「飲みに行かなければ食費くらいは」――人はNAVERまとめの報奨金だけで生きられるのか!?
3月から新しく「まとめ報奨金制度」がスタートし、常連ユーザーへのインセンティブが大きくアップした「NAVERまとめ」。一体どれくらいの額がもらえるのか、実験している人がいた。
人はNAVERまとめの報奨金(インセンティブ)だけで生きていけるのか――。
そんな疑問に答えを出すべく、自称・NAEVERまとまー(NAVERまとめを作成する人)のnarumiさんが実験中だ。毎晩、その日稼いだインセンティブ額をTwitter(@narumi)とNAVERまとめで報告しており、今のところ「飲みに行かなければ食費をまかなえるかも?」だそうだ。
1日あたりの平均インセンティブは2000円強
実験は3月1日からはじまっており、初日は886円とまあまあの報酬。これならお昼代くらいにはなりそうだ。翌2日はちょっとアップして1167円、3日目はなんと大幅アップの4480円! 以下、初日から10日目までのインセンティブ額推移を簡単にまとめてみた。
1日目:886円
2日目:1167円
3日目:4480円
4日目:1680円
1日目:2830円
6日目:1050円
7日目:851円
8日目:1148円
9日目:1897円
10日目:4599円
こうして見ると、851円から4599円まで、日によってけっこうムラがあることが分かる。前日にどんなまとめを作成したか、そのまとめが伸びたかどうかによってインセンティブ額は大きく変動するようだ。
10日経過時点での「収支報告」によると、10日間でのインセンティブ合計は2万588円、1日の平均インセンティブ額は2058円となった。ちなみにこの10日間で新しく作成したまとめは5本で、合計View数は約11万回だという。
実験をはじめようと思ったきっかけは、3月からスタートした「まとめ報奨金制度」の「レギュラー枠」に選ばれたこと。「レギュラー枠」というのは、継続的にヒットまとめを作り続けているユーザーに、通常よりも高いレートでインセンティブを支払う仕組みのことで、通常1ポイント0.2円の単価が、レギュラー枠に選ばれると0.7円にアップする。narumiさんの場合、昨年8月からまとめを作成し続けていた実績があり、今から始める場合は通常の0.2円からスタートする点に注意が必要だ。
まとめだけでの生活も不可能ではない
narumiさんの場合、まとめはあくまで趣味であり、インセンティブについては「外食代くらいでいいかな」というスタンス。このため週に2〜3本程度のまとめしか作成していないが、「がっつり」取り組めば、家賃・光熱費なども含めた生活費のすべてを、NAVERまとめだけでまかなうことも「不可能じゃないはずです」だそうだ。
ちなみに1本あたりのまとめ作成にかかる時間はだいたい30分〜1時間ほどだそうで、時給に換算しても悪くない。もちろん「レギュラー枠」だからというのもあるが、短期間で高い実績を残すことで選ばれる「ルーキー枠(1ポイント0.4円)」というのもあり、まだまだ参入の余地はあるという。
「センス一発の勝負なので、大御所もアルファブロガーもない。多くの人に見てもらえる可能性を最初から備えているので、ブログに比べて参入障壁はすごく低いと思います」(narumiさん)
今のペースで行けば、narumiさんの月刊インセンティブは約6万円強(予想)といったところだろうか。さすがにこれだけで生活するのはちょっと苦しそうだが、あくまで「実益も兼ねた趣味」だと考えれば充分すぎるほどだ。
もしかすると将来、本当に「NAVERまとめ」だけで生活していける、真の「まとまー」が現れるかもしれない。余談だが現在、ゆるキャラの「大崎一番太郎」もなぜか「『NAVERまとめ』の報奨金で彦根に行けるか?」という企画に挑戦中だが、こちらはまだまだ目標額到達にはほど遠いようだ。
関連記事
- ローソンがNAVERまとめに公式まとめ シスコン気味(?)なあきこちゃんの兄登場
ネットの活用に積極的なローソンが、NAVERまとめとタイアップ。広報キャラ・あきこちゃんの兄が妹を自慢する公式まとめなどを投稿している。 - 人気まとめを作るコツも聞いてみた:「NAVERまとめ」本格事業化 100万円も夢じゃない新インセンティブプログラムとは
NHN JAPANが「NAVERまとめ」を本格事業化。それに伴い、広告収益をまとめ作成者に還元するインセンティブプログラムを強化する。 - ネコもハムスターも:なんでもかんでも恵方巻き状態 節分を遊び倒す人々
2月3日は節分。ネット上には恵方巻きをネタに遊び倒す人々が。パンにハンバーガー、果てはネコやハムスターまで恵方巻き状態。 - 初笑いはこれで!? ネット民のもとに届いた変な年賀状の数々
