企業にかかわる事件や事故・不祥事の発生時に、「謝罪・調査・原因究明・改善策・処分」の速やかな公表が危機管理広報の大原則と言われる。広報責任者は、その頭文字をとって、「謝・調・原・改・処(社長、限界でしょ!)」を頭に叩き込んで有事に対応する。▼初動対応を誤ると経営の存続すら危うくなる。過去には、船場吉兆の食品偽装やビッグモーターの保険金不正請求など、トップによる釈明会見が「責任逃れ」として捉えられ、