豪雪の北海道からの撤退作戦 粛々と。
昨夜は飲んで帰って来て1時頃布団被ったら4時半まで完璧に熟睡した。
それから ノソノソと起き出してシャワーを浴びて、通りの向かいにあるセブンイレブンで朝メシを調達して食堂で食べ、テレビをつけた。
ローカル局のニュースは、凡そ東京では知り得ない天気概況や交通情報が刻々と流れていた。
今日もまた 鉄道もバスも終日運休らしい。
千歳の駅で尋ねる迄もなく、ココより東………帯広、釧路方面への交通は完全にシャットアウトされている事を告げていた。
それだけでなく、ボヤボヤしていると午後からは道南の胆振地方も大雪で 列車の運休がされかねない状況である事も理解した。
実は、昨夜のうちに 今日の撤退は 概ね決めていたが、飛行機ではなく、新幹線で帰るつもりでいた。 このままだと 新函館北斗までの函館本線も降雪量が真っ赤っかのエリアにスッポリ入っている。
10時頃ユックリ出るか………などと 悠長な事は言ってられなさそうだ。
そうと決まれば善は急げである。
9時半の送迎タクシー予約を7時半に変えてもらい、とっとと千歳駅へ。
特急北斗は、隣の 南千歳発着なので、快速エアポートでひと駅乗る。
コレは先発の臨時特急
自分の乗る 北斗6号 は 約1時間後だ。
この輪行袋はデカ過ぎて使い勝手はイマイチだ。
雪は降り続く。
洞爺では この車両だけで10数名の乗降流動があり、荷物置き場の上下段を巨大なスーツケースで占有していた中国人家族が降りたのでガラ空きとなり、自分の輪行袋を収納する事が出来た。
次は長万部………
山線経由でやって来る ニセコ帰りの外人達が ワンサと乗って来るだろう。
新函館北斗に着いた。
ホームには既に はやぶさ28号は入線していた。
在来線特急北斗からの客が相当乗って来て混雑するかと思いきや、始発の ココ 新函館北斗駅からの 乗車率は この号車に関して言えば自分を入れて8名、15%に満たない。
車両前方に荷物置き場があるタイプだが、敢えてJR東海の東海道・山陽新幹線方式の座席をゲットしていた。
改札内にあるコンビニで食料を調達。
静かな車内で ひとしきり食べ終えたら、いつの間にか青函トンネルを潜り抜けて 青森の 奥津軽いまべつ駅に着いていた。
青森も相当積もった模様。
ひと寝入りして外を眺めると、雪ひとつない関東平野の彼方に 筑波山が 見えた。
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