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okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

2024年末なら‥‥。1

2024年の年末、奈良に行ってきました。

 

にわかにですが歴史の学び直しをして来て、何時かは行って見たいと思っていた奈良。息子君も行って見たいと言う事と、是非あの景色は見せてあげたいと言う親心と、何より自分が日本で一番訪問したかったと言う事も相成り、色んな思いは交錯しましたが、年末奈良に行って来ることが出来ました。

 

親子二人旅となりましたが、とても良い時間を過ごし、良い思い出となりました。

 

旅ブログとはなってしまうでしょうが、歴史の学びに纏わる内容も盛り込みつつ、長くなるのは了承頂き、行って見たいと思います!。

 

よろしかったらお付き合い頂ければ。(写真多め、場所のネタバレ含みます。)

 

奈良への旅は2泊3日。(本望ならばもっと居たかった…。)

 

1日目は斑鳩方面へ。

 

奈良市内へ宿泊し2日目は奈良公園周辺へ。

 

3日目は帰路の途中に寄り道。

 

的な旅程でした。

 

まぁ何時もの様にタイトなスケジュール。決して大名旅行などと呼べる事の無い様な分刻みの計画表を作成しそれをなぞる様な旅でした😅。中々ひょいと行ける様な場所では無いですからね‥‥。メインの目的は息子君に教科書レベルな史跡を見せる場所を詰め込めるだけ詰め込んで来た感じです。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

東京駅を7時台出発ののぞみに乗り込みます。

東海道新幹線に乗るのは多分20年ぶり位‥‥。人で歩けない位の改札付近、帰省ラッシュ、5分間隔で出発する新幹線‥‥。田舎者は少し呆気に取られてしまいました。

 

この期間ののぞみは全席指定席だったらしく乗り遅れたら大変。何とか新幹線に乗り込みいざ奈良へ。

 

京都で乗り換え。JR線に乗り換え奈良を目指します。

 

何時もは車の旅なので、電車の旅は本当に久しぶり。インフルエンザが猛威を振るう中での列車移動。感染症対策も心がけます。

 

一時間弱でJR奈良駅に到着。ここからさらに移動予定なので一旦改札を出て、コインロッカーに荷物を預けます。結構コインロッカーも満杯‥‥。何とか探し出し荷物を預け、さらに電車に乗り今日の最初の目的地へと向かいました。

 

初日の最初の目的地は斑鳩地方にある ””法隆寺”” 。奈良の記事を書かれていたnicoさんの記事を参考にしつつ、出来るだけ効率的に回る事を優先しました。何度も言うようですが、なんせ次は何時来れるか分からないのですから‥。

 

JR法隆寺駅

ようやく法隆寺駅に到着です。運よくタクシーがいたのでタクシーで移動です。目指した先は””中宮寺””。タクシーなど乗るのも久しぶり。車一台しか通れないような、対向車が来たらすれ違えない様な小道をスルスル抜けて行き中宮寺へと到着。(正直一寸怖かった‥‥😓)

中宮寺とは聖徳太子が母后の為に創建したと言われる ””尼寺”” です。

 

中宮寺

 

参拝券を購入し中へと入っていきます

歴史を感じさせる土塀‥何時の時代の物なのでしょう‥

中宮寺 本堂

 

詳しくは書きませんが実際は別の場所に在ったのですが訳があってこの地に再建された模様。


比較的『新しいな』と感じた本堂。鉄骨とRC造の伽藍でした。調べて見ると1968年頃に再建されさらには2021年頃にクラファンにより修復された本堂らしかったです。中の仏像を守る為の建物の意味合いが強いのでしょう。

ただ世界三大微笑像の内の1つと言われ本尊とされる菩薩半跏像(国宝)は、自分物事全般において ””マニア”” 的な思い入れや、宗教に対しても熱心な思い入れも無く、偶像崇拝などの気持ちも無く、フラットな感覚で見ている方だと思うのですが本当に見惚れる様な菩薩像でした。

 引用:中宮寺HP

 

