囲碁

囲碁・仲邑菫三段、韓国主要タイトル戦で初の決勝へ　女流棋聖戦

　囲碁の仲邑菫（すみれ）三段（15）が18日に打たれた韓国の女流棋聖戦準決勝で金珉舒（キム・ミンソ）四段（17）に勝ち、決勝三番勝負進出を決めた。韓国の主要なタイトル戦の決勝に進むのは初めて。決勝の相手は、崔精（チェ・ジョン）九段―金恵敏（キム・ヘミン）九段の勝者で、勝った方がタイトル獲得となる。　

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第80期本因坊戦予選　張心澄初段－首藤瞬八段　第16局の5

　◇家族全員が棋士　張の勝負手に対し、白130から144まで冷静に対処した首藤が、勝利を収めた。検討の最後に「黒127、129の勝負手は見ていなかった。心澄ちゃん、予選Aまで勝ってきたのはすごいね」と、首藤が締めた。　解説の林漢傑八段は「AI（人工知能）に教わったのですが『三線の両先手ツケヒキは大事

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囲碁　世界アマ代表に大関さん

　2025年にカナダで開催予定の「第45回世界アマチュア囲碁選手権戦」の日本代表を決める対局が17日、東京都千代田区の日本棋院で行われた。「第70回全日本アマチュア本因坊決定戦」（毎日新聞社など主催）優勝の大関稔さん（30）と、「第18回朝日アマチュア囲碁名人戦」（朝日新聞社など主催）優勝の夏冰（か

囲碁世界アマチュア選手権、日本代表に大関稔さん　2年連続2回目

　2025年にカナダで開催予定の「第45回世界アマチュア囲碁選手権戦」の日本代表を決める対局が17日、東京都千代田区の日本棋院で行われた。「第70回全日本アマチュア本因坊決定戦」（毎日新聞社など主催）優勝の大関稔さん（30）と、「第18回朝日アマチュア囲碁名人戦」（朝日新聞社など主催）優勝の夏冰（か

囲碁・将棋スペシャル

囲碁　秋山、中庸戦優勝　「信じられない気持ち」

　＜第7回SGW杯中庸戦優勝者決定戦　安斎伸彰八段VS秋山次郎九段＞　第7回SGW杯中庸戦が2、3の両日、日本棋院東京本院で行われ、秋山次郎九段（46）が優勝を果たした。中庸戦は日本棋院所属の31歳以上60歳以下かつ7大タイトル戦、竜星戦、阿含桐山杯、SGW杯の優勝経験がない棋士が対象。予選を抜けた

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第80期本因坊戦予選　張心澄初段－首藤瞬八段　第16局の4

　◇ショートカットの秘密　「黒1は好手。白2で参考図、白1から5の切りは、黒6から8が成立します。白9に黒10がよく、攻め合いは黒の勝ち。白2は仕方なく、黒3で連絡形。心澄ちゃんは石の形がいい。参考図は級の方にはわからないと思いますが、黒1、3がいい形だと感じてください」と、林八段。　早打ちの張が1

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第80期本因坊戦予選　張心澄初段－首藤瞬八段　第16局の3

　◇クッキーの缶で四路盤　検討の後に「昔、張栩九段宅で行われていた研究会に、僕も参加していました。手空（す）きの時、心澄ちゃんと遊ぶのが楽しかった。覚えているかな？」と、林八段が問うと「はい、カンカン先生と呼んでいました」と、答えた。「心澄ちゃんは素直で礼儀正しい。うちの娘2人は心澄お姉ちゃんが大好

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囲碁　女流本因坊　藤沢5連覇

　囲碁の第43期女流本因坊戦五番勝負（共同通信社主催）の第5局が15日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、藤沢里菜女流本因坊（26）が挑戦者の牛栄子四段（25）に222手で白番中押し勝ちし、3勝2敗で5連覇（通算8期）を達成するとともに名誉称号の資格を得た。牛四段は女流本因坊位の初獲得は果たせなかっ

囲碁女流本因坊　藤沢里菜が5連覇達成　名誉称号の資格得る

　囲碁の第43期女流本因坊戦五番勝負（共同通信社主催）の第5局が15日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、藤沢里菜女流本因坊（26）が挑戦者の牛栄子四段（25）に222手で白番中押し勝ちし、3勝2敗で5連覇（通算8期）を達成するとともに名誉称号の資格を得た。牛四段は女流本因坊位の初獲得は果たせなかっ

県高校総合文化祭　囲碁部門　小山さん、井上さんV　／滋賀

　第45回県高校総合文化祭囲碁部門（県高校文化連盟囲碁部会主催）が、彦根市の県立彦根東高であった。3校の男女23人が参加し、個人戦の男子は小山亮さん（彦根東2年）、女子は井上葉月さん（同2年）が優勝。井上さんは2連覇となった。団体戦は男女とも彦根東Aが優勝した。　上位入賞の団体・個人は12月21、2

