おにぎりと富士見の旅part3
~1日目の夜と池田美術館!!~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、寒いのか~い??」。
まあ見ての通りってところです。
寒いせいか、縮こまって丸まって眠ってます。
いい夢見ろよっ!!!!
ちゃんちゃん。
閑話休題。
旅行1日目午後5時半過ぎ、石川県金沢市。
石川県立図書館の見学を終えて外に出たらば辺りはもう薄暮。
これから北陸道の方に戻って行くわけなんだが。
ざっと地図を見る限り、ここからすぐに幹線道路に出られてそのあとはまっすぐに道なり…っていう至極分かりやす~い道のように思えたんで。
ナビのれいこさんにおまかせでも行けるだろ、と安易に考えて走り出してはみたものの。
まさかのまさかで、その単純なハズの道順をロスト。
しばらく道に迷ってしまった。
やっぱナビにすべて任せるんじゃなくって、自分たちでもしっかり道を確認しておくべきだったなぁと反省。
今までに何回も同じような「反省」をしてきてるハズなんだがなぁ~。
…とにもかくにも北陸道に戻ってからは、ただひたすら北上し。
7時過ぎに小矢部川SA(富山県)で夕食。
ローソンで買ったワンタンスープやポテトサラダと北鯖江PA(福井県)のオレボで買ったスパムおにぎりなどをいただく。
あったかいワンタンスープがうれしい。
9時半過ぎに今日のゴールである米山SA(新潟県)にと~ちゃ~く。
我が家の旅ではすっかりおなじみさんになったSAだ。
就寝10時、おやすみなさ~い。
小矢部川SA
越中境PA(富山県)
ここは休憩だけ
旅行2日目、朝5時半。
みなさん、おはようございます。
このあとは晴れていくハズの天気だが、10月下旬の新潟は思ったよりも結構寒く、吐く息が白くなって見えている。
気温は6℃くらい。
停まっている車は乗用車が10台、トラックが20台くらい。
道の駅めぐみ白山のグラタンパンに自販機のコーンポタージュ、家から持って来たバナナなどで簡単な朝食をとって。
ちゃっちゃと身支度をし、出発前に妻とももたとでかる~く辺りを散歩。
道の駅めぐみ白山のパン
結構ボリュームあり
レンジであっためていただいた
名残りの月がまだ残っていた
目を凝らして見ると…
今までになく佐渡がよく見えた
すわなんだこの模様はっ??
…と思ったんだが
ウサギだったんだ!?
これ、あとで調べてみたらば旧日本道路公団のマスコットキャラで、名前は公団ウサギこと「ハイウェイ・ナウ」君と言うらしい。
当然ながら道路公団が民営化され、NEXCOになってから(2005年)はお役御免になってるハズだが。
今もなお高速上のあっちこっちに生き残ってるということなんだそうだ。
…ということで(どういうことだ?)7時40分には米山SAを出発する。
まず目指すのは南魚沼市の池田記念美術館。
長岡市まで大きく迂回して関越道を使えばこのままずっと高速道路を走っても行くことは出来るんだが。
あんまり時間の節約になるわけでもなさそうなので、ここは国道291号線を通るルートの方にすることに。
山あいの町、小国町を超えて行く辺りでで~っかい霧の海に遭遇。
まさに雲海って感じだった。
午前9時の開館直前に目的地と~ちゃ~く。
八色の森公園という大きな公園の中にあり、辺りはきれいにきっちりと整備されている。
この池田記念美術館というのは。
お隣の魚沼市の出身でベースボールマガジン社を創設、野球殿堂入りもされている池田恒雄さんという方が建てられたミュージアム。
美術館という名前の通り美術品は展示してあるんだが、それとは別にプロ野球やオリンピックなどの資料が並ぶスポーツ文化展示室、小泉八雲文学資料室なんてのもあって、いろいろとごったまぜになってるところはいかにも個人のコレクションによるミュージアムって感じがする。
ベースボールマガジンつながりでスポーツ文化ってのはなるほどだが、小泉八雲さんはなんでかと言うと。
池田さんがベースボールマガジン社の前に立ち上げていた出版社(恒文社ってところで、今はない)が小泉八雲作品のいくつかを出版してたために、小泉家とのつながりが生まれ、いろいろな資料を提供してもらえるまでの関係になったからなんだそうだ。
入館料はJAF割がきき400円。
さっそく凸してみよう。
敷地内には水が流れ
モニュメント?彫刻?が点在している
なかなかにお洒落な空間
スポーツ文化展示室
もっとも興味のあるところだが
残念ながら撮影は禁止
ワンちゃんや長嶋茂雄さん関連の展示はもちろん、大谷翔平選手のサインボールなんかも置いてある。
眺めることしか出来ないのが悔しい。
しょうがないので廊下に掲げてあるパネルの写真をパシャパシャ。
ワンちゃん、かっこいい!!
今の子どもは大谷翔平選手だろうなぁ
旅読の知る長嶋さんは
残念ながら全盛期ではなかった
双葉山さん(左)のときには
旅読はまだ生まれてもいません
小泉八雲文学資料室
ここも撮影は禁止
小泉八雲(英名:パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんはギリシア生まれのアイルランド系イギリス人で。
明治の中頃ジャーナリストとして来日し、日本の国籍を取得(イギリス側は国籍離脱を認めてないらしい)、海外に日本の文化を紹介する本をたくさん著した人。
旅読は「怪談」ぐらいしか読んでません。
ではでは美術館らしく美術品の方もちょこっとだけご紹介。
ただし旅読にはまったく美術関係の造詣はないんで悪しからず、です。
華やかさで撮ってみただけです
すみませぬ
こういう抽象系のアートは
どうやって評すればいいのやら
タイトル「旅する種子」
棒の先にあるのはアオギリの種子
どこを目指して飛んでいるのか?
「4つの壁」
ロールシャッハ検査のヤツのような
図版がひたすら並んでるのみだが
とにかく「おお!」と思ったので
「婦人」
石塑粘土その他で作られたお人形
視線が定まってないのが不気味
「三つ指と四つん這い」
金ぴかの背景の前に奇妙な獣たち…
ひときわ異彩を放ってる感じだったので
「せみ・ミーセ・せみの歌」
これは映像作品
しばらく見入ってました
…まあ、こんな感じ。
だれにでもオススメっていう場所ではないかもしれん。
まあ興味のある方はどうぞってところだろうか。
今日はここまで。
次回のupは今回の記事の続きです。
今回の旅の主目的、おにぎりを求めて行きます。