今回はHall系をかけて比較
ソロギターにピッタリなリバーブプラグインはどれだ?の続きです。前回はリバーブのタイプをRoom系にして室内でギターが自然になっているのを比較しようとしたのですが、私の再生環境ではあまり大きな違いがでませんでした。おそらくもっとよい設備の方ではわかるのではないかと思いますが・・・DTMでよく使われるYAMAHA MSP3では分かりにくかったです。スマホのスピーカでは尚更かと思います💦
YAMAHA MSP3 |
今回はホール系のプリセットをかけてWetとDryのミックスを調整したものを比較してみたいと思います。ソロギターの中でもバラード調に曲に合いそうで、ここはリバーブの選択に一番こだわりたい所。まずはドライの元音です。
オリジナルのマイナー調のバラードを録ってみました。これに前回と同じリバーブプラグインをかけてみます。プリセットはMedium Hallあたりを探り、ミックス調整します。
1.2C Audio B2
2.FabFilter PRO-R
3.Lexicon PCM Native
4.Relab Development LX480
5.Valhalla DSP
6.Rverb
7.Cubase RoomWorks
8.Leslie Sanford Sanford Reverb
9.Denis Tihanov OrilRiver
聞いてみた感想
前回に比べて今回ははっきりと違いが感じられました。番号で言えば、1~5までのリバーブは濃厚またはナチュラルで複雑な響きが感じられ、6と7は平均的でごく自然なリバーブですが、1~5を聞いてしまえば「退屈」な評価となってしまいます。8と9については所謂「デジタル臭」が感じられる、と言ったところでしょうか。1~5についてはほとんど好みの問題になりそうです。
結論2
ホール系に関しては価格の高いリバーブプラグインはよりナチュラルまたは複雑な響きを出しソロギターの音を魅力的にする。その中でも価格の安い部類のValhallaリバーブは他の高価格のリバーブと引けを取らずコストパフォーマンスが最も高い。フリーのリバーブはやはりそれなりで止めといた方がいい。
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