また””レプリカ””になってしまうのですが日本最古の刺繍(国宝)【太子の奥さんが太子亡き後、太子のいる極楽の世界を思い描き作らせたもの】 『 天寿国曼荼羅繍帳(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)』 も展示してあり、複製ながらに見事な装飾が施されており、歴史の重さやこの様な物が幾つもの時代を超え現存している事の凄さに感銘‥‥。若い頃には全く感じかかった感情でこんな物を眺めていました。

 引用:中宮寺HP

 

まぁ息子君はつまらなそうではありましたが、多少の関心は示しながら見学をしていました。当たり前ですかね(笑)。でもこんな歳に一見しておくだけでも何かの糧になると信じて‥‥。

中宮寺を後に聖徳太子の魂が眠る場所へと移動します。移動の途中に鐘楼がありました。

 

東院鐘楼

 

””鐘楼””と言う割には鐘が見えないタイプ。中には鐘がぶら下げられているのですが、一般的な鐘楼とこんな感じに中の鐘が見えない鐘楼‥‥。いったいどんな違いがあるのか少し疑問に思ったり‥。後で調べて見ましょう‥。

 

そう言えば徳川家光のお墓である””大猷院””でも見た様な気もします‥‥。

 

 ド派手ですけどね‥‥。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

 

次の目的の場所へと到着。歩いては数分の場所です。

 

夢殿(ゆめどの)

ゆめでんでは無くゆめどのと呼びます。

 

聖徳太子を祀ると言われる伽藍。聖徳太子亡き後、荒廃して行く斑鳩宮跡を憂い位の高い僧侶が創建した聖徳太子を供養するために造営されたと伝えられる伽藍です。正八角形のとても特徴的な建物で屋根の上に飾られる宝珠が何ともとても印象的でした。

 屋根の上に飾られている宝珠

夢殿本殿

圧倒的な迫力。思わず息を飲みます‥。

 

建物内には聖徳太子の等身大の仏像 『久世観音像』 を本尊とし安置しているらしいのですがこちらは””秘仏””と言う事で見る事は出来ません‥。そうは言ってもさらに建物の周囲には国宝や重要文化財の仏像が安置されていました。

 

金網越しに中を覗き込み、軒を見上げ遠巻きに建物を眺めて見る‥。まだ奈良に来て2カ所目の場所ですがもう既にお腹いっぱいな気分。

 

恐らく前回来た際も訪問したであろう施設ですが、いかんせんほぼ興味が無かった時期‥‥。ほぼ記憶がありません‥。

 

今回は風景や景色や感動を心に焼き付け旅の土産としてきました。

 

夢殿を後に今度は法隆寺へと向かいました。

 


自身の時間は忙しく流れていたと思いますが、この時がゆったりと流れている様な風景‥‥。何とも言え無かったです。

 

法隆寺

 

法隆寺へ到着‥‥‥‥。高い場所に登り上から見下ろします‥‥‥。

 

 

 

っとまぁこんなユーモアも今年も沢山交えて!。 法隆寺のミニチュアです。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

 

法隆寺(世界遺産)

言わずと知れた世界最古の木造建築物。聖徳太子ゆかりの寺院。ミニチュアでは無く本物にやって来る事がようやく出来ました。

自分は今回で3度目の法隆寺になるのですが、興味も無く、引率程度で訪問した感じだったので、ほぼ前回訪問時の記憶がありません。

 

ですので夢かなった嬉しさをかみしめながら、じっくりと見て来ました。

金堂と五重塔

少し写真に加工を加えてみたり。

 

若い頃は全く解らなかった事。木造の建築物が1300年もの年月を超え ””現存”” していると言う事の凄さ。その為の努力や労力、そして人々の思い‥‥。

 

表面的にでもそんな凄さを少しだけでも理解出来る様になった歳になり、こんな場所を巡るのが今はとても楽しいです。

 

  五重塔

 

 

息子君屋根の重さを支える何かを発見し騒いでいました🙄。

 

