少人数スパルタ方式のプログラミングスクール『256times』が始まりました
3分動画でマスターするプログラミング学習サービス『ドットインストール』の @taguchi です。
弊社で展開するプログラミングスクール「256times」が始まったのでnoteを始めてみることにしました(スクール開設の狙いは以下からどうぞ)。
→ 少人数スパルタ方式のプログラミングスクール『256times』を始めます
このスクールで何をするのか、初心者はどこでつまづくのか、初学者にとって効率的な学び方はなんなのか?などのリアルを伝えていけたら、と思います。
3ヶ月で何をするのか?
上記のリンクでも書きましたが、256timesの目的は「就職・転職」ではありません。そうではなくて、オリジナルアプリを作るスキルを身につけながら「テクノロジーコミュニティで友達を作れるようになる!」を目的としています。
また、具体的なレッスン内容としては、(ブラウザ環境で動く)JavaScriptをマスターしてもらいます。
個人的な考えですが、初学者にRuby on Railsはオーバースペックだと思うのですよね...。フレームワークは「わかっている人が楽をする」にはいいのですが、意図的にブラックボックス的な構成になっているので、プログラミングに慣れていない人が扱うとあまりにも応用が効かない、という問題があると思っています。
それよりも自分のアイデアをさっと形にして人に見せることができるスキルとしてはJavaScriptが最適かな、と(以下のようなUIがささっと作れる程度を目指します)。
ただ、そのためにはHTML/CSSの知識も必要なので、今回身につけてもらうスキルレベルは以下の2点です。
・どんなサイトをみてもHTML/CSSでなんとなく模写できる
・JavaScriptで上図のようなシンプルアプリをゼロから作れる
またスクールの主目的は「コミュニティで友達を作れるようになる!」でもあるので、他の人とのコミュニケーションも学んでいただけるよう課題を設定しています。
どんな課題をするのか?
今回のスクールは3ヶ月間ですが、主な課題は以下の2点です。
・「5年後の自分を紹介するプロフィールサイトを作って、チーム全員のコードレビューを受けること」(最初の2週間)
・「自分のオリジナルアプリをJavaScriptで作り、その作り方を他の全員に教えて彼ら/彼女らが作れるようにすること」(残りの期間)
最初の課題を通じて、メンバー同士がそれぞれのやりたいことを共有しつつ、お互いのスキルレベルを把握していきます。
また次の課題を通じて自分の作りたいものを実装しつつ、他の人にも教えたり、教わったりしながら、自分の興味の範囲以外からも学びを得られるようになっています。
(うまくいけば)三ヶ月後には自分が作りたかったアプリに加え、他の人のアプリも実装できる状態、を目指します。
よく言われることですが、学びの最上級は「教えあうこと」にありますよね。第0期生のメンバーには今回のスクールを通じて「教え上手」「教わり上手」になってほしいと思います(それがテクノロジーコミュニティで友達を作る秘訣でもある、と個人的に考えています)。
スクールはまだ始まったばかりでいろいろ試行錯誤しているのですが、また途中経過報告できれば、と考えています。お楽しみに・・・!