白ヤギさんからお手紙ついた…楽譜は作曲者のメッセージ

 

 

今年度の発表会まであと1週間と迫り

細々とした用事に終われ、こちらが中々更新できませんでした。

先日は声楽とピアノの体験レッスンに３名の方が来て下さり

それぞれのお悩みをお聴きして、解決するための方法と

道のりについて色々とお話させて頂きました。

３名様ともご入会頂く事となり、これからのレッスンについて

ご準備頂いています。

初レッスンでお会いする事が今から楽しみです。

 

さて、そろそろ発表会に出演する生徒さんの追い込みに入っているわけですが

どこをどう直せば本番で映える演奏になるか

今の違和感について色々とお話をさせて頂いています。

生徒の皆さんや体験レッスンで来て下さる方とお話しすると

上手く演奏できない理由の一つに

「正しく楽譜を読む」事ができていない事が多いように感じます。

楽譜は作曲家からのお手紙でありメッセージです。
そのメッセージを正しく読まないままに演奏してしまう事が多いようです。
まさに「♪白ヤギさんからお手紙ついた、黒ヤギさんたら読まずに食べた
仕方がないのでお手紙書いた　さっきの手紙のご用事なぁに？」な状態です。
そして悲しき事にクラシックの作曲家の場合
お返事を頂こうにも既にこの世の人ではない事が…
ですから、そのお手紙を正しく読み取るための方法が必要になります。
 

何度も言いますが、メロディーから音楽を作らないで下さい。

家を建てるのに屋根から建てようとするのと同じです。

土台を立て柱を立て壁を作り、そして屋根が乗るように

物事には必ず順序があります。

ヘー●ルハウスのような便利な工法は無理ですよ。

 

楽譜を読む時に忘れてはいけない事は

まずト音記号の横に書いてある事です。

一体何調の音楽を作ろうとしていますか？

その音楽の主和音は何でしょうか？

そして何拍子の音楽なのでしょうか？

この情報は地図や北がどちらにあるのか？

そのくらいの意味があります。

正しく和声の上に音楽は乗っていますか？

きちんと調和した音が作られているでしょうか？

歌の人ならば、音程は何一つとして取る必要はないのです。

響きという音の色合いを揃えに行くだけで良いのですから。

常にどんな和声が響いているのか耳を傾けて下さい。

それだけで音痴から快方されるはずです。

 

そしてそれぞれのリズムの持っている性格

それを理解して、特性の通りにリズムを生めば良いのです。

これらの事がきちんと「息の上」で成されていて初めて

その息は「音」に変化できます。

域に関しては全く息を「吐いて」いないのに吐いた気分の方

息を口から吸ったり鼻から吸っている方

確実に息を「吐く」事を忘れていますよ。

息はもっと軽くクリームのように滑らかで軽やかである事です。

その息はホイップクリームのように泡立てられて空気の中ですか？

母音の音はどこにありのでしょう？

 

楽譜の正しい読み方が理解できるようになれば

作曲家からのメッセージを解く方法が見つかりますよ。

この話題については…続きます。

それから、身体の西洋的に正しい使い方についても考えましょう。

 

PCモニターの見過ぎで頭痛がしんどい今日この頃です

 

最後までお読み下さいましてありがとうございました。

明日からもがんばってブログを更新するモチベーションが上がりました。 

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