,189㎡)~地目は畑

山林(8,196㎡)~大半はみかん畑

田のうち2,051㎡は農地バンクに貸し出していますが、残りは休耕地です。

実家近くの畑は母が野菜等を作付けしていましたが、3年前に老人ホームに入居してからは手つかずの状態となっています。

実家の処分が終わったので、次は農地の処分を考えていかねばなりません。

保有コストは小さいけれど・・・

実家については固定資産税の負担も大きく、管理コストもかかるので売却を急ぎましたが、農地については面積は広いものの金銭負担はそれほど大きくはありません。

固定資産税は全部合わせても17,600円です。

農地バンクからの賃貸料が年12,171円入るので、実質的には年5千円程度の負担で済んでいます。

空き家のような管理コスト(電気代等)もかかりません。

また自治体による規制や管理強化も空き家ほどではありません。

遊休農地を放置するディメリットは

では農地を放置しておくと、どのような問題が発生するのでしょうか?

遊休農地とは農地法に定められた現在そして将来的に耕作の見込みがない農地のことです。

遊休農地とはどんな土地?耕作放棄地・荒廃農地の違いや放置することによるデメリットなどを解説「イエウール土地活用」

上記サイトによれば遊休農地を放置するディメリットとして下記のことがあげられています。

〇農地の価値が下がり再利用も困難になる

農薬の散布をしなくなることで虫や雑草が蔓延り、害虫や害獣が群がったり不法投棄が行われたりなど、環境や景観の悪化に繋がってしまいます。近隣の農地に被害が及ぶおそれがでてきます。

自給率が低下する

〇固定資産税が通常の農地より高くなる

農業委員会が農業振興地域内の遊休農地の所有者に対し、機構による農地の借入れの協議を勧告したときは、農地の評価方法(正常売買価格×0.55%※)について、正常売買価格に0.55%を乗じないこととなります。これにより固定資産税が約1.8倍増加してしまいます。

9月号 -青色申告会のポータルサイト -一般社団法人 全国青色申告会総連合-

〇災害時のリスクが増える

火災の延焼を抑えたり洪水や土砂崩れをせき止めたりといった機能が損なわれてしまいます。

このうち、固定資産税については農地借入の協議があれば受け入れるつもりですので、心配はしていません。

せっかくの農地ですから長期間放置することで作物を育てることが困難な土地にしないようにするのが社会的に要請されていることと思われます。

選択肢は?

農地の処分として、とりあえず考えられるのが次の三つです。

①売却する~農地法の制約があること、買い手が限られ簡単には見つからないことが難点です。

②貸し出す~現時点では一番可能性があると思います。行政も推進しています。農地バ

ンクや農地ナビ等を活用することになります。

③寄贈する~相続土地国庫帰属制度の利用や地方自治体への寄付等が考えられますが、ハードルは高いようです。

とりあえずやることは

年が明けたら動き出そうと考えています。

とりあえずやることとして

①場所の確認と現地調査

地図上で場所を特定するのが第一歩です。農地ナビが利用できそうです。

場所が特定できればGoogle Mapsである程度は状況が分かるかもしれません。建物等の目標物がないので正確な場所を確認しにくいのが難点です。

その後は早めに現地調査をしようと思っています。

私は車がないので、弟に車を出してもらって現地に行こうと考えています。

現地の状況を確認して写真を撮っておこうと思います。

②区役所(浜松市浜名区)に相談

北行政センター(旧北区役所)の農地利用課(北部農業グループ)で耕作放棄地再生、中間管理事業を取り扱っているので、こちらに相談してみようと思います。

本来は出向いて相談すべきなのですが、妻の介護があるのでまずは電話で相談することになりそうです。

結論を急ぐ必要はないので、しっかり調べてから対応を検討したいと思います。

ステロイドの量が元通りに

ステロイドが骨を駄目にする

一昨日の大学病院は妻の膠原病内科がメインでした。

主治医は事前に採取した血液検査と尿検査の結果をみながら

「特に症状が悪化していることはないようだ。」

との見解です。

私としては白血球数や赤血球数が前回(9月)より減っているのが気になるところですが、そこはあまり気にしていないようでした。

今回から血液中のナトリウム、カリウム、カルシウムの量も検査をお願いしていました。7月に妻の血中ナトリウム量が減少して体調を崩し入院したことから、ずっと気になっていたためです。

