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24年12月福建旅行四&五日目:コロンス島(鼓浪嶼)へ | みどりの果敢な北京生活

みどりの果敢な北京生活

12月16日。最高気温7度。最低気温-1度。空気質量指数38。

福建省から帰って来た。家に着くとドアの下に段ボールが置いてある。え?最近淘宝で何か買ってないけど?開ける。
 

 

サンタさんからのクリスマスプレゼントだった!大きさ比較のためにカップを置いた。

 

 

サンタは北京にいない娘だった。いい子に育った。親の顔が見たい。鏡、プリーズ。

 
 
12月11日の記事より続く。
展覧会開幕後、出品者7人のうち、家に帰る人二人。この二人は展覧会が閉幕して搬出の時また来る。家が福建省、または近い人達だ。それ以外全員で鼓浪屿へ。私とダンナは私の同級生の王文成の車に乗る。乗れない人はタクシー。
 
港に到着。車を地下の駐車場に泊める。島は車が一切入れない。みな写生をしに行くのだ。ダンナは油絵、ほかは全員水彩画。油絵は画材が非常に重い。駐車場から船着場まで持って行くのも一苦労。でも民宿の30代と20代のスタッフが車まで来てくれた。カートを引いて。素晴らしいサービスだ。
 
目指す「鼓浪屿」(コロンス島)へは船で行くしかない。島の住民などは月極め(3カ月などもある)を買っていて、乗るところも船も分かれている。旅行者は一回往復35元(豪華船は80元)。身分証をスキャンすればよい。私も永久居留証をスキャン。
 
海沿いは高層ビル林立。ホテルが多かった。

 

船に乗る。

 

船上から。

 

船内。

 

鼓浪屿に到着。

鼓浪屿[gǔ làng yǔ],3000多年前的新石器时代,鼓浪屿就已出现。南宋时期命名为“五龙屿”,自明朝至今名为“鼓浪屿”。 位于福建省厦门市西南隅,与厦门岛隔海相望, 面积约1.88平方公里, 海拔为35-100米, 有“海上花园”之称

 

鼓浪嶼は福建省廈門市思明区にある島。現地で話される閩南語の発音に基づいてコロンス島とも呼ばれる。かつて万国共同租界が置かれており、他国の影響も受けつつ独自の建築文化(特に20世紀初頭のモダニズム様式とアールデコ様式を融合したアモイ・デコ様式)を発達させたことが評価され、2017年に世界遺産リストに登録された。
廈門は、アヘン戦争後の1842年に結ばれた南京条約で開港した5港の一つであったが、島には領事館が置かれ、西洋人が多く住んでいた。現在も洋館や教会などが存在する。
植民地時代、島に中国で唯一のピアノ博物館があったため、島は「ピアノの島(鋼琴之郷)」と呼ばれていた。その歴史的背景から、島内の小中高では音楽の専門授業を行っている。また厦門市の事実上の市歌となっている「コロンス島の波(鼓浪嶼之波)」という曲がある。現在は観光の島として、多くの観光客で賑わっている。
バイク及び自動車の走行は禁止されていて、許可を得た観光営業用電気自動車のみ走行可能となっている。

 

トンネルくぐる。

 

民宿到着。これは翌朝撮った。

 

客室。私ら夫婦、寝るときはダンナが左、私が右と決まっている。私はどっちでもいいんだけど、ダンナがそうじゃないと嫌。それは習慣だからと言う。そうすると、奥になるでしょ。狭いのよ。いろんなところにガンガン体をぶつけて、ブーブー文句言っていた。アナタ、普段豪邸に住んでいて、空間広いからね。

 

トイレ。奥にシャワー。かなり狭い。

 

この辺りは右も左も民宿ばっかり。私達が泊まったのは、普通の人が泊まってもいいけど、写生基地。写生をする人をよく受け入れている宿。絵の具はないけど、絵を描くのに必要な備品がいろいろある。一泊200元で、三食付き。

 

四日目の朝食。食事は歩いて1分の「候年马月」へ。この中。

 

馄饨(ワンタン)。ほかに麺、粥、油条などもあって、好きなのを注文。

 
朝は74歳のおばあさんが一人で作り、一人で運んですべてをやっている。ここに3泊したんだけど、朝は私達以外いなかった。

 

午前の散歩。骨董屋。

 

この島はね。「異国情緒」という四字しか思いつかない。北京と違いすぎる。上海、天津ならあるか。洋館。北京なら「东交民巷」へ行けばいいか。

 

海岸へ。

 

 
車は入れないけど、観光用の車だけ走っている。
運転手(ガイド)が乗っている旅行客に「普通はこの海岸に来ません。ここに来た人は道に迷った人です」と私達のように歩いている人を罵った。ちっ。

 

溺れないように注意し、安全を確保してください。これならギリギリ合格?

