洗濯干しカバーのおすすめ人気ランキング【2024年】

洗濯干しカバーを購入するなら、基本的にはテントタイプがおすすめです。上・横など覆える範囲が広いため、衣類をさまざまな外的要素から保護しやすいでしょう。長さのない洗濯物であればすっぽり隠れる可能性が高いので、下着や名前入りの衣類を隠すのにも向いています。

ただし、回り込んで洗濯物に付着する汚れは防げない点には注意しましょう。テントタイプといっても、洗濯物を完全に覆えるわけではありません。花粉や黄砂、火山灰など横や下から回り込むものを100%防ぐことは難しいため、飛散量が多いときは室内干しをするなどの工夫を行いましょう。

テントタイプは、設置や取り外しに手間がかかるのが難点です。設置の際は、洗濯カバーの穴に物干し竿を通し、竿の足に紐を結んで固定する必要があります。カバーの汚れを防ぐために、都度片づけたい人には不向きでしょう。

洗濯干しカバーを都度片づけたいなら、シートタイプを候補に入れてみてください。洗濯物の上からシートを被せて洗濯バサミで止めるだけなので、設置や取り外しの手間がかかりません。

シートタイプは、衣類をすっぽり隠しやすい点も魅力です。ほかのタイプと比較すると衣類を覆う範囲が広く、全体が隠れやすいため、下着や名前が入った洗濯物を干すのに向いています。

ただし、干せる衣類の量が少なくなるのは難点。テントタイプだと奥行きがあるため、物干し竿に対して垂直にハンガーをかけることが可能です。一方で、シートタイプの場合は奥行きがなく、物干し竿に平行に近い角度でハンガーをかけるため、干せる衣類の数が少なくなる傾向があります。

シートタイプは、洗濯物が乾きにくくなる可能性がある点にも注意してください。衣類に直接被せて使用するため、衣類とシートの距離が近くなり、通気性を確保できない恐れがあります。洗濯物を短時間でしっかり乾かしたい場合は、避けたほうがベターです。

洗濯干しカバー使用時の通気性が気になるなら、カーテンタイプも選択肢に入れてください。外的要因が入る一方向だけをガードする形で設置するため、ほかのタイプと比較して衣類を覆う面積が少なく、通気性を確保できます。

カーテンタイプは、テントタイプと比較して場所を取らないのもメリットのひとつ。薄いシートを1枚取り付けるだけなので、狭いベランダでも邪魔になりにくいでしょう。

ただし、一方向のみのカバーなので、屋根のあるベランダでしか使用できないのが難点です。屋根のない庭やベランダで使用すると、上からの雨や鳥のフンを防げないうえに、飛散物に対してほとんど効果がないため注意してください。

洗濯干しカバーを購入するなら、メッシュ加工が施されたものを選びましょう。風通しがよくなるため、洗濯干しカバーをつけても衣類が乾きやすい状態を保てます。

メッシュ加工があると洗濯物が透けやすくなるため、気になる人はカバーの一部分だけにメッシュ加工があるものを選んでください。メッシュの位置は商品によって異なるため、隠したい部分がメッシュではないものを選ぶといいでしょう。

撥水・防水加工があれば、急な雨が降っても洗濯物が濡れにくいでしょう。付着した水が球状になって弾かれるので、カバーに水が染みこまず、洗濯物が濡れるのを防げます。

ただし、撥水・防水加工はあくまでいきなりの雨に対応するための機能であり、本降りの雨の中で長時間使用することを前提とした機能ではありません。洗濯干しカバーを使用していても雨が降ったら洗濯物を取り込み、室内干しに切り替えましょう。