【徹底比較】PCリュックのおすすめ人気ランキング【2025年】

ARC'TERYXの「アロー 22 バックパック」は、日々の通勤に加え、アウトドア向けの仕様も盛り込まれているため、ハイキングにまで幅広く使用できると謳われています。

背負い心地が抜群によく、荷物を入れてもハーネスが肩に食い込まなかったうえ、フィット感も優秀。モニターからは「長時間使っても負担を感じづらそう」と好評でした。加えて通気性にも優れ、ムレを感じにくかったため、徒歩から自転車通勤まで幅広い人におすすめです。

防水性も非常に高く、シャワーで水をかけても中身がまったく濡れませんでした。突然の雨でもPCを保護できるでしょう。各部への補強はしっかりなされているうえ、生地も丈夫なため耐久性も優秀。長く愛用したい人にもぴったりです。

一方、収納性はいまひとつ。小物ポケットの数が少ないため、アイテムの仕分けはあまりできませんでした。几帳面な人には不向きでしょう。開口部は広いものの、小物ポケットがファイルなどの荷物を入れると埋もれやすい位置についているため、小さいアイテムの出し入れがしづらいのも気になるポイント。さらに外ポケットが横向きについているうえ、本体が分厚めなので満員電車では使いづらいでしょう。

とはいえ背負っている間は快適、かつ高耐久・高防水ととにかく機能的。よほど小物をきっちりと仕分けしたいという人以外には、ぜひおすすめしたいベストバイリュックです。

スクエア形状に加え、ミニマルなデザインが特徴のSamsoniteの「エックスビーアール 2」。

ハーネスのクッション性が高く、背負い心地が高評価。フィット感もよいため、モニターからは「動いてもまったくブレない」という声が挙がりました。通気性も低くはないので、ムレもそれほど強くは感じず、総じて背負っている際の満足度は高いリュックといえます。

本体には全面的に硬めの芯材が入っているため、耐久性も優秀。PCも衝撃からしっかり守れるでしょう。防水性は高くはないので、突然の雨には備えておく必要はありますが、電子機器の持ち運びはしやすい印象でした。

荷室が複数あるうえ、小物ポケットも多めに設けられているのはうれしいポイント。開口部も広いため出し入れしやすく、収納性は悪くはありませんでした。ただし一つひとつの小物ポケットはやや大きめなので、すべてのアイテムを細かく分けたい人にはもう一歩の商品。また、本体は分厚いうえ硬いので、満員電車では注意が必要でしょう。

全体的に欠点が少なく、性能のバランスが取れたバッグといえます。背負い心地がよく、小物の整理もある程度したい、という人は第一候補として検討してほしい商品です。

吉田カバンの「PORTER INTERACTIVE DAYPACK」は、15インチまでのPCが収納可能で、幅広い年齢に向けられた商品です。

つくりがとても丁寧で、とくに縫製のきれいさが見受けられました。そのうえ各部への補強もしっかりと施されており、耐久性は高評価。加えて防水性にも優れていたため、突然雨に降られても中身はあまり濡れずに済むでしょう。さらに厚みは11cmと薄く、外側には上向きのポケットが設けられているので、電車内での使い勝手に優れています。

一方、背負った際のフィット感はよいものの、ハーネスのクッション性は物足りず、背負い心地は高評価に一歩届きませんでした。ムレは感じづらかったので、通勤時間が短い人や荷物が少ない人であれば、選択肢に入れてもよいでしょう。

収納性については、開口部が大きめで、アイテムの出し入れにはそれほど苦労しませんでした。しかし、人によっては小物ポケットが少なく感じるケースもあったため、細かく仕分けしたい人には物足りないでしょう。

MSPCの「Aer Fit Pack 3」は、ジムに通う人向けに設計されたバッグで、底にはシューズを入れられるポケットがついているのが特徴です。

非常に丈夫な生地が使われているうえ、各部の補強もしっかりされており、耐久性は申し分ない結果になりました。長く愛用したい人にはうれしいつくりでしょう。背負い心地もよく、「荷物を入れても軽く感じる」とモニターからも高評価。さらに、背面パネルには空気の通り道が設けられているため、ムレにくさも好評でした。

一方、防水性の検証では、シャワーの水をかけたところPCポケットは無事でしたが、メインの荷室は底部が濡れてしまう結果に。雨対策はしておくのが無難です。また、収納性はいまひとつで、とくに開口部が狭めで出し入れがしにくい印象でした。加えて内部の視認性が低いのも気になるポイント。小物ポケットも、やや小さく使いづらかったので、細々したアイテムをたくさん持ち歩く人には不向きでしょう。

本体上部には上向きのポケットが設けられているものの、分厚い形状なので、満員電車で通勤する人には不向き。徒歩・自転車通勤の人向けのリュックといえるでしょう。

ゴールドウインの「THE NORTH FACE バサルトデイ」は、別売り鍵を購入すればロックが可能で、海外旅行時にも重宝すると謳われています。

収納性の高さが魅力で、モニターからは「大小さまざまなポケットが充実しているので、整理しやすい」と好評でした。開口部は大きく、出し入れもスムーズに行えるでしょう。バッグとしてのつくりもよく、耐久性も優秀。縫製はきれいで、補強もしっかりと施されていたので、長く愛用できるでしょう。

PCポケットはクッション性に富んでいるうえ、シャワーの水をかけても中身がまったく濡れなかったので、電子機器の持ち運びにもぴったりです。一方、背負い心地はよいとはいえず「クッション性はあるものの、体にあまりフィットしない」という声が見受けられました。フィット感が低い分、背中はムレにくいものの、通勤時のストレスを軽減したいという人にはやや心許ない結果といえます。さらに本体が分厚いため、電車での取り回しやすさもいまひとつ。

