シンガポールに住んでいると、周辺の旅行先としておすすめされる国がたくさんありますが、その中でも スリランカ は絶対に行くべき場所の一つ!
大自然に囲まれた美しい景色と、心温まる人々、そしてヘルシーで美味しい料理。全てが特別な体験を与えてくれます。
私自身、スリランカに行ってその魅力にすっかり虜になりました!今回は4泊6日で行った旅行の様子を詳しくご紹介します。
スリランカの魅力
1. 世界遺産の宝庫
スリランカは世界遺産がたくさんある国。シーギリヤロックを始め、ゴールの旧市街やキャンディの仏歯寺など、歴史的・文化的価値の高い場所が点在しています。
2. 野生動物と自然との触れ合い
野生の象や鳥に出会えるサファリ、紅茶畑が広がる丘陵地帯、青い海と白い砂浜など、自然好きにはたまらない景色が広がっています。
3. アーユルヴェーダの本場
スリランカはアーユルヴェーダ発祥の地。本格的なトリートメントで心身ともに癒される時間を過ごせます。
4. シンガポールからの近さ
シンガポールからのフライト時間は直行便で約4時間。経由便を利用すれば航空券もリーズナブルになります。
旅行プランの詳細
旅行日程
今回のスリランカ旅行は4泊6日。以下のように計画しました。
- 1日目:シンガポール→コロンボ(到着後ネゴンボに宿泊)
- 2日目:ミンネリヤ国立公園でサファリ&シーギリヤ
- 3日目:シーギリヤロック登山&キャンディ観光
- 4日目:アーユルヴェーダ体験&コロンボ観光&アーユルヴェーダホテルデイユース
- 5日目:深夜便でシンガポール帰国
旅行日ごとの体験
1日目:到着日(シンガポール→ネゴンボ)
夜遅くにコロンボに到着後、空港近くのネゴンボに移動し、簡素なモーテルに宿泊。
1日朝から移動で疲れていたので、到着後すぐに就寝して翌日からの観光に備えました。
到着後、ネゴンボのモーテルに宿泊
宿泊費:約2500円
おすすめポイント:とにかく安くて空港から近くて便利!翌日の長距離移動に備えて体力を温存。
スリランカ旅行記:2日目
朝のスタート
朝8時にドライバーさんと待ち合わせ、いよいよスリランカ旅行が本格的に始まりました。
ドライバーさんは日本語が堪能で、とても優しく頼りになる方でした。最初から最後まで同行していただき、安心して過ごすことができました。
ミンネリアへの移動
最初の目的地はミンネリア。5時間かけて移動しましたが、途中で売店に寄っていただき、朝食を取ることができました。パンとコーヒーでエネルギーチャージ。
アーユルヴェーダ施設
途中で「Athreya Ayurvedic Centre」というアーユルヴェーダ施設に立ち寄り、60分のマッサージとサウナがセットになったコース(約40USD)を体験。
純度の高いオイルを使用しており、リラックスできる素晴らしい時間を過ごしました。
ビュッフェランチ
1時半頃、ドライバーさんおすすめのビュッフェレストランに到着。スリランカカレーを中心に、欧米風メニューもあり、観光客向けのバラエティ豊かな料理が楽しめました。
サファリ体験
2時半頃、サファリスポットに到着。2時間ほど車で回り、野生動物を見て回りましたが、炎天下の中、屋根のない車での移動だったので、日焼け止めと防止が必須です。
途中で暑さに耐えながらも、サファリの魅力を十分に堪能しました。
シーギリヤのホテル
サファリ終了後、シーギリヤのホテルへ移動。6時頃にチェックインしました。
ホテルに到着して、暑さでくたくたになったので、シャワーを浴びてリフレッシュ。その後、ホテルのバーでシーギリヤロックを眺めながら一杯。
ホテルの魅力
今回宿泊したホテルは、広くて綺麗な部屋と美味しい食事がとても印象的でした。夜は野生の象が出ることもあるため、敷地内には出ないようにとのこと。夕食付きプランにして大正解でした。
レストランの夕食も絶品で、プールから見える景色やシーギリヤロックの絶景が最高でした。
この日は長時間の移動とアクティビティが盛りだくさんで、非常に充実した一日でした。
3日目:シーギリヤロック登山&キャンディ観光
早朝からシーギリヤロック登山
早朝6時、ドライバーさんと待ち合わせてシーギリヤロックへ向かいました。
ホテルから車で約10分で到着し、チケットを購入して登山スタート!
