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「AIエージェントの時代始まる」…関連事業で売上高3000億円へ、NTTデータGの差別化戦略

「AIエージェントの時代始まる」…関連事業で売上高3000億円へ、NTTデータGの差別化戦略

25年からAIエージェントの時代が始まる…と話す佐々木社長

NTTデータグループは28日、生成人工知能(AI)が人の業務を自律的に支援・代行するAIエージェント関連事業で2027年度にグローバル全体で年間3000億円の売り上げを目指す方針を明らかにした。同日、都内で会見を開いた佐々木裕社長は「25年からAIエージェントの時代が始まる。社内の部署をAIが代替し、組織の生産性を大きく変えるだろう」と述べた。

同社は仕事の生産性を抜本的に向上させる生成AI活用のコンセプト「スマートエージェント」を掲げている。第1弾として営業領域の各種業務向けのAIエージェント「リトロンセールス」を提供中。佐々木社長は「AIエージェントを活用する際の全体設計ができるプレーヤーになりたい。低コストで最大のパフォーマンスを提供する」と競合との差別化戦略を話した。


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日刊工業新聞 2025年1月29日

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