舗装工事の計測7割時短できる…三菱電エンジ、建設機械に搭載装置の機能
三菱電機エンジニアリング(東京都千代田区、斎藤譲社長)は、建設機械に搭載するだけで、施工しながら道路の舗装工事の出来形(施工が完了した部分)計測を実現する管理装置を開発、15日に発売する。従来は手作業により複数で実施していた作業を自動化することで、作業時間で70%、作業人員で65%それぞれ削減できるという。道路舗装工事の現場における生産性向上に貢献する。
開発した装置は建設機械に搭載する専用のレーザースキャナーとこれを制御する制御装置、地上で使用するヒートマップ表示用の舗装出来形制御装置の3種類で構成する。
施工段階における設計データとの差分について自動算出するといった出来形管理計測を行う。1回の計測で幅5メートル、長さ最大80メートルの範囲をカバーできる。さらに計測データはリアルタイムで3次元(3D)表示されるため、設計データとの比較がヒートマップで視覚的に確認できる。このため、計測終了から数十分で解析結果が得られ、迅速な出来形の合否確認を可能にした。
直接販売と建機レンタル会社を通じたレンタル利用での体制を構築し、多くの道路工事現場での活用を目指す。
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日刊工業新聞 2025年01月13日