こんにちは、主婦防災士のおさかおです
今日の話題
今日は世界トイレの日だそうです。だから、非常用トイレの話をしようと思います。
年が明けると阪神・淡路大震災から30年となりますが、当時神戸で被災した友人は『避難先のトイレで人の排泄物が積み重なった上にやむにやまれず用を足した、あのときのことは忘れられない』と話してくれました。
2016年の熊本地震で被災した従姉は『大きな揺れで怖くて家にいられず庭で夜明かししたんだけど、トイレを庭のすみでしたのが情けなかった』と話してくれました。
今年元日の能登半島地震でも、トイレにお困りの声をSNSでたくさんみかけました。
自宅が無事で、トイレの備えがあれば、断水していても安心して排泄できます。安心して排泄できれば、安心して飲み食いできます。
ちなみに、風呂水で流せばいいというのは、トイレの備えに入りません。地震でも水害でも排水できない可能性が非常に高くなります。安全確認せず風呂水で流せば、溢れたり漏れたり詰まったり、大変なトラブルになります。
また、避難所に行けばトイレが使えるだろうと思っていませんか一帯が断水していれば流せない状況は同じです。仮設トイレが設置されるまでには数日かかります。避難所に非常用トイレが十分に備えてあれば良いのですが……。
トイレの備えは災害から助かったあとの命と人としての尊厳を守ります。
後まわしにせず、トイレの備えをお願いいたします。
備蓄の目安は1人5回分×7日分×家族分です。例えば4人家族なら140回分必要です。凝固剤と大きなポリ袋がセットになったものが一般的です。防臭袋がセットになっているものもあります。においの問題は被災地では大きいものです。
凝固剤だけ単品で買って、ゴミ袋をたくさんストックしておいても良いでしょう。
商品の保存期間は10年や15年ありますので、毎年買い替えるようなものではありません。
おさかおブログを読んだなら、非常用トイレの備えは避けて通らないでくださいね
せっかくおさかおブログに寄ってくださったのですから、過去記事も参考にしてください。
防災は生活そのものです。生活の中で助かるための工夫を続けていけるといいですね。
万全に備えて気持ちは前向きに。
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アイラップ調理は普段にも災害時にも役立ちます
2024/11/19
主婦/看護師/防災士
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