一番しんどいところをカットしたら、気持ちがグッとラクに！

材料を重ねて調味料を加えて、火にかけて蒸し焼きにするだけ。時間もかからず、焦げつく恐れも少ないので失敗知らずの調理法です。

キーマカレー

野菜の甘味がしっかり引き出され、加熱時間10分とは思えぬ味。「カレールウでなくトマト缶を1/2缶、オイスターソースを入れずに、トマトケチャップの分量を大さじ3にすれば、ミートソースに」（本多理恵子さん）

材料・2人分

• 豚ひき肉……200g
• 玉ねぎの粗みじん切り……小1個分
• じゃがいもの粗みじん切り……小1個分
• にんじんの粗みじん切り……1/2本分
• カレールウ……3かけ（60g弱）
• トマトケチャップ、オイスターソース……各大さじ1強

作り方

1. フライパンにひき肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、カレールウを入れ、トマトケチャップとオイスターソースを回しかけ、フタをして中火にかける。
2. 蒸気が出てきたら弱火にして10分加熱する。フタを開けてよく混ぜる。

計量スプーンいらずの“直径10cm”ワザ！

急いでいるときは、いちいち計量するのもストレスに。ケチャップとオイスターソースは、直径10cmの円を描くとおよそ大さじ1。スプーンを洗う手間も省略

教えてくれたのは
本多理恵子さん

鎌倉でカフェを経営しながら、手ぶらで見るだけの料理教室を主宰。2007年以来、のべ1万2000人の生徒が訪れる人気の教室として話題になる。著書に『料理が苦痛だ』（自由国民社）など。https://rietta.me

2021年9月号【「冷蔵庫を開けても何も思いつかない」あなたへ 料理家がリアルに作っている「料理がしんどい日」のごはん】より
撮影／宮濱祐美子　スタイリスト／朴 玲愛　取材・原文／福山雅美