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文具マニアが厳選!初心者におすすめの1万円以下で買える万年筆10選

文具マニアが厳選!初心者におすすめの1万円以下で買える万年筆10選

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こっこ
文房具系サラリーマンブロガー
今、女性を中心にブームが起こっている万年筆。昨年カクノ(PILOT)の透明軸が新発売され、軸の中にビーズなどを入れてカスタマイズをする、という新しい楽しみ方も創出されました。1,000円で買うことができるカクノは、「万年筆ってちょっとお高くて手を出しづらい」という印象を払拭。いまや性別や年齢を問わずに楽しめる筆記具となりました。

カクノももちろん素晴らしい万年筆ですが…ちょっと待って!他にも素敵な万年筆はたくさんあるんです!この記事では私がおすすめする、1万円以下で買えちゃう万年筆をご紹介したいと思います。
  • パイロットコーポレーション
    コクーン FCO-3SR-L-F
    2,250円


    こっこ

    カクノと同じパイロットの万年筆コクーン。個人的にはカクノよりもおすすめしたい万年筆です。お値段はカクノより高いですが、ネットなら2,000円強で買えちゃいます。

    カクノは安価で気軽に買えるのですが、高級感には乏しいのが弱点。高級感や特別感も万年筆の魅力だと思うんですよね。その点コクーンには金属軸が採用され、適度な重みもあります。

    名前のとおり、繭をイメージさせる独特な流線形は、筆記時の重心バランスを考えて作られており、長時間の筆記でも疲れません。これでこのお値段はお安い!男女・年齢を問わず使える1本です。
  • ヤスダ
    万年筆 アルスター
    2,663円


    こっこ

    ドイツのメーカーLAMY。カクノが発売されるまでは「初心者向け万年筆と言えばLAMYのサファリ!」と言われていました。

    このアルスターはサファリの上位モデル。プラスチック軸のサファリに対し、アルスターはアルミ製の軸を採用しています。金属が持つ独特の鈍い輝きが高級感を演出。この高級感が万年筆を使う喜びを教えてくれます。

    実は私自身のファースト万年筆がコレ。カジュアルにもフォーマルにも使える万年筆で、今でもノートを書くのに使っています。インクフローがよく、ぬるっとした筆記感を楽しめます。
  • LAMY
    万年筆 アイオン
    7,984円


    こっこ

    ラミーの大定番は『サファリ』や『アルスター』ですが、2017年、最新モデルとして登場したのが『アイオン』です。

    特徴はそのシンプルさ。通常の万年筆は首軸と胴軸部分(簡単にいうと、グリップ部分のパーツとボディ本体のパーツ)の継ぎ目が見た目でわかるような作りのものが多いのですが、このアイオンは高度な技術により、つなぎ目を感じさせないデザインを実現しています。

    軸のメイン素材はアルミニウム。マット加工されておりハードな印象です。特に男性に似合う、ラミーの新定番万年筆です。
  • カランダッシュ
    万年筆 849
    5,300円


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    スイスの老舗メーカー、カランダッシュ。『849』というボールペンは丸みを帯びた六角形の軸に、独特のぬるりとしたノック感と書き心地が人気の商品です。その『849』からついに万年筆が発売されました!

    アルミ製のボディは、ボールペン同様に丸みを帯びた六角形。かわいらしくてスタイリッシュなデザインは、女性はもちろん男性が持ってもおしゃれです。

    カラーバリエーションが豊富で、コレクション欲も刺激されます。ボールペンと同様、限定色やコラボモデルも展開されそうな予感…!
  • パイロットコーポレーション
    万年筆 キャップレス
    7,690円


    こっこ

    万年筆の天敵はインクの乾き。乾いてしまうとインクが流れずに筆記ができなくなってしまうため、使ったらすぐにキャップをするのが常識。裏を返せば、必ずキャップを着脱しないと筆記ができないのが万年筆です。

