近代農業の発展によって、「現代型栄養失調」が危惧されています。
現代型栄養失調は、元福山平成大学客員教授の鈴木雅子氏が提唱した言葉で、カロリーが足りていてもビタミン・ミネラルなどの微量栄養素が欠乏している状態です。
そんな中で、「菌ちゃんファーム」で実践されている、菌の力を借りて栄養豊富に栽培された「菌ちゃん野菜」が注目されています。
その菌ちゃん野菜を気軽に食べることができるふりかけ「菌ちゃんげんきっこ」が特に人気で、体が正常に戻る「好転反応」が感じられると話題です。
菌ちゃんげんきっこに、いったいどんな効果があるのかまとめてみます。
ふりかけ「菌ちゃんげんきっこ」とは
栄養成分表示(100gあたり)
- 熱量:338kcal
- タンパク質:41.6g
- 脂質:4.9g
- 炭水化物:31.8g
- 食塩相当量:4.3g
「菌ちゃんげんきっこ」は、ビタミン・ファイトケミカルなどの微量栄養素たっぷりふりかけです。
砂糖・添加物・油・化学調味料等一切不使用で、菌ちゃん野菜の微生物パワーと海の多様なミネラルが合体・濃縮されています。
菌ちゃん野菜は、生ごみを菌・微生物で分解する循環無農薬農法で、病原菌・害虫・紫外線・強風・雨・霜・温度変化などの障害を自力で乗り越えて生きた元気野菜のことです。
菌ちゃん野菜を栽培している吉田 俊道氏は、農業法人㈱菌ちゃんふぁーむ代表取締役・NPO法人 大地といのちの会理事長で、「生ごみ先生」「菌ちゃん先生」と呼ばれています。
生野菜を乾燥野菜にして消化吸収を最優先した粉末でむせやすいので、味噌汁・スープなどの「湿り気のある料理」にふりかけたら混ぜて食べることが勧められています。
ふりかけ「菌ちゃんげんきっこ」の特徴
「菌ちゃんげんきっこ」には、キャベツ・ニンジンの葉・高菜・小松菜・イリコ・トビウオ・昆布・椎茸・自然塩をベースに、夏は「空芯菜」冬は「キクイモ」が入ります。
そのため、夏に作ったものは緑色、冬に作ったものは灰色、2種類の「菌ちゃんげんきっこ」があるのです。
収穫は、活性酸素消去能力がいちばん高い「前日が晴天日の朝」のみに絞っています。
菌ちゃん野菜の状態によって配合も変わるので、作る時期によって味・内容が若干変化します。
ふりかけ「菌ちゃんげんきっこ」で起こる好転反応の効果
菌ちゃんげんきっこで微量栄養素を摂取することで、現代型栄養失調が改善されます。
菌ちゃんげんきっこ・菌ちゃん野菜(元気野菜)を食べる効果については、『完全版 生ゴミ先生が教える「元気野菜づくり」超入門』で整理されており、目に見えて分かる効果として以下のものが示されています。
- 低体温症の改善
- 腸内環境の改善
- 睡眠の改善
- 体質改善(集中力UP・虚弱体質改善・体力UP・血流改善)
この本の詳細については、別の記事でまとめていますのでそちらをご参照ください。
これらの効果を発現して体が正常な状態に戻っていく過程で、心身の変化に体が追いつかない「好転反応」が発生することが口コミで確認できます。
発汗・発熱・ダルさ・下痢などの不調が出ますが、2~4日経過すると自然に落ち着きます。
菌ちゃんげんきっこの注意点として、「神経過敏なかたの場合はごく少量から始めて、少しずつ増やすと大好きになる例が多いです。」とあるように、少しずつ導入すると好転反応を抑えることができるでしょう。
まとめ
ふりかけ「菌ちゃんげんきっこ」についてまとめました。
ネットで購入することもできますので、ぜひ購入してみてください。
普通のふりかけが20g程度ですが、菌ちゃんげんきっこは60gも入っているので、買い過ぎには注意しましょう。