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第80期本因坊戦予選　張心澄初段－首藤瞬八段　第16局の2

　◇観戦棋士と二刀流　首藤八段は、天元戦、碁聖戦、女流本因坊戦の観戦記を担当する観戦棋士でもある。「彼はバランスのとれた、おだやかな棋風。本局の軽快な打ち回しは、段の方は参考になると思います」と、林八段。　張は2分考えて黒49と打ち込んだ。「黒51で手を抜くのはいい感覚ですが、白52のアテがよすぎる

棋界新時代

「詰め碁が苦手界」の星になる　囲碁　平田智也八段

　今月から本欄を担当する平田智也と申します。まずは自己紹介をしないといけないですよね。棋士です。30歳です。15歳でプロ試験に合格したので、人生の半分を棋士として過ごしています。なんかこう書くとすごいですね。　好きな食べ物はみかん。好きな飲み物は妻がいれてくれるコーヒー。好きな季節は冬。好きな色は黄

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第80期本因坊戦予選　張心澄初段－首藤瞬八段　第16局の1

　◇張心澄初段、予選Aに　今期、日本棋院所属棋士で予選Aに進出した44人中、初段は張心澄（こすみ）（18）ただ一人。張は予選Cで中山薫三段、予選Bで有村比呂司九段、大淵浩太郎五段を連破、初めて予選Aに入り、本局を迎えた。今年の成績は本局まで12勝11敗。　首藤瞬八段（42）は前期、最終予選決勝で敗れ

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第80期本因坊戦予選　孫喆七段－金秀俊九段　第15局の6

　◇孫が押し切る　碁はコウがあるから面白い。コウが残っているうちはあきらめてはいけない、というのが定説だ。昨譜は白190とコウを仕掛けたところまで見ていただいた。白はコウを頑張りながら、右下黒を全滅させなければ逆転できない。もしやと思いながら見守った。　黒223と出られたところで力尽きた。参考図、白

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第80期本因坊戦予選　孫喆七段－金秀俊九段　第15局の5

　◇コミ6目半　各3時間持ち／消費　白2時間55分　黒2時間18分　鮮やかな決定打　黒55が勝利を決定付けた一手である。右上隅を地にしただけにあらず、続く黒57のツギで上辺白一団の息の根を止める役割を果たしたのだ。黒59のあと参考図（1）、白1から5と生きを図り、黒6、8には白9、11の切断というカ

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囲碁　天元戦五番勝負　第3局

　◇囲碁天元戦五番勝負第3局（9日）　〇一力遼天元（222手・白番中押し）●芝野虎丸九段＝一力2勝1敗

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第80期本因坊戦予選　孫喆七段－金秀俊九段　第15局の4

　◇孫、明るい態度　午後1時半を過ぎ、形勢は黒に傾いている。白は忙しく立ち回って、あちこちを支えなくてはいけない。まず白8とコウを抜いて左辺黒を攻めた。黒10と出るのは白9と応じられて、生きるスペースが足りないことは前述した。ただ、生きようとする手が全部コウダテになるので、白がコウを頑張り続けて黒を

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第80期本因坊戦予選　孫喆七段－金秀俊九段　第15局の3

　◇挽回のチャンス逃す　昨譜で白66は黒70と切らせないための苦心の対応と記した。しかしながら黒67から71まで左辺を突き出された格好になっては合点がいかない。こうなれば良くも悪くも白72、74と出切って戦うしかない。　読みの深さに定評のある孫は3分の少考で黒87から91と険しい道に進んだ。松本八段

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第80期本因坊戦予選　孫喆七段－金秀俊九段　第15局の2

　◇金、後悔の一着　右辺の応接が互角に収まり、布石に戻り骨格が定まった。黒39の打ち込みから中盤戦に突入だ。この瞬間、白40の様子見が意味深である。参考図（1）、黒1と受ければ白2から黒7（＝5の上）を利かして白8までが注文だろう。白aが利きなのも自慢と言える。こういう時、プロは必ず反発し、黒41の

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第80期本因坊戦予選　孫喆七段－金秀俊九段　第15局の1

　◇美しいワカレ　ともに順当に（あえてこう言わせてもらう）予選Aまで勝ち上がってきた。孫喆（まこと）七段（28）の誕生年の1996（平成8）年に金秀俊（キムスジュン）九段（45）は入段した。　孫は棋聖戦の最上位Sリーグで奮闘していた。金との対戦成績は4戦全勝。本局解説の松本武久八段は「スジュンさん、