読んでくださりありがとうございます。
本日もお疲れ様でした🙂
今回は、オリバー・バークマン氏の著書 下 隆全氏の訳 河出書房新社より出版「HELP!」の感想を書かせて頂きます。
タイトルは、第9章より取りました。
私の印象に残った箇所は
例えば、毎晩の酒量の量を定め、一週間
に3日間は砂糖の入った食べ物を控え、毎週二回一マイル(約一・六キロメートル)ずつ走る。そうすると、七日間で人生を変えることなどはとうていできないが(たとえポール・マッケンナの『7日間で人生を変えよう』(柴田裕之訳、宝島社)という本を読んでも)少なくとも、「徹底的な節度」によって、物事を悪化させることなく、少しずつでも良くしていくことができるだろう。
という一文ですね。
著者さんも言ってますが、人生においては急激な変化はそうそう起こらないでしょう。
それよりも「徹底的な節度」をもって少しずつでも変化していくほうが現実的でしょう、という提案には一理ありますね🤔
この本はいわゆる自己啓発書に挑戦的な内容になっていて、批判の対象となる本にはあのデール・カーネギーの世界的ベストセラー「人を動かす」や、同じくベストセラーであるナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」もあります。
私は両方読みまして、わりと好きな本ですがね📖
私の個人的な考えですが、大ヒットした商品があると必ず二番煎じが作られるじゃないですか。
そういう二流三流の作品が後を絶たなくなったことに対して、著者さんは皮肉めいて批判してる感じもありますね🤔
わりと尖った感じもある本ですが、鋭く展開される理論には一定の真理も含まれているかと。
月並みな自己啓発本とは全く違う感触で、カウンターパンチをもらったような感覚になります👊
しかし別に嫌な気分になるわけではなく、特別ではない「凡庸な自分」を受け入れられる、そんな読後感が残る本でした😀
同著者さんの「ネガティブ思考こそ最高のスキル」の感想はこちらです⬇️
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