大講堂

後日奈良公園を訪れた際には観光客の多さに嫌気がさしましたが、ここ斑鳩の地は比較的人も少なくのんびりと見て回る事が出来ました。

奥さんに言われて来たのが ””奈良でのご朱印集め”” 。(本来は人に頼むべき事では無いのでしょうがまぁ‥‥)それをお土産に欲しいと‥‥。

 

正直、自分、このコンテンツへは少し後ろ向きな姿勢でした。もともと収集癖が無いですし、良いなぁとは思うのですが日本人の気質的に集め出したら止まらなくなりそうな気がして‥‥。

 

そんな気がしてならなかったので今まで神社仏閣などは巡りましたが、 ””御朱印”” と言うコンテンツには手を出していませんでした。自分の神社仏閣への訪問はあくまで歴史とのつながりの学びの延長上でしたので。訪問の既成事実や収集が目的では無かったので‥‥。

 

でも頼まれたからには集めなければなりませぬ。

 

法隆寺の御朱印は ””聖霊院”” と言う所で書いてもらえます。

聖霊院を前に親子で記念撮影。影ですが。

 

靴を脱ぎ建物の中へ。混雑はしていなかったので直ぐに書いて貰えました。勿論書置きの御朱印では無く ””手書きの御朱印”” です。

 

法隆寺の御朱印帳が欲しいと言う事だったので新しい法隆寺の御朱印帳の1ページ目に法隆寺の御朱印を書いて貰いました。法隆寺の御朱印帳。一寸と変わっていて表紙には何も書かれていません。ページを開くとそこに十七条の憲法の1つが書いてあります。

 

 

 

そこで”法隆寺の御朱印帳である””と言う事が分かるらしいです。御朱印を書いて下さる方が説明してくれました。

 

   ””和を以て貴しとなす””

 

十七条の憲法に書かれた有名な言葉です。小筆と中筆、3本もの筆を使って丁寧に書き上げ、この迫力とこの達筆。奥さんの習字の採点をさせられているのでこの書がどれだけ上手いかと言う事は自称ですが判断出来るつもりです。あくまで自称です。

 

上手いです‥。

 

まぁこれだけ大きな寺院。相当な枚数をお書きでしょうから‥‥。

 

感動してしまい、『 御朱印集めも悪く無いかな‥‥‥ 』 的な気持ちの大きな変化も。(流されやすい性格なのね(笑)臨機応変もアリかな。)

もしここから御朱印の世界に足を踏み入れたとしても、それはそれで新しい事に挑戦するのは良い事と捉えましょう!!。

 

もう少しじっくり見たい気持ちはあったのですが、本日残り2カ所回ろうと思っている場所があり後ろ髪を引かれる思いで法隆寺を後にする事に。

 



時間がゆっくりと流れる様な雰囲気。空間。空気感。どれを取っても最高の場所でした。また訪問したいですね‥。

 

法隆寺からバスでJR法隆寺駅まで。

 

バス停の近くには ””ご当地ポケモンマンホール”” がありました。

  エンテイ

 

カッコいいですね🤩。

 

次なる目的地は ””JR郡山駅”” 。福島県の郡山だけで無く奈良にも郡山があるのですな‥‥。

 

予定では郡山駅でタクシーを捕まえ次なる目的地へと移動。その前に朝から何も食べて無かったので郡山駅周辺で遅めのブランチ。午後2時過ぎてましたが‥‥。

 

奈良グルメ

 

昼食はうどん‥‥‥‥。うどん‥‥‥。‥‥‥😓。柿の葉寿しは?‥‥‥。

 

息子君との旅はこうなります。兎に角偏食。まぁ分かり切ってましたので仕方ないですが‥。

 

カレーうどんにご飯にチキン南蛮‥‥

満天うどん~カジバノバカチカラ さん。

 

tabelog.com

 

一寸ヘビーでしたが何とか完食。

 

次なる目的地へと向かう事に‥‥。ですがここで少しのアクシデント‥‥。

 

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コンパクトに書こうと思ってもやはりいつもの様に長くなってしまいました。まだ先は長いのに‥😓。

 

今回はこの辺りで。続きは次回と言う事で。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。