シーギリヤロックは巨大な岩山で、頂上からの絶景は圧巻です。
約2時間かけて頂上まで登り、下山後はホテルに戻ってシャワーを浴びてリフレッシュ。
その後、朝食を楽しみ、11時頃にチェックアウトしました。
キャンディへの移動
次の目的地は、スリランカの古都キャンディ。途中の道中で観光を楽しみました。
車で約1.5時間ほど移動して「マータレー」へ到着。
ここでは、スリランカの陶磁器ブランド「ノリタケ」のアウトレットショップに立ち寄り、素敵な商品を見つけることができました。また、「スパイスガーデン」も訪れ、スパイスについて勉強しました。スリランカ料理にはスパイスが必須なのでいつかスパイスを使って自分でカレーを作ってみたいです。
その後、再び車で約2時間の移動を経てキャンディに到着。
キャンディでの体験
キャンディでは、まず地元のサリーが買えるお店に立ち寄りました。
サリーそのものは購入しませんでしたが、美しいスカーフを一枚購入。
キャンディは世界遺産にも登録されている街で、紅茶の産地としても有名です。
「穏やかで美しい街」というイメージを抱いていたのですが、実際には車が多く、排気ガスが充満していて意外と喧騒を感じました。
宿泊
午後5時頃、宿泊先のホテルにチェックインしました。ドライバーさんと別れ、ホテル周辺の街を散策し、夕方は近くのホテルのバーでのんびり。地元の料理を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
次の日に備え、早めに休み、充実した3日目を終えました。
スリランカ旅行記:4日目
朝のスタート
この日はホテルで朝食をしっかりと食べてから、9時にドライバーさんと待ち合わせをしました。
ブッダの歯があるお寺へ
徒歩で約10分ほどの距離で、10時半から歯のお寺(ダラダマリガワ)へ向かいました。ここは仏教の聖地として有名で、仏教徒にとって重要な場所です。地元の人たちに混じってお祈りをしました。お寺の近くの丘からはキャンディの街を一望できる素晴らしい景色が広がっていて、その美しい景観にも感動しました。
ランチ
お寺を訪れた後、近くのホテルのレストランでランチを取りました。今回の旅では毎回ドラーばーさんがランチの場所に連れて行ってくれるのですが、ほとんどがホテルのビュッフェバイキングでした。
紅茶工場見学
午後には紅茶工場へ。スリランカと言えば紅茶が有名で、工場見学では紅茶の製造過程を学ぶことができました。試飲もたくさんさせていただき、本当に美味しい紅茶を楽しむことができました。もしスリランカを訪れた際には、紅茶はぜひたくさん買って帰るべきです!
コロンボタワー
紅茶工場を訪れた後は、コロンボ市内へ移動。コロンボタワーに登って見学しました。コロンボ市内を一望できる展望台からの眺めは格別でした。スリランカの色々な場所を巡りましたがコロンボは発展していて高層ビルがたくさんあり、イメージしていたより発展していました。
コロンボへ
その後、コロンボへ向かい、夜はホテルの近くの「しんばし」という日本食レストランで食事を楽しみました。久しぶりに日本の味が恋しくなっていたので、とても美味しかったです。スリランカんでこんなに本格的な日本食が食べられるんだとびっくりしました。
宿泊先
この日の宿泊先は「グランベルホテルコロンボ」。日本人が設計したできたばかりのホテルだったのでとてもきれいでした。部屋にはバスタブが付いていたので旅の疲れを癒しながらリラックスすることができました。
スリランカ旅行記:5日目(現地最終日)
最終日の朝は、ホテルで朝食をゆっくり楽しんだ後、コロンボ市内観光へ。
車窓から市内を見渡しつつ、いくつかの観光スポットにも立ち寄って写真を撮るなど軽めの観光を楽しみました。
その後、コロンボを出発してネゴンボへ向かいました。途中、フードコートでランチを済ませ、お昼過ぎにアーユルヴェーダホテルへチェックインしました。
アーユルヴェーダ体験
ホテル到着後は、医師による問診を受けた後、アーユルヴェーダのトリートメントを体験。
日頃の疲れがじっくりと癒される時間でした。その後は、ホテル内を散策したり、のんびり過ごしました。
アーユルヴェーダホテルの夕食
夕食は、肉を使わないヴィーガンメニューが中心。たっぷりの野菜料理と、常温のお水で体に優しいひとときでした。
このホテルでは冷たい飲み物を出さないそうで、全てが健康を意識したものになっています。
ゆっくりとよく噛んで食べると自然と満腹感が得られ、身体が軽くなるような気がしました。味もとても美味しかったです。
帰路へ
夜8時半頃に空港へ移動し、長い旅を共にしたドライバーさんとここでお別れしました。
23時発のフライトでコロンボを出発、バンコクに早朝4時5分着。さすがに眠気が限界…。
その後、乗り継いで6時10分のフライトでシンガポールへ向かい、9時35分に到着しました。
到着後、午前中は休息を取り、午後から仕事へ。正直なところかなり疲れましたが、充実感と満たされた気持ちでいっぱいです。
スリランカの旅を終えて
5日間のスリランカ旅行は、自然や文化、そして癒しを満喫できる素晴らしいものでした。
ハードスケジュールではありましたが、それ以上に心が豊かになるような体験ばかりで、また訪れたいと思える国でした。
忙しい日常の合間に、こんな素敵な旅ができたことに感謝です!