退院後、妻は通常服用していたステロイドの量を1日4錠から5錠に増やしました。

担当医としては元に戻す時期を探っていたと思います。血中ナトリウムの量はそのための重要な指標です。

結果はカルシウムは基準値内、ナトリウムとカリウムは基準値には達しませんが、基準の最低からナトリウムは1L、カリウムは0.1L足りないだけで心配することはなさそうです。

7月の退院時の測定値が下ですが、ほぼ変わりありません。

この結果をみて担当医から

ステロイドは骨に悪影響を与えるため、できる限り減らした方がよい。今日の結果から判断して、明日からステロイドの服用量を元の1日4錠に戻したい。」

との判断が下されました。

担当医としてはステロイドが骨を弱くするため、1日も早く服用量を元に戻したいと考えていたようです。

ステロイド骨粗鬆(そしょう)症 - 東京女子医科大学 膠原病リウマチ痛風センター

上記サイトにも

ステロイド薬は骨を作る細胞の働きを弱め、骨を吸収する細胞の働きを強めて骨を弱くします。また、腸や腎臓でのカルシウムの吸収を低下させます。使用するステロイドの量が多いほど骨折の危険性は高くなり、特に背骨の骨折はその影響が顕著です。」

と書かれています。

担当医の判断は当然と言えば当然です。

早速ステロイドの量を減らした処方箋が渡されました。

何事も起こらなければよいが・・・

ステロイドの減量は体調の変化に繋がることがあり注意が必要です。

関節リウマチの薬を減らしたい方(ドラッグフリー寛解)|世田谷調布大友内科リウマチ科千歳烏山院

これまで何度もステロイドの減量(1日4錠⇒3錠)にチャレンジしてきましたが、妻が体調を崩したりして思うようにいきませんでした。

今回は従来の服用量(1日5錠⇒4錠)に戻すだけなので、担当医は大丈夫だろうと判断したようです。

とはいえ、何事も起こらないとは言い切れません。

万一、妻の痛みがひどくなればステロイドの増量(1日4錠⇒5錠)で対応することになりますが、その場合は担当医に追加分のステロイドを処方してもらわないといけません。

担当医は妻を連れていかなくても私だけが行けば処方はできると話してくれましたが(事前に電話で相談は必要ですが)、そもそも妻を置いて私だけが大学病院に行くことができません。

妻がデイサービスに行く水曜日なら可能ですが、担当医の診察日ではありません。

訪問医に処方してもらうのは可能かと聞きましたが

「訪問医ではステロイドを増やす判断はできないだろう。」

とのことでした。

ただ、手元にステロイドが14錠ほど残っていますので、妻の体調が悪化した場合には担当医に電話して増量の許可を得ることになりそうです。

それで凌いでおいて、タイミングをみて妻を大学病院に連れていくしかなさそうです。

昨日からステロイドを1日4錠に戻しましたが、妻の体調に変化が起こらないことを祈るしかありません。

今年最後の大学病院はいろいろ待たされて・・・

タクシーの時間指定は300円取られるので・・・

今日は妻を大学病院に連れていく日です。

何事もなければ、これが今年最後の大学病院となります。

これまでは診療予定時刻に合わせて、タクシーを呼んでいました。

ところが今月1日からタクシーを呼ぶ際、時間指定をすると時間指定予約料金が300円かかることになりました。

20241031.pdf

迎車料金(200円)と合わせると500円になります。

名鉄タクシーだけでなく、つばめタクシー(名古屋では大手)を利用しても同様の料金

がかかります。

確実性を求めるなら時間指定ですが、早めに呼べば何とかなりそうです。300円払うまでもありません。

本日の受診は10時30分からですが、その前に検査があり10時ころに病院に着けば問題ありません。8時半過ぎにタクシーを手配しました。

最悪1時間くらいかかることも覚悟していましたが、9時前にはタクシーがマンションの駐車場に到着、道の混雑もなく9時半には病院に着きました。予定より随分早く着いたので、時間指定でタクシーを呼ばずに正解でした。

