NHKスペシャル、「File.4 放射能“大量放出”の真相」を見ました。
2011年3月12日の時点から、北西方向への放射能大量放出は始まっていたのですね。避難しろと言われてそれに従っていた人たちの心中は如何ばかりか、と胸が痛みました。乳幼児も当然含まれていたでしょうから。
番組の最後で言ってたこと。
このような事故は、2度と起こしてはいけないんです。
誰もがそう願ってます。
でも、どうしてこのような事故が起きてしまったのか、その検証すらまだできてないんですよね。解らないことが多すぎる!
だから神に祈って、原発を再開しましょう、なのかな。
ここらで、今まで書いた内容を、ペット防災対策としてまとめておきます。
1. ガイガーカウンターは必需品。
放射能は無味無臭、目に見えません。ガイガーカウンターに頼るしかありません。しかも、行政は必要な時に必要な情報は絶対に流さないことを、今回の事故は証明しています。
今なら適正価格で買えますよ。震災当時、しばらくは在庫切れで入手できませんでした。ジェシカのmamaも手に入れたのは5月。しかもかなりのボッタクリ!9月ごろ、同じ商品が半値以下になっていました。
あまり安価なものは、お勧めしません。全く反応しないものも、売られています。ご注意を。
2. 雨に濡れてはいけない!
セシウムは雨にくっつきやすいため、放射能漏れ事故が起きた時、雨に濡れないようにする必要があります。原発関係者にとっては当たり前の常識。でも一般の人はこの時まで知らなかったのです。
ジェシカもレインコート持ってますが、使ってなかった。。。
15日、大量の放射能が漂っている中、多くの住民は小雨の降る中、給水車の列に並んでいました。まだ断水している地域はたくさんあったそうです。「一緒にセシウム、飲んでたの?」と後から皆さんカンカン!
3. ガソリンの補給はこまめに。
シェパ家族にとって、移動手段かつシェルターとなる車は必需品。安全地帯までのガソリンは、常に確保しておく必要があります。
ジェシカ家のガソリンは残り3分の1強。避難の車が殺到する渋滞の中、ノロノロ走行でmamaの実家に帰り着くまでのガソリンはありませんでした。日本海側に出るにしても、新潟市内に着く前に、ガス欠になりそう。
そこで15日からはネットで、途中通過しそうなガソリンスタンドを調べ、電話しまくり、メール出しまくり。
効果なし!
つまりね、こういう非常事態。皆さんガソリンスタンドに殺到しています。電話しても出ないし、メールの問い合わせにも返信なし、でした。
この頃は、ガソリン携行缶も在庫切れ。ただ、これは保管に注意しないと、火事の原因になるそうで、防災グッズとして常備するには適さないようです。カラの缶を置いておく分には問題ないでしょうが、意味あるのかね?
4. フードの備蓄。
ジェシカはアレルギー持ち。アレルギーを発症してから、獣医師の助言に従って、療法食を使用していますが、今のフードは4回目の変更で、やっとこさ落ち着いているもの。要するに、他のフードで代用できないわけ。
こういう場合、今回のような大規模地震だと、しばらくは配送不能状態が続くので、手に入らなくなる可能性が大きいです。フードは買いだめせずに、こまめに注文しましょう、と言うのが鉄則ですが、1か月くらいの備蓄なら問題ないでしょう。
ジェシカのケースは、ぎりぎりセーフ! 幸運でした。
ネットで注文していて、たまたま配達予定日が、震災当日だったらしいのです。つまり、集配場には届いていました。それで、震災の2日後くらいに届けてくれました。その後、震災地域全域でガソリンの供給が止まり、宅配業者も配達してくれなくなりました。
放射能災害に備えて
1. ガイガーカウンターは必需品
2. 雨に濡れないように!
3. ガソリンの補給はこまめに!
4. 特殊フード使用の場合は、1か月分くらいは備蓄を。
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