丸山達也島根県知事は18日の定例会見で、医療費の患者負担に月ごとの限度を設けた「高額療養費制度」を見直し、自己負担の引き上げを提案した政府について「国家的殺人未遂だ」と述べた。制度の見直しについては、患者団体が「治療と仕事を両立する現役世代の患者の生活が破綻(はたん)する可能性がある」などと反発。国は長期間の治療が必要な人の負担増を見送った。丸山知事は制度の見直しを、生存権を保障した憲法25条に