ユニバーサルトイレが開かず

病院についたらまずは血液検査と尿検査です。

血液検査はすぐに終わり、次は尿検査となります。

妻の場合はニュニバーサルトイレで採尿します。(私が尿バッグに入っている尿を採尿コップに入れるため)採尿用にユニバーサルトイレが設置されています。

あいにくユニバーサルトイレは使用中のため待つことに。

すぐに開くと思っていましたが20分待っても中の人が出てきません。

気になるので(トイレの中で倒れていたら大変です)看護師さんに連絡。

中の人が出てきたのは、それから5分以上経過してからでした。

トイレ待ちの時間が30分くらいかかってしまいました。とりあえず早めに着いていたので結果オーライというところです。

CT検査で1時間近く待たされ・・・

歯科口腔外科に到着したのは10時半ちょっと前くらいでした。ほぼ予約の時間です。

医師に呼ばれたのは10時45分頃、すぐに診察してもらえるかと思いきや・・・

本日は年1回のCT検査の日のようです。

急いでCT検査室に移動、検査開始を待っていました。

ところが30分経っても一向に呼ばれる気配がありません。

結局1時間近く待ってやっと妻の番号が呼ばれました。

検査自体も10分くらいかかり、終わったら12時を回っていました。

診察室の前で20分以上待たされ・・・・

次は本来なら歯科口腔外科で医師の診察ですが、膠原病内科の順番があと一人ということで、先に診てもらうことにしました。

前の人は既に診察室に入っていたので5分~10分待てば呼ばれると思っていましたが、ここでも20分以上待たされました。患者の症状で診察に時間がかかることはままあるのでやむをえません。

一方、妻の診察は5分で終了しました。妻の診察時間はいつもこのくらいです。(診察内容は別途書きます。)

歯科口腔外科でも20分待たされ・・・

最後は歯科口腔外科の診察です。

待っている人はいませんので、すぐに診てもらえるかと思いましたが・・・

12時を過ぎていたので担当医師が食事をしているようです。

20分ほどして医師が戻ってきたことから、やっと診察してもらえました。

こちらも診察自体は5分とかかりません。

これで本日の診察は終了です。

すでに時刻は午後1時を回っていました。

会計(払うお金はありませんが)等を済ませて病院を後にしたのは午後1時半頃です。

順調だったのは待ち時間を覚悟していたタクシーのみで、病院内ではいろいろ待たされる羽目になりました。

大学病院で待たされるのは慣れっこですが(膠原病内科での2時間待ちなどよくあります)、ユナバーサルトイレやCTでの待ち時間は想定外でした。

来年はスムーズな診察ができると嬉しいのですが・・・

貸金庫は安全か?

貸金庫の中身が行員に盗まれた

昨日のyahooニュースにこんな記事が

【巨額】三菱UFJ銀行の貸金庫から十数億円窃盗被害 盗んだのは“管理者”の行員…なぜ気がつけなかったのか?今後の立件は?(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

三菱UFJ銀行の管理職が2020年4月から、約4年半にわたって、東京の練馬支店と玉川支店の約60人分の貸金庫の中身を盗んだというのです。

こちらが三菱UFJ銀行の公表資料です。(同行ホームページより)

元行員の不祥事について

被害額は十数億円に上るということです(盗んだ本人の自己申告)。盗んだ本人は懲戒解雇になっています。

盗んだ本人は、その立場(貸金庫の管理責任者)を利用して顧客の金庫を無断開閉し、資産を窃取したようです。

現時点で判明しているのはこの程度です。

どうやって顧客の金庫を開けたのか?

どのようにして顧客の金庫(保護箱)を開けたかについては不明です。

私も銀行員時代には2年くらい貸金庫の管理者を兼務していたことがあります。

ただ40年近く前の事ですし、最近は貸金庫の管理方法も変わってきていると思いますので、ここから先の話は私の勝手な憶測にすぎないことをご了解ください。

まず気になったのは事件にあった支店の貸金庫の設備です。

貸金庫には手動型、半自動型、自動型があります。

貸金庫設備 | 製品情報 | トータルセキュリティ企業【クマヒラ】

手動型貸金庫の場合は貸金庫利用者と金融機関担当者が一緒に貸金庫室に入室し、それぞれの鍵で貸金庫の鍵を開けることになります。暗証付カードではなく、開閉票に署名押印(届出員)して入室します。

