ドッグインストラクターが選んだ、犬との暮らしにおすすめのアイテム16選

オレンジエックスは犬の排泄処理の悩みを解決してくれる万能の消臭剤です。犬はにおいに敏感な動物です。犬の生活環境に使う消臭剤は注意深く選びましょう。

オレンジエックスはオレンジの成分（Ｄリモネン）が主成分で、界面活性剤を使用していない天然の中性洗剤です。科学的な材料を使った消臭剤を好まない犬も、オレンジエックスの天然のやさしい香りには拒否反応を示しません。

１本の価格が高いように思えますが、10倍～100倍に薄めて使用するため、実は家計にも優しい洗剤です。具体的には以下のように使うことができます。

・屋外での排尿の消臭→庭や散歩中の排尿の後の消臭に使って環境を改善しましょう。
・犬のケイジ・クレート・床などの掃除→犬はとてもきれい好きで、悪臭はストレスになります。
・犬の脚ふき・体ふき・シャンプー→アルコールを使用したふき取り剤のように嫌がりません。

犬のためだけでなく飼い主さんの日常生活の中でも、冷蔵庫・キッチン・トイレ掃除など、なんにでも使える万能の洗剤！しかも安心して使える納得の商品です。

室内で生活する犬には、ひとりで落ち着ける犬用のベッドが必須品です。よく「お薦めのベッドはありますか？」と尋ねられますが、まず一番にこのベッドを紹介します。アメリカのブランドあの「L.L.Bean（エルエルビーン）」の犬用のカウチ型ベッドです。

犬用のベッドで大切なことは犬が乗りあがるときにベッドが動かないということです。たとえば自分がソファに座ろうとしたときにソファが動いたらビックリしますよね。犬はもっとビックリしてベッドに上がろうとしません。このL.L.Beanのドッグカウチなら重量と安定感があるので、犬がベッドに上がるときも動くことがありません。また厚みがあるためバタッと伏せても衝撃がありません。表面の素材はコットン素材なので犬が嫌う静電気がなく快適です。

カウチ型はベッドタイプのものの中でもソファに近い形です。顎を乗せたり背中をつけたりして安定した姿勢でゆっくりとくつろいでいるようです。たくさんのベッドを与えたのに噛みちぎって振り回していた犬がこのL.L.Beanのドッグカウチで休んでいるのを見たときは感動しました。そして、最後にL.L.Beanは気に入らなければ返品可のサービスがあるのも助かります。一度お試しください。

犬の輸送用に使われているバリケンネルは、車移動にはもちろん、室内のクレートトレーニングにも最適のクレートです。バリケンネルの魅力は強度です。実際にプラスチックの割れなどが起こりにくく、ゆがんだり入り口部の金具が曲がったりすることもなく、安心して使用できます。

安心できるクレートは、室内での安心できる犬の居場所につながります。飼い主不在のお留守番や、就寝のときにも、犬が安心して過ごせる場所としてバリケンネルを使ってみてください。犬が不安を感じたときに牙や爪をかけてケガをする危険がなく、犬が中で動いても安定度があり安心できます。クレート型で強度の高いバリケンネルを使ってみるとその良さを体感できます。

室内でのクレートトレーニングの必要性はグッドボーイハートブログでも紹介しています。

デンタルコングは名前のとおり歯磨き代わりようにつくられた玩具ですが、歯磨き効果よりも他の目的を達成してくれます。

コングの中央の穴部分にフードやオヤツをいれて与えると、なめたりかじったりして時間をかけて食べます。ほとんど犬はコングを押え込んで食べるため伏せて遊び食べをします。飼い主さんが留守番のときの暇つぶしとして利用したり、飼い主の食事中や来客中に与えたりして犬が興奮しすぎないような習慣をつくることもできます。

庭のない集合住宅で過ごす犬はストレス過多で、家具をかじるとか体をなめて時間をつぶそうとします。都会暮らしの犬のストレスを解消させる対処法的な道具として使用することもおすすめです。

また、犬が口の中に入れてなめたりかじったりするオモチャは安全性の確保が一番です。デンタルコングは天然のゴム製なのでなめても大丈夫ですし、なにより大変強いゴムなので、めったなことで破壊されてしまうことはありません。

