――――――――――――――――――――――― ■物価、企業の利益、賃金の順番について ☆2024年1月22日発行 ――――――――――――――――――――――― こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。 法人・個人合わせたトータル税額について 税理士さんよりも詳しく計算したのがこちらです。 「社長の年収は1000万円がベスト?」 https://scene-ex.jp/L2485/b0/2t6831 ゆめたか大家のKindle作品一覧はこちらです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/3t6831 ゆめたか大家の今までの道のりはこちらです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/4t6831 ――――――――――――――――――――――― ■本文 ――――――――――――――――――――――― 前回は 「インフレ下の不動産投資」 と題して 訳ありな戸建てを再生しておられる 「訳アリ投資家タケダ」さんのブログを ご紹介させていただきました。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/5t6831 そして今回はこのブログの中の一文を取り上げて 「物価、企業の利益、賃金の順番」と題して 私の推論を書いてみようと思いました。 「楽待新聞を読んでインフレについて考えてみた」 https://scene-ex.jp/L2485/b0/6t6831 このブログの中で 「そもそも名目賃金(賃金の手取り額)の上昇は 物価の上昇に遅行するとも言われます。」 と書かれているのですが これはどうしてなのでしょうか。 価格を上げると まず企業の利益が増えるはずです。 ところが日本では 企業の利益が増えても 企業はそう簡単には賃金を上げません。 だからアベノミクスが始まって以来 企業の内部留保(貯金)は 11年連続で増えているのだと思います。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/7t6831 この記事の中には 「財務省は 「企業収益を構造的な賃上げで 労働者に分配していくことが重要だ」 としている。」 と書かれています。 ところが企業が賃金を上げないため 実質賃金は19か月連続でマイナスなのだと思います。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/8t6831 このようにして 物価が上がり、実質賃金が減ると 労働者の生活は苦しくなります。 しかし企業はこれをしばらく続けて 労働者を苦しめて、苦しめて、苦しめて ようやく賃金を上げます。 すると苦しんでいた労働者は 会社に対して忠誠を誓うようになるのです。 これと同時に 賃金を上げた企業に対して 政府が補助金を出すようにすると 苦しんでいた労働者は 国家に対しても忠誠を誓うようになるのです。 だからタケダさんのブログに 「そもそも名目賃金(賃金の手取り額)の上昇は 物価の上昇に遅行するとも言われます。」 と書かれているのですが これは企業と国家による「合同茶番劇」であり 「物価→企業の利益→賃金」 という順番をシナリオ化する事により 労働者は会社と国家に対して忠誠を尽くすように 飼い慣らされてしまうのです。 そして 「物価→企業の利益→賃金」 という順番に再現性があるため これが経済学の本に書かれているのだと思います。 口の悪い人が サラリーマンの事を「社畜」と呼んだりしますが それがちょっとわかるような気もするのでした。 今回は 「物価、企業の利益、賃金の順番について」 と題して 「訳アリ投資家タケダ」さんの ブログの一文をご紹介して 私の推察を書かせていただきました。 今回の推察は被害妄想的かもしれませんが 当たっているような気がするのでした。 ちなみに、ゆめたかパパは 2021年に比べて2022年は年収が30万円ダウン 2022年に比べて2023年も年収が30万円ダウン となっており ここ2年で60万円ダウンしていますので 60万円/年=5万円/月 のダウンになっています。 この2、3年はインフレになっていますが もし不動産をやっていなくて給料だけだったら 子供2人を抱えてスタフグレーションに突入し 我が家は大変な事になっていたと思います。 今回の内容が参考になりましたら 以下を応援いただければ幸いです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/9t6831