長編アニメーション「
ピーター・ブラウンによる児童書「野生のロボット」シリーズを原作とする本作は、無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズを主人公に据えた物語。彼女が動物たちと接することで心が芽生え、ともに島の危機を乗り越えていくさまが描かれる。ロズに綾瀬、彼女の相談相手となるキツネのチャッカリに柄本が声を当てた。
サンダースはこれまでのキャリアの中でも、本作ほどワクワクしている作品はないという。「原作が本当に素敵で、すごくパワフルなテーマをたくさん持っています。だから、それをしっかりと映画でお届けすることに責任を感じていました」と制作を振り返る。
綾瀬は「ロズがみんなに愛を与えて、最後はその愛をみんなが返してくれるという、すごくいいサイクルができています。ロズがいなくてはならない存在になっていく過程が、すごく丁寧に描かれているところに感動しました」と回想。「一番『すげえな』と思ったのは、この作品の持つ純度の高さ」と述べる柄本が「監督に、そのピュアさを保っている秘訣はあるのか聞いてみたいなって」と切り出すと、サンダースは「もともと純度がすごく高いストーリーでした。気が散ることなく、すぐ核心に入ることができる」「ロズに関しても、例えば年齢や、どこから来たのかという情報が一切ないので、純粋に彼女を見ることができる」と説明した。
そして綾瀬は「“登場動物”たちは本当にどのキャラクターも愛おしくてかわいくて、大好きになる。ロズの大きな愛でみんなを包み込んでいく感じが、観ていて一緒に包まれるような、『ロズみたいになりたいな』って思えるような部分です」と本作をアピールした。
ドリームワークスが制作した「野生の島のロズ」は全国で公開中。鈴木福、いとうまい子、千葉繁、種崎敦美、山本高広、滝知史、田中美央、濱崎司もキャストに名を連ねた。
※種崎敦美、濱崎司の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
映画「野生の島のロズ」クリス・サンダース×綾瀬はるか×柄本佑 インタビュー映像
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今村 秀未@【とにかく停戦を!】「虐殺をやめろ!」 @redpig57
映画『野生の島のロズ』を本日見て参りました。アニメという事で、観客のほとんどは幼児をつれた家族でしたが、内容的には前期高齢者の私も充分に楽しめるというか、これほど涙が大量に流れる作品も珍しいのではないかと、心から感動いたしました。ロズなどのメカニカル部分の描写も秀逸と思いました。 https://t.co/Q2zigf4CUM