適応障害⇨職業訓練校初日 – 新しい環境での第一歩

今日から職業訓練校がスタートした。

初日はとにかく緊張の連続だった。

無職になって適応障害と向き合いながら、再スタートを切るための一歩。新しい環境での第一日目というのは、どこか慣れない空気感がある。

だけど、今日はその空気に身を委ねるしかなかった。

朝早く家を出て訓練校に向かう道中、少しだけ気持ちが軽くなった。

どこか「自分が動き始めた」という感覚があったから。

無職になってからの停滞感から一歩抜け出せた気がした。

訓練校に着いてまず感じたのは、多様な人たちが集まっているということ。

年齢も背景もバラバラで、「この人たちと6ヶ月間一緒に学ぶのか」と思うと、少しだけ期待と不安が入り混じる気持ちになった。

適応障害で引きこもりがちだった自分にとっては、人と話す機会自体が貴重なものだ。

初対面の人たちに挨拶するだけで少し緊張した。

初日は入校式と説明オリエンテーションだった。

カリキュラムの説明や訓練中の注意事項、就職活動のサポート体制についての説明が続いた。

思っていた以上に手厚いサポートが用意されていることに少し安心した。

特に、資格取得に向けた具体的なスケジュールが示されたことで、「なんとかやっていけるかもしれない」と思えるようになった。

ただ、一つだけ気になったのは、自分がこれについていけるのかという不安だ。

電気工事の基礎を学ぶといっても、全くの未経験の分野だから、最初は覚えることばかりだろう。

ここまで来たからにはやるしかない。

今は焦らず、自分のペースで進んでいこうと思っている。

同じように悩みや不安を抱えながらも、新しい道を模索している人たちと話すことで、自分も一人じゃないんだと感じることができた。

帰り道、少しだけ疲れたけど、心地よい疲れだった。

これまで家に閉じこもりがちだった自分が、新しい環境に飛び込んで、初日を無事に終えられた。それだけで十分だと思った。

これから6ヶ月間、どんな日々が待っているのかはわからない。

でも、今日の一歩を大切にして、少しずつ進んでいこうと思う。

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