総務省が24日発表した2024年平均の全国消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が107・9となり、前年比2・5%上昇した。上昇は3年連続で、上げ幅は23年の3・1%からやや鈍化した。ただ原材料費の高騰や円安を背景に、食料品中心に幅広く物価高が続いている。生鮮食品を除く522品目のうち、8割超の440品目が値上がりした。総務省の試算では、政府の電気・ガス代への補助金がなけれ