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ブログの管理人

浦上 歩

・投資10年で利益800万円超
・ドイツで博士号を取得

投資を10年勉強・実践して年平均80万円の利益を出し、投資を教えたうちの一人が初年度で10%を超える利益を出す。

この働けど働けど給料が上がらない時代に、投資で生活がちょっとでもラクになる人が増えたらと思い、知識0でも投資が実践できる情報を発信しています。

日本がコロナ拡大中のため、国内株は下落に備えて再び利益確定。外国株は様子見

マスクをして新型コロナでぐったりしている人をイメージ

こんにちは。投資10年で800万円を稼ぎだした浦上といいます。

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前回の記事では、国内株式を中心に買い下がる方針にしたという話をしました。
↓↓↓
今週から国内株式を買い下がり始めました! 新型コロナの収束には希望の光が。

1週間前の話です。

新型コロナが欧米は収束に向かい、日本では拡大しそうな状況でした。

だから、外国株は上がり、国内株は下がると考えたためです。

 

予想通り外国株は上がっています。

ただ、国内株は下がったところを買っていこうとして逆に上昇してしまいました。

日本の感染者は予想通り先週より増加。

それでも、株価は上がりました。

ですので、私は日本の株は上がり過ぎだと思っています。

 

そこで、国内株を再び利益確定をすることにしました。

利益を確定することに決めた詳しい理由と、日本の株価がなぜ上がっているのかも記事に書いています。

 

Contents

1.ここまでの新型コロナショック相場のまとめ

新型コロナショック相場でどう売買を浦上がしているかについてはこの記事で4記事目です。

以前の3記事は以下になります。
↓↓↓
(3/22)新型コロナショックで大暴落。リーマンショック以来10年ぶりに「買い」ます
(3/28)新型コロナショックの暴落は一服。しかし、新たなリスクが出てきたので利益確定
(4/4)今週から国内株式を買い下がり始めました! 新型コロナの収束には希望の光が。

この3週間の間に状況が激しく変わるので、記事を何度も書くことになりました。

判断を何回も変更しなくてはなりませんでした。

 

そもそも私が10年間やってきたのは「ほったらかし投資」です。

ほったらかし投資」とは「インデックス投資」のことを言っています。

このブログも基本的にほったらかしで資産を増やす方法を書いています。

相場が上がったり下がったりするのはずっと無視して投資してきました。

今回は荒れ相場での投資を勉強するつもりで500万円を投資しています。

初めての試みですし、なかなか難しいですね。

ただ、相場に投資をしてきた方の記事などをネットで読んでも、今回の相場は難しいと感じている方が多いようです。

 

でも乗りかけた船ですし、最後までやり切ろうと思っています。

 

もう新型コロナショックに関して4記事目なので、ここまでのまとめをしておこうと思います。

この記事から読まれている方もいるかと思いますので。

 

1-1.基本的な投資方針は「買い」

最初の記事で新型コロナショックで「買い」に行くと書きました。
↓↓↓
新型コロナショックで大暴落。リーマンショック以来10年ぶりに「買い」ます

この方針自体は変えていません。

 

理由としては、

  • 新型コロナも暖かくなれば収束すると予想
  • リーマンショック級に下落するのは下がり過ぎと判断

というものでした。

 

ただ、日本の患者数増加という新たなリスクが出てきたので利益確定を進めたんですね。

2つめの記事で書いています。
↓↓↓
新型コロナショックの暴落は一服。しかし、新たなリスクが出てきたので利益確定

結果として、買ったり売ったりをしなくてはいけなくなりました。

 

1-2.日本の患者数増加で利益確定売り

日本の患者数は最初それほど増えていなかったのをご記憶の方も多いと思います。

最初はその前提で買いを進めていました。

ところが、3/25あたりから日本の患者数が急増しだしました。

そのリスクが出たための利益確定売りでした。

日本の患者数が増えている状況で、その時の日経平均19500円は高すぎると判断したわけです。

 

利益確定した額は160万円ほど。

この現金で再び「買い下がる」方針でした。

私は投資を行う上で現金の割合にルールを設けているので、無限に買い下がるということはしません。

リスクを減らすためのルールを守って投資しています。

そのルールを守るためには利益確定して現金を作る必要があったわけです。

 