 

ずいぶん歩いた。休む。

 

 

ずいぶん下ってきたから、上らないといけない。

 

木!面白い、変わっているの、たくさんあった。

 

昼食は宿泊費込みだから「候年马月」へ。

 
これは宿の外。この島、猫が非常に多かった。
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昼に、わざわざ今回の展覧会を見に北京から来た夫婦が到着。今回出品した7人をほぼ知っているというキュレターと奥さん。午後みんなで散策。
 
島に車が入れないから、荷物運ぶのは全部人力。
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今回ご一緒した皆さん、頭もいいし、知識豊富。話を聞いていて本当に楽しかったし、有意義だった。以前来たことがある人が「林语堂故居に行きたい」といい、探す。
 
林语堂(1895—1976),福建龙溪(今漳州)人,中国现代著名作家、学者、翻译家、语言学家 。
早年留学美国、德国,获哈佛大学
(Harvard University)文学硕士,莱比锡大学语言学博士。回国后在清华大学、北京大学、厦门大学任教。1954年赴新加坡筹建南洋大学,任校长。林语堂于1940年和1950年先后两度获得诺贝尔文学奖提名。曾创办《论语》《人间世》《宇宙风》等刊物 ,作品包括小说《京华烟云》《啼笑皆非》。散文和杂文文集《人生的盛宴》《生活的艺术》以及译著《东坡诗文选》《浮生六记》等。1966年定居台湾,1967年受聘为香港中文大学研究教授,主持编撰《林语堂当代汉英词典》 。
林语堂の本を読む気になった。来年の目標だ。
 
廖家别墅(林语堂故居)は奥さんの苗字。
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中は工事中。うちより豪邸(出た!負けず嫌い。)
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またまた海岸へ。午前に行ってない海岸。
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白い像は郑成功
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郑成功(1624—1662)  福建泉州南安人,祖籍河南固始。 明末清初军事家,抗清名将,民族英雄。

明代の軍人、政治家。肥前国松浦郡平戸島で誕生。日本名は田川福松。清に滅ぼされようとしている明を擁護し抵抗運動を続け、台湾に渡り鄭氏政権の祖となった。清と対抗しオランダ軍(東インド会社)を討ち払ったことから、台湾では孫文、蔣介石と並び「三人の国神」の一人として尊敬されている。<Wikipediaより>
 
宿はご飯付きだが、みんなで食べたい海鮮を買って調理してもらおう!と市場へ。
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宿へ戻る。道がまっすぐじゃないから迷った。
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トンネルが二つある。どちらからでも帰れる。でも間違えてトンネルの上に行ってしまった。だからものすごく上がって、そして下がって、ずいぶん歩き、トンネルを通らず宿に到着。登山したくらい疲れたみんな(包括我)。
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ダンナが午前も午後も歩いたのは、写生にいい場所がないか探すためだった。描きたいのは山や海などの景色で、島は家ばっかりだから、適さないと判断したらしく、絵の具を出すことは一度もなかった。
 
夕食。写真、重複してるのあった。すまん。
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夜、食べ終わって、屋上で皆さんで酒とおしゃべりの続き。寒いのよ。福建省は南だから、半袖二枚、薄手のズボン二本を持って来た。長袖の上着を着て、朝晩は薄いダウンも着た。北京から履いて行ったズボンを後半は履き続けた。でも民宿の若いスタッフは半袖だった。え?白人?黒人?

 

五日目。「最美转角」という船型の建物。記念撮影をする人がひっきりなしに立つので、人がいないのを撮るのは大変。でも撮った。

 

古い建物の一階に飲食店がある。

 

 

元スペイン領事館。

 

無料で中に入れる。勝手に入ってはダメで、人数が10人くらい集まると、ガイドが案内してくれる。少数民族の中でも「畲族」の展示館になっている。

 

畲族[shē zú]是中国人口较少的少数民族之一,据《2021中国统计年鉴》,畲族总人口为74万6385人, 分布在闽、浙、赣、粤、黔、皖、湘七省80多个县(市)内的部分山区,其中90%以上居住在福建、浙江广大山区。苗字はこの四つなんだって。

 

勝手に入れずガイドがつくのだが、ダンナは興味ないから、先に出てしまった。私も隙を狙って脱出。私の目的は古い建物の中がどんなか見たかった。でもずいぶん改装されていた。一階に降りたら、土産屋が並ぶ。強いセールス。とっとと逃げる。出ると教会。

 

 

建物に興味あるダンナ。

 

レンガとレンガの間の白い部分が細い。これはレンガをちゃんと平らに磨いている証拠だ。北京のレンガだったらもっと厚い。

 

前日通らなかったトンネルから宿へ戻る。これがコロンス島(鼓浪嶼)全貌。

 

昼もいろいろ出されたんだけど、これしか撮らなかった。食べたかった「沙茶面」。ダンナが好きじゃない、私が好きな味。

 
沙茶面是福建闽南地区的一道特色美食,中国的沙茶分闽南沙茶、广东潮汕沙茶等风味。其妙处在于沙茶酱的制作,而沙茶酱用以制作汤头。沙茶酱主料由虾干、鱼干、葱头、蒜头、老姜等十几种食材构成,经油炸香酥再研磨细,制成沙茶酱待用。
 

みんな毎晩呷るように酒を飲む。就寝時間も遅い。だから午前中寝ている画家もいる。私はダンナと午前散歩したが、みんなで午後も散策することに。またスペイン領事館に到着。ダンナがみんなに「中に入れるから見学してきて!」と勧め、私ら夫婦は午前に裏を通っただけで、正面を見ていない元日本領事館へ。中には入れない。

 

 

隣りは日本の元警察署と宿舎。

 

 

出て来るのを待って合流し、どんどん歩く。木が特徴ある。

 

一人が「灌满蛋を食べよう」と。

 

 

 

ダンナと半分こして食べた。

 

卵の中にひき肉などが入っている。作り方の動画はここへ。

 

宿へ。狭い方のトンネル。このアクセスが正しい。無駄足なし。このように人力で運搬するの大変だよね。

 
ダンナが宿の人に「あの人達の給料は?」と聞いたら「だいたい一回運んで80ー100元。距離や重さによってこれ以上もあるけど」。

 

夕食。
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四日目に撮った写真はここへ
 
五日目に撮った写真はここへ
 
<続く>

 

 

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