群馬

おから3％ごみ袋、前橋市が1.2万枚作成　8言語で捨て方表記も

　前橋市は地元企業と協力し、豆腐を作る際に出るおからを再利用したバイオマスプラスチックのごみ袋を全国で初めて開発した。原料の3％がおからで、市の指定ごみ袋として1万2000枚を作製。一般販売は予定していないが、資源循環の取り組みを事業者や市民に知ってもらい、環境問題への取り組みを促す狙い。　ごみ袋に

遺族の思いに法改正急務　危険運転、有識者報告書案　捜査側歓迎、設定に懸念も　／群馬

　自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪に関する法務省の有識者検討会で13日に示された報告書案は、飲酒や高速度の処罰要件の明確化という方向性を打ち出した。悪質運転で大切な人を奪われた遺族らの痛切な思いを受け止めた形で、法改正は急務だ。近年も適用の可否が課題となる事例が相次いでおり、捜査現場からは見直しを

全国初、おから3％ごみ袋　前橋市指定　8言語で捨て方表記　／群馬

　前橋市は地元企業と協力し、豆腐を作る際に出るおからを再利用したバイオマスプラスチックのごみ袋を全国で初めて開発した。原料の3％がおからで、市の指定ごみ袋として1万2000枚を作製。一般販売は予定していないが、資源循環の取り組みを事業者や市民に知ってもらい、環境問題への取り組みを促す狙い。　ごみ袋に

群馬・栃木・茨城　地球の歩き方があえて北関東を深掘りした理由

　北関東三兄弟の逆襲が始まる――。　ガイドブック「地球の歩き方」の「群馬」「栃木」「茨城」3県版が10月、そんなキャッチフレーズで同時発売された。　当の住民が自虐的に語るほど地味なイメージが強いエリアだが、あえて照準を絞ったのはなぜか。出版元「地球の歩き方」（東京）の担当編集者に聞いた。　＜主な内容

群馬の小中学校38校で夏休み延長へ　猛暑受け、館林市など6市町

　今夏は最高気温35度以上の猛暑日が続いたことを受け、群馬県館林市と周辺の邑楽郡5町（板倉、千代田、明和、大泉、邑楽）は2025年度から、公立小中学校全38校で夏休みを4日間延長する。始業日は8月28日から9月1日に変更となる。児童・生徒の熱中症リスクを軽減するのが目的。　館林市では7月に最高気温が

関東高校駅伝　男子　東農大二が6位　女子は共愛学園9位　／群馬

　男子第77回、女子第33回関東高校駅伝競走大会（関東高体連など主催、毎日新聞社など後援）が16日、前橋市の前橋総合運動公園群馬電工陸上競技・サッカー場を発着点とするコースであった。【加藤栄、日向梓】　関東8都県の予選で上位6位以内に入った男女計96チームが出場。男子（7区間42・195キロ）は2時

将棋好き栄一翁も歓迎！？　「中の家」で王将戦第5局　来年3月、埼玉・深谷で初開催　／群馬

　◇新札発行の年に朗報　将棋のALSOK杯第74期王将戦七番勝負（毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛）の第5局が来年3月8、9日に埼玉県深谷市出身の渋沢栄一ゆかりの旧渋沢邸「中の家（なかんち）」で開催されることが決まった。栄一が肖像となった新1万円札発行の記念すべき年の朗報。

ｅｙｅ

若者が描く家業の未来　「後継ぎ」を選択した女性たち

　多様な仕事を選択できる時代に家業を継ぐ若者たちがいる。帝国データバンクによると、後継者不在で事業継続できなかった「後継者難倒産」は、2023年に500件を超え、過去最多となった。後継者不足が深刻化する中、「後継ぎ」を選んだ女性たちを訪ねた。　「だるま屋になるとは思っていなかった」。そう語るのは、群

水戸葵陵、西武台千葉が初の都大路へ　男子・高校駅伝関東大会

　男子第77回関東高校駅伝競走大会（関東高体連など主催、毎日新聞社など後援）が16日、前橋市の前橋総合運動公園を発着点とするコースで開かれた。8都県の予選優勝チームを除く最上位が全国大会に進出でき、北関東ブロック（茨城、栃木、群馬、埼玉）から水戸葵陵（茨城）、南関東ブロック（東京、千葉、神奈川、山梨

北関東・水城、南関東・成田が都大路へ　女子・高校駅伝関東大会

　女子第33回関東高校駅伝競走大会（関東高体連など主催、毎日新聞社など後援）が16日、前橋市の前橋総合運動公園を発着点とするコースで開かれた。8都県の予選優勝チームを除く北関東ブロック（茨城、栃木、群馬、埼玉）で最上位に入った水城（茨城）が北関東地区代表で2年連続5回目、南関東ブロック（東京、千葉、

