【実録】コロナで3倍。なぜ、日本の「お菓子箱」がバズるのか
- ①楽天という「厳しい会社」
- ②京都の「老舗」を巻き込む
- ③まず「白人女性」が食いついた
- ④なぜ、月額5000円なのか
- ⑤「もう終わりだ」と思った瞬間
- ⑥一番効いたマーケティング
- ⑦エンジニアは「ゼロ」
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日本の魅力は、必ずしも日本人が一番知っているとは限らない。
別の連載(https://newspicks.com/user/9835)でも、繰り返し強調されていることですが、特に国外における日本カルチャーの展開は、海外のファンが担うのが一番強いと痛感させられました。
ダニーさんは、日本でのキャリアも積んでいて、日本の地方のことまでを知っているからこそ、この「お菓子箱」に米国市場でチャンスがあることが見えていた。
コロナにおける絶体絶命の危機をいかに乗り越えたかを含め、その実録をぜひご覧いただければ幸いです。
ちなみに、個人的には、最後の方に聞いた「エンジニア・ゼロ」のところに、すごく今の時代性を感じさせられました。
記事を読んで、マレーシアにいたときに日本人会バザーで日本のお菓子の空箱や紙袋に値段をつけて売られていて、マレーシア人がこぞって購入していたことを思い出しました。確かに日本のお菓子の箱や缶はデザインや耐久性がよくできていますが、お金を出してまでも欲しいというのは当時、驚きました。数時間ほどで売り切れになっていたと思います。日本からのお土産を職場に持っていくと、お菓子が無くなった後に、見た目がきれいな箱だとナショナルスタッフから「箱をもらってよいか」と聞かれることもありました。
滞在は2000-2006年ですから、15年以上前の話です。当時、マレーシアの一人あたりGDPは4千ドルから6千ドルへと一挙に1.5倍ほどに成長する過程でしたので、生活に必要なものプラスアルファを求めていたということも頷けます。
記事で取り上げられたBokksuは箱の楽しさから始まり体験まで提供するというビジネスアイディアだけでなく、物流会社だと自認してやっている点が成長の秘訣と感じられました。
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