今回はモンスターハンターワイルズの知識【乗り】について。
狩猟において【乗り】のシステムは大事な要素になります。
動画で確認する
乗りが発生する仕組み
乗りに必要なのは空中からの攻撃で、各武器のモーション値に「乗り値」というものが設定されています。
これは表示されているダメージではなく、内部的なもの。
大剣で言えば溜め無しが30、溜め2で50といった感じです。
(数値はイメージ)
例を上げるとオープンベータテストにおけるアルシュベルトは、大剣の溜め攻撃1回で乗り状態になります。
攻撃を溜めない場合、1回では乗り状態になりません。
例外としてモンスターの拘束中や必殺技、形態変化などのモーションは阻害できないため、乗り値が足りていても乗り状態にはなりません。
過去作の場合、乗りに必要な値が「1」の状態で止まり、次の空中攻撃で必ず乗りに移行します。
乗りの蓄積値
蓄積値は時間経過でどうなるのか?
毒や麻痺といった状態異常も内部的に蓄積値が溜まりますが、時間と共に蓄積値が減少していきます。
現在の映像はクエスト開始直後、大剣の溜め無し空中攻撃をし、乗りになっていない状態のものです。
ここからかなりの時間を開け、同じように溜めなし攻撃をしてみます。
乗りに移行したため、過去作同様、乗りの蓄積値の減少はありません。
意識すれば、狙ったタイミングで【乗り】を狙うことも可能。
2回目以降の乗りは必要な蓄積値が増え、乗りにくくなります。
乗り中の行動とスタミナ
行動とスタミナ
乗り中の行動は3種類の攻撃方法に加え、耐える、降りる、そして書かれていませんが移動が出来ます。
(別のタイミングで表示)
乗り中に重要になるのがスタミナ管理。
モンスターが振り払う行動した時、スタミナが大きく減少します。
このスタミナ減少の値はモンスターによって異なり、乗りの難易度に繋がっています。
スタミナの減少幅
それでは何もしない状態と、ひたすら耐えた場合どれぐらい違うのかご覧ください。
何もしない場合は約28秒。
耐える状態は約42秒で、1.5倍の差になります。
そして耐えるのではなく、移動の場合は振り払う動きを避けられればスタミナは減りません。
移動は左スティックで簡単に行え、モンスターによって移動できる部位が異なります。
ちなみにモンスターの振り払う行動は、直前に発生する「画面の周囲が暗くなる」、もしくは「咆哮」で判断できます。
乗り中の攻撃パターン(強攻撃)
頭
まずは頭に乗った状態で、「△ボタンによる強攻撃」をひたすらやってみます。
4回目の攻撃で傷が発生。
この傷というのは今作では非常に大事で、別の動画でまとめて解説します。
背中
では部位によって傷のつけやすさが違うのか?
まずは背中で確認してみます。
こちらも頭同様、4回目で傷が発生します。
そのまま攻撃し続けていると、12回目の攻撃でダウンが発生。
この時、傷は残ったままです。
尻尾
同じように尻尾を攻撃。
こちらも他の部位同様、4回目で傷が発生しました。
その後はスタミナがなくなり飛ばされています。
3箇所の比較
3つを並べてみると、背中だけモンスターの抵抗が少ないことが分かります
乗り中の攻撃パターン(弱攻撃)
頭
頭に弱攻撃を続けていくと、8回目の攻撃で傷が発生。
最終的には18回目の攻撃でスタミナがなくなり飛ばされました。
強攻撃の場合1回のダメージが14.2のため、傷がつく条件は合計ダメージではなく、攻撃回数となります。
背中
同じように背中で確認した所、こちらも頭同様に8回目の攻撃で傷が発生。
その後、スタミナがあるにも関わらず18回目で吹き飛ばされたことから、攻撃回数に上限があるものと思われます。
尻尾
尻尾も他の部位同様、8回目で傷が発生。
その後はスタミナが無くなり、16回目の攻撃後に吹き飛ばされました。
3箇所の比較
こちらも並べてみると、背中だけ明らかにスタミナの減りが遅いです。
恐らく、モンスター(種族)によって乗り中の弱点のようなものが有るのかも知れません。
乗り中の攻撃パターン(武器攻撃)
R1ボタンによる武器攻撃をひたすらした場合
3回目の攻撃で傷が発生し、その後の攻撃はフィニッシュ攻撃となります。
同様に背中にしていますこちらも3回目で傷が発生。
尻尾も同様に3回目の攻撃で傷が発生しています。
乗りまとめ
各攻撃で傷がつくまでの回数をまとめたものがこちらです。
傷を付けるまでの速度はダントツで弱ナイフですが、ダメージでは強ナイフか武器攻撃です。
ではオススメの攻撃方法はどれなのか?
答えは弱ナイフで全部位に傷がつくまで攻撃です。
同じ部位への攻撃は弱ナイフで上限が18回ですが、移動することで攻撃制限から外れます。
(24回攻撃)
また、移動することで振り払う攻撃を避け、スタミナの消費を抑えられます。
フィニッシュ攻撃は背中がオススメで、理由としてその後の狩猟において、剣士の場合は頭部と尻尾を狙いやすいため。
今作では傷の部位に対する攻撃、集中弱点攻撃が強く、乗り1回で傷を複数準備出来るのはかなり強力です。
この行動はマルチにおいても恩恵が大きいため、積極的に狙うのもアリ。
またタイムアタックにおいても、ある程度時間のかかるモンスターの場合や、マルチでは可能性を秘めた行動になると思います。
以上がモンスターハンターワイルズが受ける乗りの解説でした。