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駅伝365

箱根、ニューイヤー、都大路ーー。駅伝に賭け、たすきをつなぐ選手、監督、関係者らの思いに迫ります。

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駅伝365

中央大エース吉居駿恭「成長見せるシーズンに」 全日本大学駅伝

今季最初の駅伝となる全日本大学駅伝に臨む中央大の吉居駿恭選手=東京都日野市で2024年10月5日、円谷美晶撮影
今季最初の駅伝となる全日本大学駅伝に臨む中央大の吉居駿恭選手=東京都日野市で2024年10月5日、円谷美晶撮影

 11月3日に行われる全日本大学駅伝で、中央大のエースの吉居駿恭選手(3年)が今季初めて駅伝を走る。10月19日の箱根駅伝予選会は温存され、満を持しての出場だ。兄で大黒柱だった大和選手(トヨタ自動車)が今春、中大を卒業し、チームを引っ張る立場となった。これまでより駅伝で結果を残すことへの思いが強くなり、全日本、さらに箱根駅伝での活躍を誓う。【聞き手・円谷美晶】

「大和兄ちゃんの後ろが一番」

 ――トラックの5000メートルで目指したパリ・オリンピックの出場はかないませんでした。

 ◆圧倒的に力が足りなかったです。4年後に向け、いい経験になりましたが、反省点もたくさんあります。

 練習ができず悪循環になってしまいました。いい精神状態で練習や生活が送れていませんでした。

 レースばかり意識してしまい、練習を思うように積めなかったです。その時は気づかなかったのですが、振り返ってみると、もう少し(練習で走る)距離を踏むべきだったと感じました。

 ――今夏は兄の大和選手が所属するトヨタ自動車の合宿で練習をしていました。

 ◆8月1日から9月中旬までずっと参加していました。

 大和兄ちゃんは…

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