トヨタ自動車の北米部門、トヨタモーターノースアメリカが、燃料電池システムを搭載する大型トラックの改良新型を発表しました。

 

 

 

この大型トラックは、米国カリフォルニア州の「プロジェクト・ポータル」と呼ばれる実証実験で使用。燃料電池パワートレーンを搭載した大型トラックコンセプトで、同車には、市販燃料電池車、『ミライ』のFCスタック2基と12kWhの駆動用バッテリーを採用。最大出力は670hp以上、最大トルクは183.2kgmを発生する。

 


大型トラックコンセプトは実証実験において、1日あたり約320kmを走行。積荷を含めて、総重量はおよそ36トン。まずは、ロサンゼルス港やロングビーチのターミナルを基点に、倉庫へ物資を輸送している。

 

 


今回発表された改良新型モデルでは、これまでの実証実験で得られたノウハウを投入。水素タンクの本数を4本から6本に増やし、通常運航における水素満充填時の推定航続距離を、約320kmから約480kmへ1.5倍に伸ばした。

 

 


さらに、居住性と操縦性を向上させる取り組みとして、運転席のスペースに簡易ベッドを備えたスリーパーキャブを採用。燃料電池ユニットの配置を工夫し、ホイールベースを延長することなく、従来よりも広い室内空間を確保したという。

 

 

【 FC大型トラック組立 の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=9dPxPHYPG7Q

 

 

【 FCV(燃料電池自動車)のしくみ 】

https://www.youtube.com/watch?v=EEZ9ROuSg7c

 

 

北関東CNG車普及委員会
 【北関東CNG車普及委員会ホームページ】