Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

アパレルの在庫リスクゼロを目指す生産支援プラットフォーム 「Made by ZOZO」、受注販売開始

 ZOZOは、ファッションブランドの在庫リスクゼロを目指す、生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO(メイドバイゾゾ)」による受注販売を9月1日からZOZOTOWNで開始する。第一弾として、同日よりユナイテッドアローズのブランド、info.BEAUTY&YOUTHの商品の受注販売を開始。その後、nano・universe、SHIPSなど計50型以上の受注販売も順次開始する。また、今後TSI、シップスといった各社の商品も展開予定。

 「Made by ZOZO」では、同社が所有するデータやノウハウに基づきブランドに商品企画を提案する。また、これまで手作業で行っていた工場での作業をデジタル化し、複数の異なるデザインの商品を同時並行で生産可能にする当社独自のシステムを開発。最低1着から生産し、商品を受注してから最短10日で発送する。これまでは、季節ごとに一定量をまとめて生産する方法が一般的だったが、「Made by ZOZO」ではZOZOTOWN上で商品を受注した後に生産工程に入るため、ブランドは在庫リスク、つまり過剰在庫による売れ残りリスクゼロで販売でき、商品のバリエーションを豊富に揃えることが可能になる。

「Made by ZOZO」の仕組み
「Made by ZOZO」の仕組み

 また、ブランドの要望に応じて、「Made by ZOZO」で得たデータを活用し、ブランド実店舗や自社ECといったZOZOTOWN以外の販売チャネル向けに適正な生産量を提案するといった、ブランドの自社内の在庫リスク低減についてもサポートしていく。

 ZOZOTOWNユーザーにとっては、目当ての商品の完売による買い逃しがなくなるほか、受注生産商品を購入の選択肢の一つとして選ぶことで、サステナブルファッションを日常に気軽に取り入れられるようになる。

 同サービスは、ZOZOが有する膨大なファッション関連データや、D2C事業等を通じて培った生産に関わる知見やノウハウを活用し、近年のアパレルの大量生産・大量廃棄の拡大傾向と、常に余剰在庫を抱えるビジネスモデルの課題を解決するために開発された。

【関連記事】
【回答者特典あり!】MarkeZineがアンケート調査を開始
PayPayフリマ、ZOZOのファッションコーディネートアプリ「WEAR」と今夏連携
ZOZOCOSMEが「ARメイク」を開始、21ブランドのコスメアイテムが対応
ZOZOと阪急阪神百貨店「店舗在庫取り置き」と「エンドレスアイル」による相互送客施策を実施
ZOZOテクノロジーズ、早稲田大学・上智大学とビジネスへの実応用を見据えたAI技術共同研究を開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/08/30 16:19 https://markezine.jp/article/detail/39827

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング