「『Start over!』という楽曲に救われた」　櫻坂46、楽曲への感謝を込めた紅白リハ直後取材で見えた覚悟と決意：第74回NHK紅白歌合戦（1/3 ページ）

小林由依さんは今回がラスト紅白。

» 2023年12月29日 19時40分公開

[Kikka，ねとらぼ]

　「第74回NHK紅白歌合戦」のリハ―サル（音合わせ）が12月29日、NHKホール（東京都渋谷区）で行われ、「櫻坂46」が登場しました。

3回目の出場となる「櫻坂46」（C）NHK

　3回目の出場となる櫻坂46が今回披露するのは、作曲家ユニット・ナスカと秋元康さんの鉄板コラボで生まれた「Start over!」。

　リハーサルは非公開でしたが、会見には「承認欲求」衣装をまとった藤吉夏鈴さん、山崎天さん（※）、森田ひかるさん、田村保乃さん、守屋麗奈さん、松田里奈さん、小林由依さんが出席し、晴れやかな表情を見せました（※山崎天さんの崎はたつさき）。

　「Start over!」でセンターを務める藤吉さんは「『Start over!』という楽曲は今年の櫻坂に大きな影響を与えてくれた楽曲だと思っていて、この曲があったからまた大きく一歩を踏み出せたのかなと思っています。グループにとってもチーム櫻坂46にとっても、『Start over!』という楽曲に救われたというか。前に進めるきっかけになったので、楽曲に感謝しながらパフォーマンスできたらなと思います」と紅白披露への思いを語りました。

櫻坂46『Start over!』

　また2024年1月31日、2月1日開催の「小林由依卒業コンサート」をもって、櫻坂46からの卒業を発表している小林さんは今回がラスト紅白。

　「改名前の欅坂46のときから何回か出させていただいていて、年末の緊張感とかお祭り感とかが好きで楽しかったのですが、今回が最後の出演になります。メンバーのみんなとお世話になったスタッフの皆さんと楽しんで終われたらいいなと思います」と話すと、後列の山崎さんが大きくうなずいたのが印象的でした。

櫻ポーズを決める「櫻坂46」（C）NHK

　2代目キャプテンの松田さんは、「2023年はうさぎ年というのもあって、飛躍できる年になったらいいねと話していました。今年は海外でのライブなど初めて挑戦することもあったので、新しい景色をみられる濃い一年を過ごすことができました」と振り返り、選んだ今年の漢字一文字は「飛」。

　「飛躍の飛。そういう年になれたんじゃないかなと思います。来年が勝負というか、個人的にはちょっとプレッシャーも感じていますが、2024年もファンの皆さんに楽しんでるようにまだ見たことのない景色を見に行けたらと思います。ファンの方からお力もたくさんいただいているので、恩返ししたいと思っています」と語り、森田さん、田村さん、守屋さん、藤吉さん、小林さん、山崎さんは各々ほほ笑みあいながらうなずいていました。

　そんな松田さんの来年の個人目標は「ドームのステージに立つこと」と「海外公演」。

　「櫻坂46のメンバーはそれぞれにやりたいと思っている目標を持っていると思うんですが、それを叶えられるような、もし叶えられなかったとしても一歩でも近づけられるようなそんな年にしたいです」とさらなる飛躍を誓いました。