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カテゴリ:映画「シネリーブル神戸」でお昼寝
若松節朗「海の沈黙」シネリーブル神戸 予告を見たときから
「なんだかなあ???」という気がして、躊躇して、まあ、悩みに悩んで 「まあ、しかし、倉本聰の脚本やし」 と決心して見ました。 若松節朗監督の「海の沈黙」です。 ちょっと信じられないような ハズレ😡 でした。脚本というか、お話は悪くないと思いましたが、その上、豪華キャストが勢ぞろいしてて、 「オオー、石坂浩二やん、キョンキョンやん」と喜ばせてはくれるのですが、こうして、見終えて振り返ると、役者たちのお芝居がだめなのか、カメラの撮り方が悪いのか、多分、 演出がダメなんだろうとは思いますが、映画の最後のシーンに完成した絵とその前で命絶えている天才画家津山竜次というクライマックスがあるのですが、倒れている画家を演じていた本木雅弘君がちょっと可哀そうでした(笑)。 ああ、それから、小泉今日子さんも、なかなかな役どころなのですが、繰り返し映しだされる彼女のアップには、なんというか、何の厚みも感じられなくて困りました(笑)。 同じ時代に「美」と格闘して生きたはずの、美術大学の同級生たちとその恋人という設定の登場人物たちには、30年なり40年なりの 「それぞれの人生」 が流れたはずなのですが、セリフとしての 「こういうことがありました」 という説明は聴こえてくるのですが、それぞれの言葉づかいや表情からは何も聞こえてこないし見えてこない印象の映画でした。なぜだかはわかりません、ボクの見方に問題があるのかもしれしれません。しかし、ボクには出ている俳優たちがプロの演技をしているという感じがなかったですね。 まあ、細かいことを付け加えると、たとえば、吐血した 「血」は絵具になりません よね。だから、そこからは幻想シーンのはずなのですが、なんとなくコケオドシというか、デタラメなんですよね。もし、これを倉本聰が脚本で書いていたのであれば、チョットついていけませんね。 ヤレヤレ、トホホ…でした(笑)。 監督 若松節朗 原作・脚本 倉本聰 撮影 蔦井孝洋 編集 新井孝夫 音楽 住友紀人 絵画協力 高田啓介 キャスト 本木雅弘(津山竜次) 中井貴一(スイケン) 小泉今日子(田村安奈) 石坂浩二(田村修三) 仲村トオル(清家) 清水美砂(牡丹) 菅野恵(あざみ) 萩原聖人(村岡) 村田雄浩(半沢院長) 佐野史郎(桐谷大臣) 田中健 三船美佳 津嘉山正種 2024年・112分・G・日本
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最終更新日
2024.12.11 10:16:24
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