以上が新型コロナショック関連で今までに書いた3記事のまとめです。

 

今回の記事の本題は、買い下がっていった結果と再び利益確定を決めた理由です。

国内株式と外国株式について、それぞれ分けて説明していきます。

 

2.国内株式を買い下がろうとしたが…

予想していたように株価は下落し、4/2に17818円まで下がりました。

このあたりで私は10万円ほど日経平均に連動するETFを買っています。

これも前回の記事に書いてますね。

 

新型コロナショックが始まってから、日経平均の最安値は3/19の16552円です。

この16552円を伺うだろうと予想していました。

そして、底値近辺でまたETFを買い、底値を下回ったらまた買い足す。

こんな感じで「買い下がって」いくプランでした。

 

2-1.予想に反して日経平均は上昇傾向

しかしながら、4/2の17818円から株価は上昇し始めました。

その後の最高値は4/10の19498円です。

そのため、国内株ETFを「買い下がる」ことまではできませんでした。

 

ただ、この間も日本の感染者数は増加しています。

それも毎日のように過去最多の感染者数を更新しています。

 

そういう状況で株価が上昇するということについては違和感がぬぐえません。

この先、いつ感染者の増加が収まるのかの見通しは立っていない状況です。

基本的に今年の企業の業績はこの新型コロナの影響がどのくらい続くかで決まります。

長く続けば続くほど企業業績は悪化するはずです。

 

だから、この株価上昇も上がり過ぎと判断しました。

 

2-2.2回目の利益確定を進める

そこで、2回目の利益確定を進めることにしました。

 

日本の感染者数の増加はどこまで続くのか。

中小零細企業はどこまで持ちこたえられるのか。

医療崩壊が日本で本当に起きてしまうのか。

その見通しがつかない限り、暴落のリスクは十分あります

 

特に日本の対策は欧米のような外出禁止令による都市封鎖(ロックダウン)ではありません。

同じ外出禁止令なら、欧米と同じように収まっていく見通しを立てられます。

しかし、「外出自粛の要請」しか日本の法律では出せません。

これは日本しかやっていないので、効果はまだわかりません。

だから、株価下落のリスクは残ることになります

 

今回の利益確定は下落に備えてのことです。

下落後に「買い下がる」準備になります。

株価が下落して安く買える状況が来ても、現金が無ければ買えませんので。

そのため、国内株式については下落のリスクを見込んで利益確定しました。

 

3.外国株式は底を打ったか

新型コロナショック後のNYダウの底値は3/23に付けた18591ドルです。

そこから反転し、下げる局面もありましたが、4/9は23719ドルで終えました。

5000ドル以上上昇しています。

 

外国株の上昇は納得がいきます。

ヨーロッパやアメリカには新型コロナが収まる兆しが出てきてるからです。

 

3-1.欧米の状況は改善

欧米の新型コロナの状況は、以前と比べたらかなり楽観できるようになってきました。

ヨーロッパは一日の死者数が減少する傾向が出ています。

国によっては外出規制が緩和されてます。

アメリカも予想死者数を10~20万人から6万人程度に下方修正しています。

その結果として外国株式が上昇しているわけです

 

3-2.外国株式の今後のリスク

外国株式の今後のリスクとしては、人々が気の緩みから外出してしまうことくらいでしょう。

ずっと家に閉じ込められている状況でしたからね。

状況が良くなって油断して外出してしまい、接触感染が増えてくるかもしれません。

 

特にヨーロッパの人にとって、春は宝のような季節なので、外に出たくてウズウズしているはずです。

私はドイツのミュンヘンに住んでいたことがありますが、冬が本当に長いです。

ミュンヘンは南ドイツにあるんですが、緯度で言うと樺太くらいなんですね。

案外知られてないかもしれませんが、北海道より北にあります。

 

感覚的には半年くらい冬がある感じです。

それで我慢できずに外に出ちゃう人が出てくるかもと思ってしまいますね。

ただ、このリスクも各国政府は感じているのか、外出制限を延長しています。

 

