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今日は...ヴェルサイユは大変な人出ですことっ (o -"-)/ | veneziaの芸術に囲まれて

今日は...ヴェルサイユは大変な人出ですことっ (o -"-)/

皆さん、こんにちは。

 

 

 

超超久し振りに

「ベルサイユのばら」のお話_φ(・_・

 

他のお話が気になる方は

カテゴリーで「ベルばらの世界」以外でも

関連エピソードなどupしておりますので

 

是非「ベルサイユのばら」とか

「ベルばら」で検索してみて下さい💡

 

 

さて、今日何故突然この話題かと言いますと

裁判でゴタゴタしてたジョニー・デップの

俳優としての復帰作になるのかな??

 

映画「Jeanne du Barry」が

alexが働く事務所で

話題になったからなんです!!

 

ご存知の方も多いと思いますが

ジョニー・デップはルイ15世役を

 

そして映画のタイトルにもある

「ジャンヌ・デュ・バリー」は

ルイ15世の最後の公妾と言われてる

デュ・バリー夫人の事で

 

まぁ、映画の内容はタイトル通り

彼女の生涯のお話で

彼女の役を

監督でもあるマイウェンが演じるんだそうです。

 

 

 

 

 

 

どうやら、映画のシーンの写真公開があったらしく

同僚に送ってもらった画像がこちらの

ルイ15世とデュ・バリー夫人の初対面シーン(r[◎]<)

 

 

 

 

 

 

後は皆さんのご想像の通り

事務所では

同世代の皆で「ベルばら」の話で持ちきりでした!!

 

もう、デュ・バリー夫人(以降夫人)と言えば

未来の王妃マリー・アントワネット(以降マリー)が

元娼婦の彼女に

「声を掛けるか掛けないか事件」の話が

有名なのではないでしょうか?!

 

 

 

 

 

 

漫画やアニメですと夫人って

とてもキツそうなお顔ですけど...

 

本当は朗らかで愛嬌がある親しみやすい性格で

宮廷の貴族達からは好かれていたそうで(by wikipedia)_φ(・_・

 

 

 

ルイ15世との初対面の時(26歳)

François-Hubert Drouais「Jeanne du Barry(1769)」

@Palais de Versailles

 

 

 

夫人はマリーとは

12歳しか違わなかったので

 

マリー(15歳)がヴェルサイユに入った時(1770年)は

夫人はまだ27歳(参考画像上)だったはず。

 

 

ヴェルサイユに入る頃(14歳)

Joseph Ducreux

「L'archiduchesse Marie-Antoinette d'Autriche, future reine de France(1769)」

@Palais de Versailles

 

 

 

 

何故、マリーが夫人に

そんなに声を掛けたくなかったのかと言うと

 

娼婦や愛妾が嫌いで

「お金で体を男に売るのは女性として最も卑しいことだ」

と言っていた

母マリア・テレジアの影響もあったのですが

 

夫人を疎ましく思っていた

フランス王太子ルイ=オーギュスト...

後のルイ16世(マリーの旦那)の叔母達(ルイ15世の娘達)が

 

嫁に来て

宮廷で最も身分の高い婦人となったマリーを

味方につけようとしたのも重なって

 

拗れに拗れて

宮廷内は

マリー派と夫人派に分かれ

貴族達は

そのゴシップで楽しんでいたんだとか!!

 

 

さて、この細かい話も実話らしいのですが

アニメ(5話目)でも

 

ルイ15世(ルイ16世の祖父)はこの対立に激怒し

母マリア・テレジアからも対立をやめるよう

メルシー伯から伝言で忠告を受けたマリーは

1771年7月に貴婦人たちの集まりで...

 

アニメではカルタ遊びの最中

メルシー伯が20:30頃夫人に声を掛け

マリーが登場し声を掛ける事になったのですが

 

声を掛ける直前に

叔母1人が突如マリーの前に走り出て

「お部屋で陛下をお待ちしなくてはっ!!」と言い

 

皆が唖然とする中

マリーを引っ張って出て行ってしまった場面があります。

 

 

 

 

image

 

 

で、下の画像のシーンは史実だけでなく

アニメ(5話目の最後の方)でも有名な場面ですけど

 

翌年1772年の1月1日新年の挨拶の時

夫人に用に用意されていた挨拶通りに

「今日は...ヴェルサイユは大変な人出でですことっ」と

マリーが声を掛け

この対立は表向きは終結したそうで(´・Д・)」

 

 

 

image

 

 

 

原作漫画ですとこんな感じで...

 

 

 

 

 

 

その後、マリーは

走ってその場を離れ...

 

 

 

 

 

 

 

 

「負けた。。。王太子妃が...

王太子妃が娼婦にやぶれた。。。」と涙を流し

 

オスカルに

「フランス宮廷は堕落しました。

王位継承者の妃が娼婦に敗北したのです!!

フランス宮廷は。。。」と

 

わあぁぁぁぁ!! 

と泣きながら叫び

 

そんなマリーを見たオスカルは

「何と言う誇り高い人だ。この方は生まれながらの女王!!

わずか16歳にして

この方のお心はすでにフランスの女王なのだ!!」

と思うです。

 

 

 

アニメでは

上の肖像画の様に大らかだった夫人からは

想像出来ない様な高笑いで

 

マリーだって走ってその場から立ち去るなんて

出来なかったはずですけど...

 

本当はその後

その場の空気がどの様に流れたのか

alexは興味津々ですけどね。。。

 

 

義理の叔母達...

それも国王と血縁の叔母なんて

厄介以外の何者でもないですよね!!

 

 

あ、因みにこの名台詞

「今日は...ヴェルサイユは大変な人出でですことっ」は

イタリア語では

「C'è molta gente oggi a Versailles.」です_φ(・_・

 

 

 

非血縁家族の女子同士の対立程恐ろしいものはない!!と言う方も

映画の話もアニメ/漫画の話も知ってたよ!!と言う方も

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