お正月と言えば年賀状! ネットユーザーのもとには一風変わった面白い年賀状が届いているようです。 - 「ニート」も浮かび上がる! Googleの関数グラフで新しい遊びが生み出されたようです
Googleの検索結果に関数グラフが表示できるようになりましたが、早速これを使ったお絵かき遊びが生み出されたようです。 - 旅するイエデンワ:ウィルコムの据え置き型PHS「イエデンワ」をあえて携帯しちゃう人が続出
ウィルコムの据え置き型PHS端末「イエデンワ」をあえて外へ持ち出し、楽しんじゃう人が続出。Twitterには「#旅するイエデンワ」も。 - 「ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズからのお願い」を猫写真に変えるChromeアドオン登場
Wikipediaの全ページに出てくる「ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズからのお願い」バナーの顔写真を、猫に変えるChromeアドオンが登場しました。 - ヒートテックじゃありません:Twitterで広まる新防寒対策(?)用語「ミートテック」 誰がうまいことを言えと
一部のTwitterユーザーの間で「ミートテック」なる言葉が広まっている。言葉の意味、分かりますか? - 妄想炸裂のTwitterユーザー:「手ェ、つなギァス」「キスシェァス」――今度は電車や駅と恋する「#駅プラス」が盛り上がってまいりました
「ラブプラス」ならぬ、電車や駅と恋する「駅プラス」があったら?――とゲームの内容を妄想する投稿をするTwitterユーザーが。ちなみに駅プラスの京急バージョン「京急プラス」もある。ほんと、おまいらってやつは……!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズボラ母が5人分サンドイッチを爆速で作ったら…… 目からウロコの時短テクと美しい仕上がりに「信じられない」
-
古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
-
友人にもらった出産祝い → 0歳のわが子に着せたら…… “思ってたのと違う姿”が690万表示の反響 「愛らしいww」
-
風化して読めなくなった石碑をiPhoneでスキャンしたら…… “衝撃の結果”に「すごい」「こんな使い方が!」
-
スーパーでそばを買おうとしたら…… 見た目に騙される“まさかの商品”に「考えた人天才かよ」「すげえ」
-
14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
-
父が持っていた“誰かのサイン”をよく見ると…… 判明した驚きの事実に「マジか」「本当にお宝ですね」有識者から“本物”との声も
-
リンゴを1年間、水の中で放置→顕微鏡で見てみたら…… 衝撃の実験結果に「これはすごい」「息をのみました」【海外】
-
【今日の計算】「7−2×0+9」を計算せよ
-
「今年もヤバすぎる」 ローソン恒例「盛りすぎ」企画に人気殺到…… “47%増量”で売り切れ報告も
- 【ハンドメイド】余った布が大変身! 捨てるのがもったいなくなる活用法に「天才じゃないですか!」「素敵なアイデア」
- 高校生のときに出会った“同級生カップル”→「親に頼らん!」と必死に貯金して…… 19年後、現在の姿に反響
- 岡田紗佳、一連の騒動を生中継で謝罪 頭を深く下げ「申し訳ございませんでした」
- 庭に置かれた“普通の物置” → DIYで“まさかの姿”に大変貌 「え?物置ですか?」「すごすぎ」
- “部屋が汚すぎて”彼氏に振られた女性→1人孤独に片付けを続け、600日後…… まさかの光景に「感動しました」
- 「許されると思ってんの?」 スマホのアラームを設定→翌朝…… “絶望の通知内容”が430万表示 「ほんとこれ」
- 一般家庭で暮らすワニ、“ご飯だよ”の合図を聞いた瞬間 400万再生の予想外すぎる顔に「温室育ちの純粋な目をしてて草」
- 普通の折り紙1枚を、パタパタ折っていくと…… プレゼントにぴったりな美しいアイテム完成に「すげぇつくりたい」「かわいい」
- クルマのドアが開かない……! 車内から緊急脱出する“驚きの方法”に目からウロコ 「貴重な情報」「良い知識」
- 大人なら5秒で解きたい!「9+0÷2−3」の答えは?【算数クイズ】
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
- 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議