桃園市大溪にある壱號館は、もともとは日本統治時代の日式住宅が大溪小学校の校長の宿舎として使われたもので、リノベーションされ2015年にオープンした。 2007年には歴史建築として登録されている。
この宿舎には 2001 年まで大溪中学校の英語教師である陳茂林と家族が住み、彼の妻がここで裁縫を教えていた形跡も残されている。
この施設は、エリア全体で博物館を構成する「大渓木藝生態博物館」の中で最初に公開されたことから「壱號館」と名付けられた。また、そのまちなか博物館の壁の入り口部分として情報ステーションとしても機能している。(訪問年月:2024年11月)
- 文化資産登録名称:大溪國小日式宿舍
- 文化資産分類:桃園市歴史建築
- 建物種類:宅第(住宅)
- 指定登録年月:2007年12月
- リノベ設計:鍾永男建築師事務所
▽大渓木藝生態博物館の解説はこちらから。
△日式住宅の正面外観。大木とよくマッチしている。
△裏側からの外観。
△エリア全体のマスコットである木博猫が出迎え。
△情報ステーションとして機能する施設。
△情報ステーションの入り口。