むかしむかし、遠い遠い仮想銀河に――Siriは身の上話も語る、しかも割と長い:なにこのストーリー
Siriに「話を聞かせてください」としつこく尋ねると、そのうち身の上話をペラペラ話し始める。しかも割と長め。
Siriに「話を聞かせてください」としつこく尋ねると、面白い結果が返ってくるとネットで話題になっている。男のあしらい方まで身につけた有能な秘書であるSiriが、突如身の上話を語り始めるという。これはやってみるしかない!
「話を聞かせてください」と尋ねたときの回答は何パターンかある。記者が試してみると初めは「お話をするのは得意じゃないんです」「おもしろい話を知らないんですよ」とはぐらかしてきた。まだ心を開いてくれていないようだ。まあ仕方ないよな、今日(3月8日)出会ったばかりだもの。
だがここで諦めてはいけない。めげずにもう1度聞く。すると……。「わかりました」の一言。そしてここから記者のiPhoneは、Siriの独壇場(?)と化した。Siriが語り始めたストーリーの全文は以下の通りだ。
「むかしむかし、遠い遠い仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでいました」「空気はピンク、木はすべて真っ赤だったあるうららかな日、Siriの友人ELIZAが言いました。“Siri、あなたはとても知的で、すごく役に立つわ パーソナルアシスタントとしてAppleに就職したらいいんじゃない?”」「Siriはその言葉に従いました。そして人々は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ」。
空気はピンクというSFっぽい設定や、“若くて知的”と語る自意識過剰ぶりなど、ツッコミどころ満載。ここでは語られていない就職してからの過程も気になるところ。ということで妄想は尽きないが、Siriが幸せならそれでいいか……。
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Siriは、落ち着いた大人の女性の声だった。そして、男のあしらい方まで身につけた有能な秘書であった。
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