600mL台の水筒のおすすめ人気ランキング【2025年】

オフィスなど、室内で使いたい場合にはスクリュー式がぴったり。スクリュー式とは、蓋を手で回して開けるタイプ。飲み口が広いため、飲み物の味わいや香りをじっくり楽しめます。ただし、両手を使わなければ開けられないため、外出先でササッと水分補給したいときにはあまり向きません。

熱い飲み物を冷ましながら飲みたい場合には、コップ式を選ぶのもあり。好きな量をゆっくり飲みたい人におすすめです。飲み物をほかの人とシェアしたい場合にも向いています。

通勤や通学、おでかけのときに持ち歩くなら、ワンタッチ式がおすすめ。ボタンを押すだけでフタを開けられるので、片手がふさがっているときでも手軽に水分を補給できます。

また、フタが本体と一体化していて置き場所に困らないのもうれしいところ。フタを閉めるだけでロックされるものなら手間もかかりません。オートロック式なら閉め忘れの心配がなく、バッグに入れて持ち歩きたい人にもうってつけです。

スポーツシーンや夏のアウトドアレジャーのときなど、ゴクゴク水分補給したいときに適しているのがスパウト式。スパウトはストローよりも太めの形状の飲み口で、冷たい飲み物を勢いよく飲むのに向いています。

ただし、スパウト式は保冷専用品として作られているものが多めです。冬場に温かい飲み物を入れたい場合は、別のタイプの水筒と使い分けるとよいでしょう。

直飲みタイプだとこぼしてしまう小さな子どもには、ストロータイプがおすすめ。ストローがあれば、はじめて水筒を使う2〜3歳くらいの子どもでも飲みやすいでしょう。うっかり倒してしまったときに中身がこぼれにくいのもうれしいポイントです。

ただし、食事中に使うと食べかすがストローの中に詰まってしまうことも。幼稚園・保育園で使うならストローとコップの2WAYを選び、食事中はコップを使うようにするとよいでしょう。コップなら飲み口に直接口をつけないので、衛生的に使えます。

運動量が増える4〜6歳以上の子どもには、直飲みタイプがうってつけ。個人差はありますが、だいたい4〜6歳ほどの年齢になれば直飲みタイプでもこぼさず飲めるようになります。直飲みタイプなら多量の水分をゴクゴク飲めるので、たくさん動く子にぴったりです。

食事中にも水筒を使う場合は、直飲みタイプにコップがついた2WAYが便利。ストロー・コップの2WAYタイプ同様、食べ物などで水筒本体を汚さずにすむのがメリットです。

中身の温度をしっかり保ちたいなら、まず保冷・保温性能をチェックしましょう。製品によっては保温・保冷非対応のものや、保冷性能のみ備えているものがあります。2WAY水筒の場合、コップタイプの中栓を取り付けたときのみ保温できるものもあるので要注意です。

より保冷・保温性能が高いものを選びたい人には、真空断熱構造を採用したものがぴったり。二重構造の間が真空になっていて温度が外に伝わりにくいため、飲みごろの状態を保てます。真空断熱タイプは結露も起こらないため、水滴でカバンの中を濡らす心配がないのも魅力です。

スポーツドリンクを入れて持ち運びたい場合は、使用可能かどうか確認が必要です。スポーツドリンクには塩分が含まれているため、一般的な金属の水筒に入れるとサビの原因になったり、金属が溶出して風味が落ちたりしてしまうことがあります。

たとえば、塩分に強い高腐食ステンレス製やフッ素加工を二重に施しているものがおすすめ。明確にスポーツドリンク対応と書かれているものもあります。ただし、スポーツドリンク対応の水筒でも、腐食を避けるために使用後はなるべく早めに洗うよう心がけましょう。

持ち歩き用の水筒は、なるべく軽いものを選ぶことが大切。中身を入れると重くなってしまうことを考慮し、300g以下をひとつの目安にするのがおすすめです。300g程度の水筒ならば、小学校低学年程度の子どもでも持ち歩きやすいでしょう。

一般的にアルミやプラスチックの水筒は軽く、保冷・保温性能にすぐれたステンレス製は重い傾向があります。しかし最近では、ステンレス製でも軽くて持ち運びに適しているものが登場。なかには真空断熱構造で250g以下のものもありますよ。

水筒をカバンなどに入れるのではなく、単体で持ち歩きたい場合には、ハンドルやストラップがついたものを選びましょう。ウォーキングなどのちょっとした外出のときや、ピクニック・遠足などのシーンで重宝します。

とくに子ども用の水筒は、ストラップ付きが便利。両手をふさがずに水筒を持ち運べるので、通園・通学用にぴったりです。本体についていない場合は、ストラップ付きカバーが付属するものを選びましょう。

手入れのしやすさを重視したいなら、なるべくシンプルな構造のものがよいでしょう。とくにスクリュー式はパーツが少なく、洗いやすいものが多めです。ワンタッチ式はやや複雑な構造のものが多いので、パーツが外しやすかったり、パッキンがスムーズに取れたりするものだと洗いやすいでしょう。

また、広口のものを選べば、水筒の中に手を入れて洗うことが可能に。落としきれない汚れが水筒の中に残るのを防げるので、いつでもきれいな状態で水筒を使えます。