犬のサイズと顎の強度によって大きさとゴムの硬さが選べます（※体重が30キロ以上の超大型犬の中にはコングをバラバラに分解することもありますので、十分に注意して与えてください。）。なめたりかじったりするものは動物の依存性を高める可能性もありますので、他の遊びやコミュニケーションを充実させながら、上手にコングを活用してください。

大分の猟師さんが獲った鹿肉を手作業で加工した無添加の国産ジャーキーです。赤身モモジャーキーは、鹿肉の一番おいしいモモ部分を使っています。低温でほどよい硬さに乾燥させてあるので、とてもよい香りと柔らかさで、犬は喜んでくれて飼い主は安心して与えることができます。

作っている猟師さんとなんどもお話をしましたが、鹿を獲った直後の加工の段階で臭みが残らないように丁寧に処理をするのには、とても技術がいるとのことでした。

本来ならイヌ科動物である日本オオカミが食べていたはずの鹿は増え続け、駆除が進む一方で、駆除された鹿が食料として活用されていないという現状もあります。山仕事のプロの猟師さんの獲った鹿肉ジャーキーを犬が食べることで、環境もよくなるのであれば、こんなに素敵なことはありません。

犬の爪きりはプロに任せてしまう方がほとんどのようですが、老犬や病気になって他の犬の多いお店などに連れていくのは、犬にとってストレスのかかること。普段はお店まかせの爪きりも飼い主さんが自分でできるようになっておくのも大切なことです。爪きりを犬が嫌がる理由の一番は血管を切ってしまう爪きりの失敗なので、これには注意をしてあげてください。

次に苦手な衝撃を回避するこの「SUWADA（スワダ）」の爪きりがあれば、安心して爪きりができます。SUWADAは刃物メーカーの諏訪田製作所のブランド名です。国産のこの爪きりのよさは、爪を切るときに衝撃なくスーッと切れることです。

犬の爪は鉤型をしていて厚みがあります。切れない爪きりで、力づくで爪を切ってしまうことは衝撃も強く危険も伴います。SUWADAの爪きりなら形を整えながら少しずつ爪を切っていくことができます。そのため血管を切る失敗もなく、程よい長さに整えられます。

以前はペット用もありましたが、現在は人用のみ販売されています。もちろん人のフットケアにも最適。切れが悪くなったら刃を研いでくれるサービスもしていますので、末永く使えます。

犬といっしょに外に出るときは、犬のための水を携帯することも大切です。お出かけや散歩の際など、犬が必要だと思うときにすぐに差し出してあげられるといいですね。

散歩中はグッズが多くなるので、早く簡単に水を与えられる器が活躍します。「Water Rover（ウォーター・ローバー）」の携帯水のみサーバーは、ボトルの頭に飲み皿がついているタイプです。

ワンタッチで開けられるキャップを開けるだけで、給水器に水が出てきます。また、地面に置いても安定性があります。使った後は余った水をボトルに戻すことができるので、水を無駄にすることもありません。水をいれる部分は広いので水がいれやすいだけでなく、氷をいれておくこともできます。

ボトルサイズは3つあるので、小型犬から大型犬までサイズに合わせて選べます。本体自体はとても軽いし丈夫ですし、ペットボトルよりも中面の汚れが少ないと感じます。10年以上使っていますが、今でも問題なく使えていますしおすすめです。

来客や宅配便の配達のときに犬が急に走り出してビックリさせてしまうことはありませんか？玄関先や庭先にサインプレートをかけておくのは、犬の飼い主のマナーのひとつです。

犬用のサインプレートといえば、ホームセンターで販売している「猛犬注意」や「犬がいますのでご注意ください」といったプレートが一般的ですが、うちの犬は猛犬じゃないのに、と抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。それに、文字プレートは案外見落としがちです。

吉祥寺のセンスある犬のお店「ウォータードッグガーデン」のサインプレートなら、言葉はいらないし、犬がいることをひと目でアピールできて、そして犬への愛も表現できます。「犬がいます」のサインプレートで犬がいることを知らせることで、犬も安心でき泥棒よけにもなります。