手動貸金庫 | 製品情報 | トータルセキュリティ企業【クマヒラ】

もし事件のあった店舗の貸金庫が手動型だった場合はカードや暗唱は必要なく、かつ銀行員が貸金庫室に入室するのが通常なので、内部の管理者であれば犯罪のハードルは低くなるような気がします。

貸金庫の鍵は、正鍵を借主が保管し、副鍵は銀行立会いのうえ、借主が届出の印章により封印し、銀行が保管しています。

貸金庫規定 | 三菱UFJ銀行

私が銀行員だった頃の内部監査では、副鍵の数が貸金庫の契約数と一致しているか、副鍵袋の割印に不自然なものはないか、借主の割印が届出の印鑑と一致しているかがチェックされていました。

このチェックが甘いと不正の余地が生じます。副鍵袋を巧妙に開けまた元に戻す(微妙にに割印ズレが生じると思いますが)とか、一旦副鍵袋を開け後に新しい袋に鍵を入れ似た借主印で再封印する(印鑑照合すればばれますが)手口です。

半自動及び全自動貸金庫では金庫室への入室に際し、開閉票(届出印押印)に代わりカードと暗証番号を使います。その分不正へのハードルが高くなります。

ただ、半自動式では金庫室から自分で鍵を使って保護箱を取り出しブースに持ち込んで開閉します。金庫室へは貸金庫の管理者であれば入室は可能と思われ、鍵さえあれば不正の余地があります。

これに対し全自動式ではブース迄自動で保護箱が運ばれてくるため、カードがあって暗証番号が分かっていないと銀行員が鍵を持っていても不正は難しいような気がします。(銀行員であれば保護箱格納スペースに入ることは可能と思われますので、不正の余地が全くないとは言えませんが)

私が利用しているのは全自動型の貸金庫ですのでリスクは比較的小さいと思っていますが、絶対に安全とは言い切れないようです。

絶対に安全な保管方法はない

とはいえ、こんな事件があっても貸金庫を解約しようとは考えていません。

外部の者が盗んだのなら問題ですが、内部犯行なら想定外の事態が起こることも考えておかねばなりません。

貸金庫以外に重要物を保管しようとしたら家庭用の金庫に保管しておくか、肌身離さず身に着けておくくらいしか思いつきません。

家庭用金庫については実家の金庫の処理の際に知ったのですが、鍵がなくダイヤル番号が不明でも開けることが出来る業者が結構います。犯罪のプロにかかれば金庫を開けることなど難しくなさそうです。

といって常に身に着けていれば紛失や強盗に遭うリスクも結構大きくなります。

そう考えれば、まだまだ貸金庫は安全と思えます。(手数料がかかるのが難点ですが)

私が貸金庫に入れているのは通帳類と権利書ですが、万一盗難にあってもすぐに金銭的損失が生じる訳ではありません。

印鑑は手元で保管しているので通帳だけでは預金を引き出すことはできません。

権利書があっても本人確認ができなければ勝手に所有権が移転されることはありません。

貴金属や宝石なら盗まれると困りますが、全く持っていませんし、今後も購入する気はありません。

ちなみに現金も盗まれると困りますが、そもそも現金を貸金庫に入れて保管するのはNGです。

貸金庫に現金を入れるのはNGです!そのダメな理由と正しい使い方を解説 | 税理士に決算のみ格安で依頼!

三菱UFJ銀行の規定でも現金は貸金庫に入れられるものに入っていません。

利息は付かなくとも銀行に預けておくのが安全です。

我が家の現金といえば、私の財布に入っている数万円が全てです。



 

仲介手数料33万円でも納得!