リュック内を整頓しやすいので几帳面な人にはぴったりですが、通勤時間が長い人は、やや負担を感じる可能性があるため注意しましょう。

Thuleの「Subterra 2 TSLB417」は、多くの荷物を入れたい人におすすめ。たくさんの荷物を入れやすいのが特徴です。大口とまではいえませんが出し入れがしやすく、内側は明るい色の生地で視認性も良好。中や外に小物ポケットも充実しています。PCポケットにはマイクロフリース生地が使われているうえ、厚みもあるので中身をしっかり保護できるでしょう。

ハーネスのクッション性が十分にあり、肩に食い込みにくいこともメリット。背中へのフィット感も高く「重さが分散されている感覚で動きやすかった」との声が挙がりました。ただし、背中に若干ムレを感じた人もいたので、暑がりの人は注意してください。

コイルファスナーは滑りがよいうえに、本体や持ち手の生地が頑丈でちぎれる心配は少ないでしょう。一方、シャワーで水をかけると、PCポケットの底部が濡れていました。強い雨には注意が必要です。

収納のしやすさ・背負い心地のよさ・耐久性の高さがそろっていることは魅力。大容量を求める人におすすめできるビジネスリュックです。

ロワードの「P.I.D バックパック PBC104」は、ビジネスライクなデザインのリュックがほしい人におすすめです。シンプルなデザインなのでスーツにも合うでしょう。さらにPCポケットのクッションには厚みがあり、PCもしっかり守れます。

ハーネスにはクッション性があり、肩への負担は感じにくい印象です。一方で、生地の硬さから背中へのフィット感はやや物足りず、「厚着だと肩がこりそう」との意見が出ました。背面パネルはメッシュですが、若干ムレを感じる場合もありそうです。出し入れ時に素材が硬く、ややアイテムを出し入れしづらい印象。

大部分が破れにくいレザーで耐久性は申し分なし。太い糸を使った縫製にはブレがなく、ファスナーもなめらかでした。しかし、シャワーで水をかけるとPCポケット上部が濡れており、防水性の低さは懸念点です。

背中にフィットしづらいのも気になりますが、開口部が大きいことはメリット。シンプルなデザインの商品を求める人は検討してください。

USBポートが備え付けられ、背負ったまま携帯の充電が可能なMARK RYDENの「ナバロ2」。

検証の結果、背負った際にムレにくいことがわかりました。夏場の通勤の不快感も緩和されるでしょう。ハーネスにはクッション性があり、重い荷物を入れても肩は痛くなりにくい印象でしたが、体へのフィット感は低め。長めの徒歩通勤や、自転車通勤では少しストレスになるかもしれません。

開口部は広く、出し入れの際に引っかかることはあまりありませんでした。ポケットの数も多く、きっちり仕分けしたい人にはうれしい仕様。人によっては「持て余す」という声もあったので、小物が多い人向けといえるでしょう。

耐久性は悪くはありませんが、縫製に歪みが見受けられ、ややつくりが粗い部分も。またファスナーには小さいものが使われているので、雑に開閉を繰り返すと破損の懸念があるため気をつけましょう。また、シャワーの水をかけたところ、メインの荷室が全体的に濡れてしまったため雨対策も必要。本体自体は分厚めなので、混み合った電車では少々取り回しづらさを感じるかもしれません。

小さなポケットがハーネスに設けられているのが特徴のSTARTTS「背負ったままスマホも定期も出し入れできる大容量リュック」。

ハーネスに厚み・幅があるため、肩に食い込みにくく背負い心地は高評価。フィット感も高く、通勤時の負担は軽減できるでしょう。ただし体にしっかり密着している分、通気性が低く、ムレにくさはいまひとつ。汗をかきやすい人は、夏場不快に感じやすいかもしれません。

開口部は非常に大きく、さらに自立もしやすいので出し入れはスムーズな印象。内部には青い裏地が貼られているため、視認性にも優れていました。一方、ポケットの数は多くないので、きっちり整理したい人には不向きでしょう。

耐久性については、本体全面にウレタン芯が入っているのはよいものの、ハーネスの付け根に補強がなされていなかったのは懸念。重い荷物を入れるとそこから千切れる可能性があります。加えて、ファスナーのサイズも小さいため、開閉を雑に行うと破損のリスクも。防水性も高くはなかったため、折りたたみ傘を携帯しておくのが無難です。また満員電車では、上向きのポケットがついているのはうれしいものの、深いつくりなので、荷物を取り出す際には手間取るかもしれません。

ニューウェルブランズ・ジャパンの「Coleman アウトビズバックパックスリム」は、アウトドア系ブランドでありながら、スクエア形状かつデザインもミニマルなのが特徴。

前に抱えた際の使い勝手がよく、満員電車での通勤にはぴったり。上部に上向きのポケットが設けられ、前に抱えた状態でスマホや文庫本をサッと出し入れしやすいほか、厚みも14cmと薄いので迷惑にもなりづらいでしょう。耐久性も高く、とくに生地が丈夫。擦れに強いので、地面に置くことを繰り返しても破れにくいでしょう。

開口部は大きく開くうえ、裏地にも色がついているため中身の視認性にも優れていました。小物ポケットも複数設けられているので、最低限の整理は可能。ただし人によっては「ポケットのバリエーションがもう少しほしい」という声もあったため、きっちり仕分けしたい人にはやや物足りないかもしれません。

背負い心地は悪くはありませんが、ややハーネスが硬いと感じる場合も。重い荷物を入れると少し負担に感じるかもしれません。フィット感はよく通気性にも優れているため、自転車通勤の人なら問題なく使えるでしょう。しかし防水性は高くはなかったため、突然の雨には備えておくのが無難です。