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2030年めど1.5倍1500機に…SMFL、航空機事業を拡大

2030年めど1.5倍1500機に…SMFL、航空機事業を拡大

SMFLは保有、管理する航空機を増やす

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は航空機事業を拡大する。2030年にも発注済みを含めた保有、管理機体を足元の1・5倍となる1500機規模まで増やす方針だ。航空旅客数の増加を背景に拡大する航空機のリース、管理の需要を取り込む。事業規模を拡大し、航空機メーカーや航空会社との交渉力向上にもつなげる。

SMFLは傘下のSMBCアビエーションキャピタル(AC、アイルランド)を通じ、航空機事業を展開する。24年3月期における同事業のセグメント利益、資産残高はともに会社全体の約4割を占める。

SMBCACは発注済みを含め、約1000機を保有、管理しており、航空機リース業界で2位に付ける。23年には欧エアバスに60機を発注。引き続き需要を見極めながら機材を確保する。

SMFLは航空機メーカーや航空会社が航空機リース業界で上位の企業との取引を重視しているとみる。今後、事業規模を拡大することで、業界での存在感を高める考え。航空機メーカー、航空会社との交渉力の強化にもつなげる。

今後は資産を膨らませずに事業規模を拡大できる管理機材の割合を高める方針。航空機の投資家らとも連携し、管理機材を増やす。

航空旅客需要の拡大を受け、国内大手リース傘下の航空機リース会社は積極的な機材調達に動いている。

東京センチュリー子会社の米アビエーションキャピタルグループ(ACG)は24年、米ボーイングに旅客機を35機発注した。

三菱HCキャピタル子会社のジャクソン・スクエア・エビエーション(JSA)は、航空会社が保有する航空機を買い取って貸し出すセール・アンド・リースバックで機材調達を進めている。

日刊工業新聞 2025年1月9日

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