本日12月13日、東京・啓文堂書店渋谷店にて
昨年2009年の「R-1ぐらんぷり」決勝戦で全国的に大反響を巻き起こしたバカリズムのピンネタ「1年D組 地理バカ先生」。本書にはこのネタで披露された各都道府県の持ち方のほか、各土地のマニアックな情報がふんだんに収録されている。サイン会に先駆けて行われた記者会見で、バカリズムは「僕は中学のときに地理が苦手だったけど、このネタを作っているときに覚えることができた。当時より知識はあると思う」と、この本が地理の参考書として役に立つことをアピールした。
「(出身の)福岡はちょうどいい具合に『持つところ』があったので、パッと見て『あぁこの持ち方だな』とわりと早い段階で思いついた」と、ネタ制作の裏話に言及したバカリズム。「全体の半分以上が新たに描き下ろした県で、テレビでも披露してない。僕が好きなのは熊本県と鹿児島県。九州は面白いの揃ってます」と本書の見どころを語った。
「独特の発想力のコツは?」という記者からの質問に、バカリズムは「バランスのいい食生活ですかね」と健康的な回答。続けて「あまり自分で考えを縛らない。ネタとしてできるできないは別にして自由に考えるようにしている。ネタ作ろうというよりも、先に思いついたものをとりあえず吐き出して、それからネタになりそうなものを探す」と独自の着想法を明かした。
また「世界各国を持ったことはない」と言うバカリズムは、その理由を「何度か持とうとしたことはあるが、国境とかが一直線だったりして、そのあたりが面白くなるかどうかわからない」と説明。会見の最後に「ためになるので子供たちにぜひ見て欲しい。親御さんはお子さんのクリスマスプレゼントに」とファンに呼びかけた。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
バカリズムが「都道府県の持ちかた」の持ちかた披露 http://natalie.mu/owarai/news/42001