帝国データバンクによりますと、去年、従業員の退職を原因とする企業の倒産は87件で、集計可能な2013年以降で最多となりました。人手不足が深刻で、従業員を自社につなぎとめることができず経営破綻するケースが急増しています。また、従業員から賃上げを求める声が強まっていますが、満足に賃上げされないことを理由に、従業員が辞めることで経営が行き詰まる“賃上げ難倒産”が、今年は増加する可能性が高まっています。(