外出制限を緩めて、国民のストレスを減らし、経済を上向かせるのか。

外出制限を伸ばして、経済を犠牲にしてでも新型コロナを抑えるのか。

ここの調整を各国の政府が上手くやらないといけないので、非常に難しい判断が求められます。

これに失敗すれば株価下落のリスクになります。

 

ただ、このリスクがはっきりしてくるのはまだ先のことです。

少なくとも現状では新型コロナは欧米では収まりつつあります。

そこで、外国株については売りも買いもしない様子見としました。

 

4.全体のまとめ

全体で見ると、国内株も外国株も上昇する傾向でした。

これは世界の中央銀行がやっている利下げが関係しているでしょう。

 

4-1.利下げが株価を押し上げている

利下げは以下のような効果を狙って中央銀行は進めているのだとは思います。

中央銀行が利下げ
→ 各銀行は貸出金利を下げる
→ 企業は安い金利でお金を借りられる
→ 当面の運転資金を安い金利で調達
→ 収入が減った時の給与の支払いなどにあてる

 

でも、利下げは以下のように株価に影響します。

中央銀行が利下げ
→ 各銀行は貸出金利を下げる
→ 機関投資家は安い金利でお金を借りる
→ 安い金利で調達したお金で株を買う
→ 株価が上がる

ですので、中央銀行が利下げすると基本的に株価は上昇します。

 

今回のような暴落を抑えるために金利を下げているとも言えます。

逆に暴落の要因が減ったら、どうなるか?

株価は高騰します。

 

それがNYダウが半月ほどで5000ドルも上げた要因でしょう。

暴落の要因である新型コロナの拡大が収まってきていますからね。

 

4-2.なぜ感染者が増えているのに日経平均が上がるのか

ただ、日本の株価まで上がるのは本来は不自然です。

感染者が増えている段階ですからね。

 

一つには、日経平均株価はNYダウに連動するということがあります。

NYダウが上がると日経平均も上がる傾向があります

 

それと、日銀がETFを買い入れています

買うのは主に日経平均とTOPIXに連動するETFです。

午前中に株価が下がったら、午後に買っているらしいという話も聞きます。

1度に1200億円くらいです。

これも株価を押し上げる原因になります。

 

だから、日本の株価は中央銀行の政策によって上がっているかのように見えます。

それにはお金が必要なので、いつまでも続くとは思えないのです。

 

4-3.全体の投資方針

全体の投資方針をまとめる上で、実際にどのくらいの額を投資したかを書いていきます。

日経平均のETFを10万円ほど買った話は前回の記事でしました。

しかし、株価はそこから上昇したため、「買い下がる」ことはできませんでした。

そこで、余ったお金で外国株や外国REITの投資信託や株式などを買っています。

合計すると40万円くらいです

 

そして、日経平均が19000円台に戻したくらいに利益確定しました。

国内株式をだいたい70万円くらいです。

利益は6~7万円程度になりました

ただ、下落に備えて現金を用意するのが目的です。

だから、利益を出して現金が調達できているので十分と考えています。

 

前回の利益確定で160万円くらい調達したので、今ある現金は190万円くらいです。

新型コロナショックで投資した500万円の4割くらいを現金化しました。

国内株式はこの190万円で買い下がっていきます。

外国株式は様子見です。

残りの310万円のうちに外国株式もかなり含まれているので、これが上昇してくれればと思います。

仮に国内株式が上昇しても、310万円の中に国内株もあるので、どちらに転んでも大丈夫という形です。

 

それにしても相場で稼ぐのは難しいですね。

これをお読みの方はどうですか?

やってみようと思われますか?

あまりオススメは致しません(笑)

 

初心者の方に私がずっとオススメしているのは「インデックス型投資」です。

誰でも出来ます。

インデックス型投資」なら、こんな風に感染者の拡大、各国政府の政策、中央銀行の対応、それに対する株価の反応とかを見て考える必要などありません。

ほったらかしです。

今回のコロナ騒動を投資を始めるきっかけにするはいいかもしれません。

興味があれば以下の記事を読んでみてください。
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たった3ステップで投資初心者でも安全で確実な投資を始められる

 

 

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