不登校の子支援で県開設　「つなサポ」登録者増　仮想空間に学びの場　休み時間はアバターで交流　／群馬

　不登校の児童生徒が年々増加する中、県が6月に開設した新たな支援策「つなサポ（つなぐんオンラインサポート）」に登録し、オンライン上の仮想空間（メタバース）で学ぶ不登校の子供が増えている。登校しなくても自分のペースで学習できるほか、カウンセラーらに悩みを相談し、参加する子供のアバター（分身）同士で交流

館林市と邑楽郡5町の公立小中　夏休み4日間延長へ　来年度から、熱中症リスク軽減　／群馬

　今夏は最高気温35度以上の猛暑日が続いたことを受け、館林市と周辺の邑楽郡5町（板倉、千代田、明和、大泉、邑楽）は2025年度から、公立小中学校全38校で夏休みを4日間延長する。始業日は8月28日から9月1日に変更となる。児童・生徒の熱中症リスクを軽減するのが目的。　館林市では7月に最高気温が40・

ヒストリア前橋　入館無料好評で定着　11、12月講演開催　／群馬

　前橋市の歴史をアニメ映像を中心に楽しみながら学べる施設「ヒストリア前橋」（同市表町）は10月から入館料を無料化した。夏休みにあわせ、7月から高校生以上500円だった入館料を無料にしたのが好評で、定着させることにした。11、12月にも講演やイベントが開かれる。　11月24日午後6時、同市出身の歴史学

「御巣鷹の尾根」　閉鎖前に冬支度　日航社員ら墓標清掃　／群馬

　乗客乗員520人が犠牲になった日航機墜落現場の「御巣鷹の尾根」（上野村）の登山道が冬季で閉鎖する前に、管理人の黒沢完一さん（81）や日航社員らが14日、墓標の清掃など冬支度をした。来年4月29日に開山する予定。　尾根に並ぶ犠牲者の墓標に木枯らしが吹き抜け、落ち葉が積もっていた。黒沢さんは慰霊碑の前

ウクライナ侵攻

避難家族に支援金　桐生市が1人当たり10万円　／群馬

　ロシアによるウクライナ侵攻で、新たに3人の家族が桐生市に避難してきた。市は14日、当面の生活費として1人当たり10万円の支援金を贈呈した。　避難してきたのはヤロシェンコ・ミコラさん（42）と妻のイバンナさん（37）、長男のネストルちゃん（3）の3人家族。ウクライナの首都キーウに住んでいた。しかし、

関東高校駅伝　前橋であす号砲　／群馬

　男子第77回・女子第33回関東高校駅伝競走大会（関東高体連など主催、毎日新聞社など後援）が16日、前橋市の前橋総合運動公園群馬電工陸上競技・サッカー場を発着点とするコースで開かれる。関東8都県の予選で上位6位以内に入った男女計96チームが出場し、関東の頂点を目指す。　今大会は、男女ともに、北関東ブ

しょうゆと清酒　醸造業のあゆみ　大間々町で企画展　／群馬

　みどり市大間々町で栄えた醸造業の歩みを紹介する「大間々町の醸造～醬油（しょうゆ）・清酒のあゆみ～」が同市のみどり市大間々博物館（コノドント館）で開催されている。12月15日まで。　同町は江戸時代に銅山街道沿いの宿場町として栄え、しょうゆと清酒の醸造業が発展した。地元の有力者が醸造業に携わったほか、

「こども政策課」　前橋市来春新設　／群馬

　前橋市は来年4月1日の組織再編で、こども未来部に、子育て支援策の総合調整を担う「こども政策課」を新設する。小川晶市長は2月の市長選で、子育て家庭の市外流出防止などを掲げていた。　この他、多発する災害への対応を迅速化するため、部長級の危機管理監を新たに置く。市が作った独自のデジタル個人認証「めぶくI

県試算　税収830億円減　「103万円の壁」見直しで　知事「住民サービス低下」　／群馬

　県は14日、国民民主党が求める案で「年収103万円の壁」を見直した場合、県と市町村で計830億円の減収が見込まれるとの試算を発表した。山本一太知事は「財源措置がなければ今までの住民サービスは維持できない。県の大事な事業をやめないと財政が持たなくなる」と訴え、導入する場合は代替財源を確保するよう政府

声優、田中敦子さん悼む　前橋　「少佐」の愛称、歩み紹介　／群馬

　8月に亡くなった前橋市出身の声優、田中敦子さん（享年61）の追悼展が、田中さんの誕生日に当たる14日、JR前橋駅北口の複合ビル「アクエル前橋」内のヒストリア前橋で始まった。　田中さんは、クールでかっこいい女性をイメージさせる声で多くのファンを魅了。中でも人気アニメ「攻殻機動隊」シリーズの主人公・草