仲介手数料は改定で高くなったばかり

今回、不動産仲介会社に支払った手数料は33万円(消費税込み)です。

売却額の8%を超える結構な金額です。

従来の基準では、物件価格が400万円を超える場合は不動産仲介手数料は物件の価格×3%+6万円(消費税抜き)、400万円以下の場合は最大18万円(消費税抜き)が上限とされていました。

それが今年の7月から仲介報酬の特例規定が改定され、物件価格800万円以下の売買の仲介取引においては、売主買主の双方から最大で30万円(税込み36万円)の報酬受領が認められました。

今回の実家の売却額は400万円ですから、従来基準の仲介手数料は18万円(税込み198,000円)でしたが、契約が8月だったことから30万円(税込み33万円)を支払いました。

微妙なタイミングで支払う仲介手数料が増えてしまいましたが、個人的にはやむをえないと思っています。

というのも従来の仲介手数料では田舎の空き家物件を取り扱っても実入りが少なく、不動産業者は積極的に動いてくれません。

今回の改定により受け取れる手数料が増えたため(両社から合わせて60万円(税抜き)が受け取れる)、前向きに対応してもらえました。

年内に売却できたのも、この改定が少なからず影響していると思われます。

手間を考えると手数料にも納得

今回の売却に当たって困っていたのは、実家との行き来が困難(100kmほど離れており、車もなく移動に時間がかかる)なうえ、妻の介護で時間が取れないことでした。

実際、不動産仲介会社と実家で打ち合わせしたのは最初の僅か1回だけです。

その後のやり取りは電話とLINEメール、書類の受け渡しは郵便(レターパック)で済ませました。

買取業者への案内や廃棄物処理の下見等で仲介会社の担当者には何度も実家に足を運んでもらいましたが、事前に鍵を渡して対応しました。

koichi68.hatenablog.com

結局買主探しから引き渡しまで、不動産仲介業者に任せきりという状況でした。

仲介業者の担当者にしてもらった主だったことを列挙すると

〇購入希望者(買取業者)探しと物件案内(3社)、希望買取額・条件の聴取

〇売却先の選定

〇物件(実家)調査~法令上の制約の確認(建築基準法文化財保護法等)

〇役所でのヒアリング、調査~建築確認がなされているか、登記済証が発行されているか、建築可能か等のヒアリング

廃棄物処理、測量について業者への見積もり依頼

〇売買契約書の作成

〇売買契約の立ち合い

〇測量業者、廃棄物処理業者、司法書士との折衝(書類受け渡しの仲介、再見積もりの徴求等)

廃棄物処理後の実家の確認

〇引き渡し時の立会い

といったものが挙げられます。

結構な手間と費用がかかっています。

私が払った仲介手数料33万円は、こうしたことを考えると決して高いとは思えません。

この程度の費用でよくやってくれたと、むしろ感謝しています。

 

妻の介護の収支

痴ほう介護保険のおかげで介護収入は年170万円

妻は障害者手帳1級で要介護4です。

これに付随にて下記の年間収入があります。

障害基礎年金  204,000円(実際の支給額は1,020,000円ですが、障害年金がもらえない場合は基礎年金が受給できるので障害者としてのネットの増加額がこの額です。)

障害年金生活者支援給付金   79,656円

特別障害者手当  418,680円

痴ほう障害保険(民間)  1,000,000円

合わせるとおよそ170万円(月約14万円)になります。

何と言っても大きいのは痴ほう介護保険金です。外資系保険会社の積立保険で、銀行員時代に系列の保険代理店に出向している先輩に勧誘されてやむなく加入した保険です。(先輩の件数稼ぎ)先輩からは要介護認定の要件が厳しいので保険金が下りることはまずないと言われていました。

koichi68.hatenablog.com

ところが3年前に妻が車いす生活になると保険契約が要求する要介護要件を満たすことになりました。それだけ妻の状態が厳しいということです。保険金は2022年3月から支給されるようになりました。6か月毎に医師の診断書を添付して、保険金を請求しています。

介護にかかる費用は年34万円

これに対し介護関係の費用は

訪問看護  129,983円

デイサービス    126,543円

訪問診療            7,152円

介護用品レンタル    46,400円

紙おむつ             27,000円

合わせると年34万円(月3万円)くらいになります。

在宅介護ができること、及び医療費の自己負担がない(名古屋市が負担)ことで、この程度の負担で収まっています。

その分、私の介護負担が必要(当然ながら無償です)なことは言うまでもありません。

妻の病状が悪化した時が心配

現状では介護収入が介護費用を大きく上回っている状態です。特別障害者手当だけでも介護関係の費用が賄えています。

とはいえ、妻の状態がこのまま続くとは限りません。(続いてくれれば嬉しいですが)

