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米大統領選2024

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バイデン政権はレームダック化、重要な外交判断困難に 各国に影響

米ホワイトハウスで式典に臨む岸田文雄首相(左)とバイデン米大統領=2024年4月10日、秋山信一撮影
米ホワイトハウスで式典に臨む岸田文雄首相(左)とバイデン米大統領=2024年4月10日、秋山信一撮影

 バイデン米大統領が21日、11月の大統領選での再選を断念したことで、2025年1月までの残り任期は「レームダック(死に体)」化が進む。外交を巡る重要な決定はしづらくなり、ロシアのウクライナ侵攻への対応や日本との安全保障協力の強化を巡る協議にも影響が出そうだ。

 「ホワイトハウスは混乱しているが、連邦議会や米軍は国益を守る備えができている。世界中の敵はそのことを認識すべきだ」。ジョンソン連邦下院議長は21日、バイデン氏の出馬断念を受けて、こう強調。中国やロシア、イラン、北朝鮮などを念頭に、米政権のレームダック化に便乗した動きをけん制した。

 バイデン氏は今週、イスラエルのネタニヤフ首相と会談する予定になっている。パレスチナ自治区ガザ地区での停戦について協議するとみられるが、既に先が見えたバイデン氏の言葉の重みが…

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