名門大洋フェリー「フェリーふくおか」乗船記(新門司港→大阪南港)【新船】

フェリー

大阪府大阪市大阪南港と福岡県北九州市新門司港の間を結ぶ名門大洋フェリー
1日2便体制で運航しており、多くの乗客や運送会社などに利用されています。
名門大洋フェリー「フェリーきょうと2」
名門大洋フェリー「フェリーきょうと2」(2022年1月引退)

実は2022年12月のとある日、10年ぶりに名門大洋フェリーに乗る機会がありました。
しかも、今回乗船したのは・・・2022年3月に就航したばかりの新造船!
いったいどんな船なのでしょうか。
今回は、その時の模様をご紹介します。

<プロローグ>無料連絡バスを使わずに新門司港へ行ってみる

やって来たのは、北九州市小倉北区にある、西鉄バス北九州砂津バスセンター
北九州地区を走る西鉄バスの発着拠点のひとつであり、ひっきりなしにバスが発着することでも有名です。
西鉄バス北九州 砂津バスセンター_01

バスセンターの向かいには、かつての路線電車(西鉄北九州市内線)車庫跡に造られた商業施設「チャチャタウン小倉」があります。
チャチャタウン小倉

北九州小倉から新門司港フェリーターミナルへ移動するには、無料連絡バスを利用するのが一般的ですが・・・
名門大洋フェリー 無料連絡バス
名門大洋フェリー無料連絡バス(現在は北九州市交通局が運行)

今回は、無料連絡バスを使わずに新門司港フェリーターミナルへ行って見ることにしました。

とはいいつつ、どの様なルートで行くべきなのか・・・
実は、こちらのバスと徒歩で新門司港フェリーターミナルへ行くことが出来るのです。
西鉄バス北九州 北九州連節バス 〇恒 0220_101 砂津にて
西鉄バス北九州が運行する路線バス「特別快速10番」です。
北九州砂津・小倉地区と吉田団地・恒見地区を結ぶ路線バスで、元々あった10番の特別快速便として2021年7月31日に新設されました。
既に運行されている砂津~黒崎・八幡間連節バスと色違いの連節バス(メルセデス・ベンツ・シターロG)が投入されていることでも有名です。

今回乗車したのは、砂津14時56分の便です。
西鉄バス北九州 北九州連節バス 〇恒 0220_112 砂津にて

発車の1分~2分前にはバスのりばにバスが到着。
乗車後、すぐの発車となります。
まずは、このバスで終点の恒見営業所をめざします。
西鉄バス北九州 北九州連節バス 〇恒 0220_113 砂津にて

砂津から終点の恒見営業所までの所要時間は約1時間ですが、車両後部から連節バスの蛇腹部分の動きや車窓を見ているだけで時間はあっという間に過ぎていきます。
西鉄バス北九州 北九州連節バス 〇恒 0220_114

砂津を発車して約1時間、バスは終点の恒見営業所に到着しました。
西鉄バス北九州 北九州連節バス 〇恒 0220_115

西鉄バス北九州 恒見営業所_01

到着した連節バスは、給油後に専用の駐車場で待機し、次の便の運行に備えます。
西鉄バス北九州 北九州連節バス 〇恒 0220_116 恒見営業所にて

恒見営業所に到着したところで、ここからは徒歩で新門司港名門大洋フェリーのフェリーターミナルをめざします。
恒見営業所と新門司港の間は、約2km離れています。

暫くは狭い路地を歩きますが、産業道路、そして岸壁近くに出ると・・・今回ご紹介する(=乗船する)名門大洋フェリーの船が見えて来ました。
名門大洋フェリー「フェリーふくおか」&「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」 新門司港にて
手前に停泊しているのが「フェリーふくおか」、そして奥に停泊しているのが「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」です。
今回は、手前に停泊している「フェリーふくおか」に乗船します。

途中寄り道したこともあり、恒見営業所からは1時間弱かかりましたが、無事に新門司港名門大洋フェリーのフェリーターミナルに辿り着きました。
名門大洋フェリー 新門司港フェリーターミナル

到着し、スマートフォンの時計を見てみると、1便の「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」が出航する直前でした。
名門大洋フェリー 新門司港フェリーターミナル_02

(次ページに続きます。)