旅の予算詳細
今回かかった費用は1人あたり約20万円です。
項目 | 費用 |
---|---|
航空券 | 約38,000円 |
ホテル | 約14,000円 |
ドライバー手配 | 約67,000円 |
サファリツアー | 約13,000円 |
アーユルヴェーダ | 約5,400円 |
食費・お土産 | 約50,000円 |
スリランカでの食費は、1日あたり4,000円程度を予算に入れておけば十分です。
お土産の参考ポイント
- Noritake(ノリタケ)のお皿:日本で有名な高級食器ブランドですが、スリランカで生産しているため、アウトレットで日本よりかなり安価に購入可能。品数も多くかなり安いのでお皿好きにはたまりません。とても可愛いお皿が1500円くらいで購入できたので日本で購入する半額〜1/3のお値段です。機内持ち込みする予定だったので少ししか購入できなかったのが悔やまれます。
- Spa Ceylon(スパセイロン):アーユルヴェーダコスメとして人気。お手軽な価格で購入できるハンドクリームやキャンドルが特におすすめです。香りがとても良くて日本にも店舗がありますが、スリランカの方が断然安いです。
- 紅茶:スリランカといえば紅茶。高品質な茶葉をお土産にするのが定番です。今回はキャンディの紅茶工場でオレンジペコの紅茶をいくつか購入したのですが、とても美味しかったです。
持ち物リスト
スリランカ旅行では気候やアクティビティに応じた準備が必要です。以下の持ち物リストを参考にして、快適な旅を楽しんでください!
- 食べ物・飲み物関連
- フリーズドライの日本食:ホテルのビュッフェでお湯が使えるので、お粥やうどんのフリーズドライ食品を持っていくと安心。特に現地の食事が合わない場合に便利です。
- スナック菓子:車移動が多めなので、空腹時に軽くつまめるスナック類が重宝しました。
- 衣類・小物
- 帽子&長袖:サファリの移動車は屋根がないため、日差し対策に必須アイテム。軽くて通気性の良い素材がおすすめです。
- 日焼け止め:スリランカの太陽は非常に強いため、肌を守るために必ず持参してください。
- 水着:プール付きのホテルに宿泊する場合やビーチを訪れる際に役立ちます。
- 靴:観光地では歩きやすい靴が必須。特にシーギリヤロック登山には歩きやすい靴で向かいましょう。自然が多いので基本は靴移動が良いと思います。
- サンダル:ホテル内や短距離移動時に便利です。スリッパはホテルにはありません。
- 多めの服や下着:気候が蒸し暑く、汗をかくことが多いので、こまめに着替えられるように余分に持って行きましょう。
- その他の必需品
- 汗拭きシート:暑さ対策やリフレッシュに便利。特に観光中やサファリ後に重宝します。
- 虫除けスプレー:サファリや自然豊かなエリアでは虫対策が欠かせません。
- 酔い止め:長時間の車移動が多いため、酔いやすい方は必須です。特に山道やサファリ移動時に役立ちます。
スリランカはシンガポールから手軽に行ける癒しの楽園。
一度訪れると、心が洗われるような感動が得られるはずです。
ぜひこの特別な体験を楽しんでみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました!