McVitie's Digestive
最近は近所のスーパーでも輸入のお菓子をよく見かけるようになった気がします。その中でもヨーロッパ製のクッキーやビスケットが気になっていて、先日は当ブログでもイタリアンビスケットであるBORGO VENUSIOの「FROLLINI」3種類を取り上げました。
そして今回は、別のスーパーでマクビティの「ダイジェスティブビスケット オリジナル」を発見したので早速購入してみました。有名なビスケットだけあって、イギリス製でもパッケージにはちゃんと日本語が印刷されています。
マクビティ ダイジェスティブビスケットオリジナル |
マクビティ・ダイジェスティヴ・ビスケットというと聞いたことのある企業や商品名ですが、あまり知らなかったので改めて調べてみると...
マクビティ・ダイジェスティヴ・ビスケットが日本でも知られているのは、1973年(昭和48年)に明治製菓(現明治)が日本国内におけるライセンスを取得し、合弁会社の「明治マクビティ」を設立して2019年(令和元年)8月まで製造販売していたから、のようです。
「マクビティ(McVitie's)」は、イギリスのユナイテッド・ビスケット社が所有するビスケットの商標で、公式ホームページによると、そのブランドは1839年にスコットランドのエディンバラでロバート・マクビティが父ウィリアムと共に食料品店を創業したところからスタートしています。
1892年にアレクサンダー・グラントが仲間に加わり“マクビティ&プライス”ブランドの商品開発を担当し、世界初の全粒粉ビスケットを開発しました。重曹を多く含有して消化に作用する世界で初めてのビスケットであることから「マクビティ・ダイジェスティヴ・ビスケット(McVitie's Digestive)と名付けられ、今では「世界で初めて小麦をまるごと挽いた全粒粉ビスケットを製造した英国発の老舗ビスケットブランド」として、英国はもちろん世界100ヶ国以上で販売され人気を博しています。
2019年、明治はライセンス契約の満了により日本での製造と販売を終了しましたが、同年11月4日に菓子卸業者山星屋のグループ会社モントワールが、マクビティの薄焼きタイプビスケット「THINS(シンズ)」と一口サイズの「Nibbles(二ブルズ)」を発売。 そして2020年(令和2年)4月6日にダイジェスティブビスケットの販売を開始しました。
●マクビティ公式ホームページ →https://mcvities-jp.com/
Digestive The ORIGINAL
現在、“英国民が愛するビスケット”であるマクビティの商品は日本でも数種類発売されていますが、今回は最もポピュラーなダイジェスティブビスケットオリジナルを購入しました。
パッケージは鮮やかな赤 |
パッケージはイギリスを感じさせる赤い紙箱で、その中にはビスケットが2枚入った個包装が6袋、合計で12枚入りとなっています。
2枚入の個包装 |
ホームページの商品説明には「全粒粉のもつザクザクした食感と、香ばしい風味と味わいを感じていただけます。世界100ヶ国以上のファンから愛され続ける“本格派ビスケット”をお楽しみください。」とあります。
全粒粉感のある外観 |
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