妻の脊椎は変形が進んでおり、いつ爆発するかもしれません。

koichi68.hatenablog.com

もし手術をせざるを得ない状態になると、手術の結果如何にかかわらず、もう今までのような在宅介護はできなくなる可能性が高いと思われます。

長期の入院が必要と思われますが、その場合は個室の利用が視野に入ります。(今まで個室を利用したことはありません)

今通院している大学病院の個室料金は1日11,000円します。系列の病院に転院しても最低1日6,600円かかります。

半年とか1年の入院となると、もう今までの介護収入では賄えません。しかも特別障害者手当は長期入院(3か月以上)すると支給停止になってしまいます。

退院できても介護施設に入所せざるをえない可能性が高いですが、重度の障害と治療困難な病気を抱えた妻が入所できる施設は限られます。

月額20万円以上かかることは覚悟しておかねばなりません。

公的施設に入居できれば費用は抑えられそうですが、特別障害者手当は支給停止になってしまいます。

いずれにしても妻の状態が悪化すれば、今の収支状況はあっという間に逆転してしまいます。

それに備えて収支が黒字の間に資金を貯めておくのが重要と考えています。

そのためにも妻が今の状態で少しでも長くいられることを祈ってやみません。

年内に手を付けること

実家の売却は一段落しましたが、まだやるべきことがあります。

とりあえず年内には動き出そうと思っています。

農地の処分

亡父から相続したのは実家の土地建物だけではありません。

農地(田畑山林)も相続しましたが、こちらは手つかずのままです。

大半が市街化区域にあるため固定資産税は全て合わせても年17,600円ほどで、それほど負担ではありません。

建物も建っていないため空き家管理の問題も発生しません。

このため切迫感はないのですが、いつまでも放置する訳にもいきません。

農地法の問題もあり売却は極めて難しいのですが、それでも私が生きている間には何とか処分したいと考えています。

実家の売却で地元の不動産業者と接点ができたので、早い時期に相談し、選択肢を提示してもらえればと思っています。

お墓の確保

実家のお墓については母が存命の間は墓じまいは難しいと考えています。

母のお墓に対する思い入れが強いので、どうにもなりません。

ただ私たち夫婦のお墓は名古屋で探したいと思っています。母が亡くなってから両親の遺骨は新しいお墓に移そうと考えています。

まずはお墓の候補を探さないといけません。

とりあえず大須万松寺納骨堂のパンフレットをもらうことから始めようと思っています。

本籍の変更

本籍は実家においたままですが、さすがに他人の家になってしまったので、今月中に現住所(名古屋市)に移そうと思います。

転籍届には私と妻の署名が必要なので、まずは転籍届の用紙を区役所でもらい、私と妻で証明のうえ区役所に届け出ることになります。

私と妻が戸籍謄本(戸籍等証明書)を必要とすることはまずないと思いますが、娘二人(共に独身)は名古屋に住んでいるので、本籍を移した方が何かと便利と思います。

運転免許更新の前に・・・

運転免許の更新期限は来年の5月ですが、その前に高齢者講習を受けなくてはなりません。

もう2年も車を運転していませんし、今後も車の運転をすることはないだろうと考えていますが、万一必要になる可能性も考えて今回は更新しておこうと思うようになりました。

ただ、免許を更新しようとすると問題が一つあります。

私は近視で裸眼では免許の視力の基準(左右それぞれの視力が0.3以上で、両眼の視力が0.7以上あること。片方の視力が0.3に達しない場合は、よく見える方の視力が0.7以上かつ視野が左右150度以上あること、)を満たしません。

運転に当たっては眼鏡着用が義務付けられています。

ただし日常生活では長い間裸眼で通してきました。仕事をしていた時もずっと裸眼です。日常生活では眼鏡をかけなくても支障はありません。リタイアした今も同じです。眼鏡は必要ありません。運転する時だけ眼鏡をかける生活を何十年と続けていました。

ここ2年は運転することがないので眼鏡をかけることもありません。

今ある眼鏡は10年前に作ったものですが、矯正視力が免許の基準を満たすかどうか不明です。

眼鏡を新たに作ってまで免許を更新する必要性は感じません。

とりあえず今月中の矯正視力を測定しようと思いますが、どこで測定するか思案中です。