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特集

緊迫する中東情勢

パレスチナ自治区ガザ地区やレバノンの戦闘、イスラエルと中東諸国の動きについて詳報します。

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医療停止のガザ「本当に惨めだ」 帰国の日赤看護師、支援訴える

ガザから帰国し、現地の様子や思いを涙ながらに語る川瀬佐知子看護師(右)と、日本赤十字社の佐藤展章国際部次長=東京都千代田区の日本記者クラブで2023年11月17日午後1時47分、手塚耕一郎撮影
ガザから帰国し、現地の様子や思いを涙ながらに語る川瀬佐知子看護師(右)と、日本赤十字社の佐藤展章国際部次長=東京都千代田区の日本記者クラブで2023年11月17日午後1時47分、手塚耕一郎撮影

 パレスチナ自治区ガザ地区の病院に派遣されて医療支援に従事していた日本赤十字社の川瀬佐知子看護師(45)が17日、東京都の日本記者クラブで記者会見し、イスラエル軍による攻撃下での厳しい医療状況を語った。患者が押し寄せ、救急車も爆撃を受ける中、「本当にミゼラブル(惨め)だ」と悲嘆する同僚スタッフの言葉を声を詰まらせながら紹介し、国際社会による支援の必要性を訴えた。

 川瀬さんは大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)に勤務し、バングラデシュやハイチなど海外でも豊富な医療経験がある。日赤の医療支援の一環で、ガザ北部にある中核医療機関「アルクッズ病院」に7月から12月までの予定で派遣され、現地スタッフに看護手順の指導や技術支援をしていた。

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