島根県出雲市の旅第5弾は、旧・斐川(ひかわ)町エリアを巡ります。
(2007年12月当時)
記事的には「出雲市」としていますが、正確にはこの時はまだ出雲市に編入されておらず、旧・簸川(ひかわ)郡斐川町時代でした。(この4年後の2011年に出雲市に編入)
「簸川」も「斐川」もどちらも「ひかわ」と読みますが、島根県では郡名と町名が同じ読みでありながら、異なる漢字を使うことがありました。
冒頭の荘原駅のリンク記事でも書きましたが、旧・斐川町は平成の大合併前の郡部では、島根県内屈指の人口を誇る町で、後に出雲市になっても、個人的に違和感ありませんでした。
という訳で、まずは荘原駅前です。
旧・斐川町は直江駅と荘原駅の2駅がありましたが、町役場はほぼ中間にあって、どちらが中心駅とは決め難い状況でした。
そんな中で、この荘原駅は行く所があったので、まずやって来ました。
といってもこれはもう、今から16年も前の姿ですが、自転車置場とだだっ広いスペースがあるだけの、のんびりとした空間でした。
そして真ん前の、右側の建物は遠めに見ても崩れかかりでした。
▼斐川町の地図です。
この時はまだ斐川町という自治体で、今は出雲市斐川町という形になっています。
今では同じ出雲市となっていますが、出雲大社からは距離があり、この地図でも左端に飛び出て描かれています。(町外なので)
役場が2駅の間にあるのが分かると思います。
出雲空港は、今は出雲市にある事になっていますが、元はこの斐川町にありました。
▼荘原駅から南へ下っていきます。
見渡す限りののどかな風景がそこにはありました。
▼当時の斐川町のマンホールです。
斐川町の目玉として「荒神谷(こうじんだに)遺跡」があります。
比較的近年の1983(昭和58)年から遺跡調査が行われ、多数の銅鐸・銅剣などが出土して、銅剣の1ヶ所からの出土数は最多で、考古学界に大きな衝撃を与えたといいます。
そんな銅鐸が何個も描かれたマンホールでした。
▼まだ続くのどかな風景、川辺に少し濡れた鋪道がより一層のどかさを引き立たせているように思えました。
▼向かうは「湯の川温泉」
といっても、この時あまり時間がなくて浸かる事はありませんでした。
荘原駅からは徒歩10分くらいで辿り着きます。
そしてこの周辺には斐川町の色々な施設がありました。
▼上の写真の引きのカットになりますが、湯の川温泉の案内マップがありました。
1ヶ所集中という感じで、軒数も多くありませんが、温泉宿がありました。
この時はその事を知らずにここへ行ってました。
▼道の駅・湯の川へ行き着きました。
実は最初からここへ行くつもりではありませんでしたが、荘原駅を訪ねて近くに湯の川温泉があるというので、足を踏み入れるぐらいはしておこうと思って、やって来ました。
▼道の駅 湯の川
の説明板です。
築地松(ついじまつ)を持つ民家が点在する…とあり、そういえば、地図の北部には軒並み「築地松」の表示がありましたが、そういう事か、と納得しました。
道の駅としては1998(平成10)年に登録されたといいます。
湯の川温泉は「日本三大美人の湯」のひとつとされますが、ここにはその温泉スタンドがあります。
▼道の駅湯の川の本体です。
ゆっくり居られませんでしたが、温泉に浸かりたかったなという思いはあり、また寄りたい場所のひとつであります。
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