    その常識をくつがえしたのがパイロットのキャップレス。名前のとおり、キャップがない万年筆なんです。では、どうやって筆記するのかというと、なんとノック式。ノックをするとペン先が出てきて、ボールペンのように使える。これが最大の魅力。

    キャップの着脱というひと手間がなくなるだけで、万年筆を使うハードルがぐっと下がります。ガシガシと日常使いできる、頼もしい万年筆です。
  • カヴェコ
    万年筆 アル スポーツ
    8,415円


    こっこ

    カランダッシュの849シリーズも見た目が特徴的でコレクション欲をそそりますが、負けず劣らずかわいくて集めたくなるのがカヴェコの万年筆です。

    キャップをしているときは、手のひらに収まるコンパクトサイズ。太くてガシッとしたキャップが特徴的です。筆記時には外したキャップをお尻につけることで長さが確保され、筆記しやすいサイズになります。

    ご紹介したのは『アル スポーツ』というアルミ素材のタイプ。より安価なプラスチック軸のシリーズもあり、カラーバリエーションが豊富。私はスチール製の『スチール・スポーツ』を持っています。見た目がかわいく、SNS栄え間違いなしです!
  • FABER-CASTELL
    万年筆 アンビション レジン
    7,304円


    こっこ

    ファーバーカステルは鉛筆メーカーとして有名なドイツの老舗。六角形の鉛筆を発表したメーカーです。そのファーバーカステルの万年筆は、なんとも言えない上品さを備えています。

    お値段もリッチなものが多いのですが、この『アンビション』シリーズは比較的安価で、中でも『レジン』は定価でも1万円を切る商品。ブラックボディにヘアライン加工、キャップ部分は光沢のあるクローム。手にするとしっかりとした重みがあり、高級感と上品さを携えています。

    インクフローもよく、「万年筆を使っている!」という特別感を存分に堪能できます。男性にも女性にも、使う人を選ばない万年筆。この品質でこの価格は“買い”です。
  • セーラー万年筆
    四季織 月夜の水面 万年筆
    4,480円


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    名前の通り、日本の四季をイメージし筆記具として表現した、セーラーの万年筆です。ご紹介しているのは『月夜の水面(つくよのみなも)』というシリーズで、月光を映す水面がイメージされた透明感のある色調の万年筆。

    これ以外にも『ひさかた』『雪月空葉(せつげつそらは)』というシリーズがあり、各シリーズに春夏秋冬を表現する4本の万年筆が展開されています。

    ご紹介した『月夜の水面』は同名のボトルインクも展開されており、万年筆とセットで揃えて使いたいですね。淡い色合いのものが多く、特に女性におすすめ。コレクション欲も刺激される万年筆です。
  • ワンチャー
    クリスタル万年筆


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    万年筆の醍醐味のひとつは、インクを自分の好みで自由に入れ替えられるというところ。インク色を楽しみたい方にぴったりなのがこのクリスタル万年筆です。

    これまでにご紹介した万年筆はコンバーターという器具を装着することで、ボトルインクのインクを吸入して使うものなのですが、このクリスタル万年筆はコンバーターを使いません。変わりにアイドロッパーと呼ばれるスポイトのような器具を使い、インクを直接本体に入れて使う仕組み。

    ボディに透明度の高い素材が使われているため、入れたインクの色がそのままボディの色になるのです。色彩雫などの透明度の高いインクを入れて使うと本当にキレイですよ!
  • プラチナ萬年筆
    万年筆 #3776 センチュリー
    9,889円


    こっこ

    #3776センチュリーはペン先が14金の万年筆です。金はやわらかい金属。そのやわらかさは筆記感にも表れます。スチールと明らかに違う書き心地。インクフローも良好で、ぬるぬるとした万年筆特有の筆記感を存分に味わうことができる逸品です。

    ペン先のインクの乾きを防ぐ『スリップシール機構』も搭載。キャップを閉めていれば、なんと2年間放置してもインクが乾燥しない仕組みになっています。ペン自体はやや太目、ペン先も大きめで、ドシッとした大人の印象の万年筆です。

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